【読了】ライト、ついてますか

本の紹介

問題発見の人間学。
エンジニアならば読んでおいて損は無いと紹介されている書籍。

読んでみた

いちエンジニアとして興味があったので読んでみた。
結果、レビューにもある通り内容がわかりにくいと感じたのと同時に、
要点だけ見ればだいたい理解できるんじゃないかと思い、まとめてみることにした。
以下、書籍の中で太字になっているものを部ごとに書き出してみた内容である。


第1部「何が問題か?」

1 問題

  • 問題は何なのか?

  • 問題を抱えているのは誰か?

  • あなたの問題の本質は何ですか?

2 ピーター・ピジョンホールの陳情書

  • 私は自分の毎回の勤務に要する時間と努力といらだちを最小限にするにはどうしたらよいか?

  • このいまいましい苦情をそっくりうっちゃるにはどうしたらよいか?

  • ピータ・ピジョンホールのモカシン靴をはかされたとしたら、諸君ならどうなさるか?

3 キミの問題は何か

  • 問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違である

  • 幻の問題は本物の問題

  • 問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違である(2回目)

  • アップリフトはリフトアップにどなたもお待たせいたしません

  • ユーモアのセンスのない人のために問題を解こうとするな。

第2部「問題は何なのか?」

4 ビリー・ブライトアイズの最適入札

  • 彼らの解決方法を問題の定義と取り違えるな

  • 彼らの問題をあまりやすやすと説いてやると、彼らは本当の問題を解いてもらったとは決して信じない

5 ビリーが舌を噛んだ

  • 解法を問題の定義と取り違えるな。ことにその解法が自分の解法であるときには注意

6 ビリーふたたび入札者のもとへ

  • 問題の正しい定義が得られたかどうかは決してわからない、問題が解けたあとでも

  • 結論に飛びついてはいけないが、自分の第一印象は無視するな

  • 問題は何か?

  • 正しい問題定義が得られたという確信は決して得られない。だがその確信を得ようとする努力は、決してやめてはいけない

第3部「問題は本当のところ何か?」

7 終わりのない連鎖

  • すべての解答は次の問題の出所

  • 問題によっては、それを認識するところが一番むずかしいということもある

  • キミの問題解決をおじゃんにする原因を三つ考えられないうちは、キミはまだ問題を把握していない

8 不適合を見通す話

  • 結論に飛びつくな、だが第一印象を無視するな(6に似た内容あり)

  • キミの問題定義を外国人や盲人や子供について試してみよう。またキミ自身が外国人や盲人や子供になってみよう

  • 新しい視点は必ず新しい不適合を作り出す

9 うまいレベルに着陸する話

  • 問題文をどう変えたら解答を変えることができるだろうか?

  • 自分は何を解いているのか

  • 問題定義のうんざりするような道筋をさまよっているときは、ときどき立ち止まって、迷子になっていないか確認しよう

10 意味に気をつけよう

  • 問題が言葉の形になったら、それがみんなの頭に入るまで言葉をもて遊んでみよう

第4部「それは誰の問題か?」

11 煙が目にしみる

  • それは誰の問題か?

  • 他人が自分の問題を自分で完全に解けるときに、それを解いてやろうとするな

  • もしそれが彼らの問題なら、それを彼らの問題にしてしまえ

12 構内は車で一杯

  • これは誰の問題か?

  • もしある人物が問題に関係があって、しかもその問題を抱えていないなら、何かをやってそれをその人物の問題にしてしまおう

  • 変化のために自分を責めてみよう、たとえほんの一瞬でも

13 トンネルのかなたのあかり

  • 注意 前方にトンネルがありますライトをつけて下さい

  • これは誰の問題だろうか?

  • もし今が昼間でライトがついているならライトを消せ

    • もし今暗くてライトが消えているならライトをつけよ

    • もし今が昼間でライトが消えているならライトを消したままとせよ

    • もし今暗くてライトがついているならライトをついたままとせよ

  • ライト、ついてますか?

  • もし人々の頭の中のライトがついているなら、ちょっと思い出させてやる方がごちゃごちゃいうより有効なのだ

第5部「それはどこからきたか?」

14 ジャネット・ジャルウォルスキー 変人と衝突

  • この問題はどこからきたのか?

15 ミスター・マチーチン事態を収拾

  • 王の栄誉と見まうばかりのあなたの栄誉に照らして不思議、おつきの連中だめな奴ほどあなたの眼鏡にぴたりと叶う。

  • この不作法さはどこからきたか?

  • 問題の出所はもっともしばしばわれわれ自身の中にある

16 仕事する人いばる人

  • この問題はどこからきたか?

  • 問題解決者の谷では、問題製造者は王か社長か学部長だ

  • 「世界には2種類の人間がいる。仕事をする連中とほかの連中に仕事をさせる連中だ。仕事させ屋から遠ざかっていれば大丈夫。」

  • 「世界には2種類の人間がいる。仕事をする連中と手柄を立てる連中だ。仕事をする方に入っていたまえ。その方がずっと競争が少ない。」

  • 「魅力的な問題です。討議いたしましょう。」

  • 「残念ながら参加できませんでした。歯医者です。セミコロンはどうでしょう。討議いたしましょう。」

17 試験について

  • この問題はどこからきたか?

  • 誰がこの問題をよこしたか?それは私をどうしようというのか?

第6部「われわれはそれを本当に解きたいか?」

18 トム・タイヤレスのおもちゃいじり

  • ほかの連中にされたように、ほかの連中にもしてやれ

  • 与えられた卸売り業者からの注文量に対して、TT社がそれらの注文を三つの工場に、総経費(製造経費と配送経費を含む)が最小になるように割りつけるにはどうしたらよいか?

  • ちょっと見たところと違って人々は、くれといったものを出してやるまでは何がほしかったか知らぬものである

19 政治には忍耐が肝要

  • あとから調べてみれば、本当に問題を解いてほしかった人はそんなにいないものだ

20 ある特務

  • 私はそれを本当に解きたいか?

  • ちゃんとやるひまはないもの、もう一度やるひまはいくらでもあるもの

  • 本当にほしいか考えるひまはないもの、後悔するひまはいくらでもあるもの

  • 魚、水を見ず

  • 「まず汝自らに対して真実なれ。」


まとめてみた結果

これだけ見てもなんのこっちゃとなる事に気づいた。
細かい内容は書籍を読んでみてほしい。
個人的に普段の仕事と照らし合わせた時に響いたものについては太字にしてある。


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