breath

好きなことは、人と出逢い人と対話し、人と学び合うこと。お酒とお花と言葉が好き。

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最近の記事

知識と知恵のはなし

新卒研修が終わり、現場へ配属される社員たち。ここから始まるのは、座学を実践へ変えていく毎日。 知識と知恵の違い 言い換えると、得た知識を知恵に変えていく作業だと思う。 ここの理解がないと、研修で教わったのと違う、先輩によって言うことが違う、が起こる。 社会に出て、現場に出て、知識を知識のまま、情報を収集したまま編集せずに使っている人の方が少ない気がする。 知識を使う能力を知恵と呼ぶならば、みんな知恵を発揮しだす。先輩たちは知恵を話すから、座学からはアップデートされてい

    • 楽しいことと愉しむこと

      これまで楽しんできた事に制限がかかる生活。 制限の中を掻い潜るような小さな楽しいことを探す。 すこし自分に言い訳しながら、コソコソ楽しむ。 行動範囲もやる事も、少しずつ少しずつ小さくまとまった。 最近、なんとなく悶々としていた日々の原因。きっとコレ。 そして、ふと。今朝寝起きに思ったこと。 楽しいこと探すより、愉しむ心を育てよう。たのしいかどうかは、物事の規模や刺激じゃなく、感受性の程度だ。 今日からもっと、愉しもう。

      • ありがとうの文化

        長年、チームで仕事をしている。長くも短くも、出会いも別れもあって、新陳代謝のように人は少しずつ入れ替わる。 たまに出戻るメンバーもいるし、メンバーと再開して話すこともある。 そんな時、よく言ってもらうこと。 「このチームは、ありがとうが多いんですよ。」 外に出てはじめて気付いた、と。 外に出てないから、気付かなかったこと。 なにかしてもらったら、ありがとう。 注意指摘をしてもらっても、教えてくれてありがとう。 心ない「すみません」の多様はなくて、それすみません

        • その眼はふし穴か。

          昨年、勤続20年を迎えた。 社長との出会いは、私が21歳。 20歳前に親元を離れて暮らし始めた私にとっては、両親と同じ長さ育ててくれた人。 成人まで育ててくれた両親と、社会人としての成人まで育ててくれた社長。 「どうしてそんなに居られるの?」 よく聞かれる。 前半10年ほどは、自身の成長を楽しんでいた。はじめから大きな目標や野望があったわけじゃなく、はじめてから雪だるま式にどんどん、どんどん楽しくなった。 できないことができるようになる、昨日より数秒早くなる、見

        知識と知恵のはなし

          「せい」と「責任」の大差

          少し前の役員との三者面談。 長年、責任ある仕事を任せてもらっているのに、まだまだ至らぬ実績に対して 「あなたの責任だけど、あなただけのせいではないんだよ」 というような事を言ってもらった。 「責任」と「せい」は こんなにも違うのか、と思った。 「責任」はいただいた権利で、同時に手柄とも抱き合わせ。 「せい」はうまくいかないアクションの代償のようで。 あなたに任せているから、うまくいった手柄も責任もあなたのもの。 でもうまくいかなかったとき、その代償は一緒に払うよ、背

          「せい」と「責任」の大差

          矢印の先の特等席

          いつもチームで仕事をしてきている。 お店というチームづくりを長くしてきて、 今は複数のお店を統括する仕事をさせてもらっている。 常に、チームで最高のパフォーマンスをどう更新し続けるか。 個人ですごい人は居るし、ひとりでやらせた方がスムーズな人も居る。 でも私たちは、仮に一人で120点を叩き出せる人よりも、70点の集まりでも×5人ならお店として350点の力が出せる。 何なら人と人との化学反応で70点Aと70点Bの組み合わせだと、140点じゃなく150点出せるね!ってこともよ

          矢印の先の特等席

          takeの女

          先日、久しぶりの再会をした。「4、5年ぶりだっけ?」と会ったら、9年ぶりだったみたい。共通の友人を介して知り合った男性で、同業で、歳も近く、お酒好きも酒豪レベルで共鳴。 なのに不思議と、何度か一緒に飲んでそれっきりだった。 ある日、あまりにも突然に、メッセージが届いた。「いつも(私の)SNSを見ていて、スタッフ育成について相談にのってほしい」と。 久しぶりの驚きを越えて、嬉しかった。結構、ガッツポーズしちゃうくらい嬉しかった。 【人の事】で、日頃の自分の文章を読んで、

          takeの女