おーい朝だぞぅ
春眠暁を覚えず。
最近この言葉の意味を痛感している。
私は基本的には朝は四時に起きて活動を開始するのが毎日のルーティンなのだがどうにもそのリズムが狂いがちになっていた。
目覚ましのアラームをほぼ無意識で止めた瞬間に再び布団に潜りこんでしまい二度寝を華麗に決めてしまう。
平日は妻が六時半に起きるのでその時間に起こしてもらえるので寝過ごした!とは思うもののまだ余裕があるので幸い致命傷にはならないで済んでいる。
土日で何の予定もない日はリミッターが外れるのかいつまでも寝てしまう。
妻も起こしには来ないので本当に寝倒して一日の大半が終わってしまう事があった。
冬の間は寒さにも負けず毎朝判で押したように四時起きが出来ていたのに寒くもなく暑くもない今の気候が眠気を呼ぶようだ。
起きられない原因があるとすればこれまでより夜更かしをするようになったという事だ。
以前は早い時は夜の八時台には床に就いていたのだが、最近は日付をまたぐくらいまで起きていることがある。
その主な理由は妻が仕事を変えてから家事の分担が微妙に変わってそれまで妻任せだった洗濯が私の担当になったのが大きいと思う。
晩御飯を終えてから後片付けをしてお風呂に入るのだが二人が入り終えると時計の針は十時を超えていることも多い。
洗濯自体は乾燥機付きのドラム型なのでスイッチをポンと押すだけだがその前に洗ってある洗濯物を取り込む作業がある。
二人分の洗濯ものとはいえ妻の仕事が私服勤務なので割と量がある。
これを畳んで所定の場所に仕舞ったりするのが結構手間である。
毎日ではないが何枚か替えのある自分のシャツにはアイロンもかけないといけないし、それだけの洗濯に関する家事をこれまで妻に丸投げしていた。
その家事を全権移譲されたので粛々と任務を遂行しているのだが、最初のうちは要領が悪くてかなり時間がかかっていた。
それが夜更かしの主な原因になっていた。
とはいえ一か月くらい毎日続けているうちに少しづつコツみたいなものを掴んできた。
考えてみれば一人暮らしをしていた時は全ての家事を自分一人でしていたわけで洗濯物を干すという作業もあった。
それがない分今の方が確実に楽なはずである。
何より最近妻は更年期障害で体調があまり良くない日が多いのでそういう時は家事は出来る方がやればいいじゃないかとも思う。
ここ最近でどうにかその日のうちに布団に入れるようになってきた。
なので昨日と今日はどうにか四時起きで朝からニュースを見たり皆さんのnoteを読まさせて頂いたりと元のリズムが戻ってくる兆しがありつつある。
やっぱり早起きが出来ると気分が良いものです。
それはそれとして昨日の私の晩御飯の話。
昨日は新ジャガイモが特売だったので一袋買った。
他にもあれこれ買い足して帰宅。
手洗いとうがいをして晩御飯の支度。
ジャガイモは大ぶりなメークインが五個入っていたので全部茹でてアツアツのうちに皮を剥いた。
ぬか漬けの人参をみじん切りにする。
ラッキョウもみじん切り。
ボウルにアツアツのジャガイモを入れてそこに刻んだ人参とラッキョウを入れる。
味付けは塩コショウとマヨネーズとレモン汁と昆布だし少々。
ジャガイモをグニグニと潰して全体を馴染ませる。
これで発酵食品入りの特製ポテトサラダの完成。
次に豚のタンを切って塩コショウで炒める。
もう一品は鶏のささ身を茹でて冷水で冷ましてから身をほぐす。
味付けは卵黄と麺つゆを混ぜた卵ダレを回しかけて出来上がり。
あともう一品は実家からの頂き物の筑前煮を出した。
うん、出来たなと思って妻を呼ぶ。
いただきますをして食べ始める。
昨日は休肝日。
まずはポテサラから、人参がコリコリでラッキョウのショリショリした食感の楽しい面白いサラダになっていた。
何といってもメークインを五個使ったのでボウル一杯になるくらい量があったがポテトサラダに目がない妻はものすごい勢いで食べていた。
美味しいんならいいかと思いつつ豚のタンをパクリ。
シャキシャキした歯応えで旨味が濃い、牛タンに比べてかなり安価でこれはこれでアリという味わいである。
次にささ身の卵ダレがけを食べる。
淡白なささ身に卵のコクのあるタレがねっとりと絡んで食べ応え抜群だった。
うん、何となく思い付きで作ったけどうまくいったかもと思いつつ筑前煮もしっかりと頂く。
母の味付けは舌に馴染んでいるのでしみじみといいお味だった。
私はダイエット中なので食べすぎないように一口食べるごとに箸をおいてよく噛むようにしている。
そうやって満腹中枢を刺激しつつちょびちょび食べるのが最近のスタイルだ。
ある程度食べてご馳走様をしようと思ったら妻がポテトサラダを完食していた。
私はほんの少し味見程度にしか食べていないので彼女のお腹の中にメークイン五個が吸い込まれたことになる。
さすがに食べすぎたのか食後に苦しい…と言いながら胃薬を飲んでいた。
そこまで食べてもらったら作り甲斐があるなぁと嬉しくなった。
そうそう、さっき庭に出てみたらサクランボの木の花が満開でした。
自宅の庭でちょっとしたお花見が出来るのは贅沢だなぁと思う。
最近はおひとり様花見というのもスタンダードになりつつあるみたいですね。
私が若い頃は花見と言えば場所取りが新入社員の最初の仕事だったものですが今もそうなんでしょうか?
少なくとも私の周りではそういった洗礼は無くなって久しいです。
あれはあれで春の風物詩でしたねぇ。
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