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『少しだけ雲の上の人』の存在

個人事業主は、自分で意思決定ができて気楽だ。
収入は保障されていないし、難しすぎることはひとりではできないけれど、組織にとらわれずマイペースに仕事を進められる人にとっては働きやすい形態である。

しかし、ひとりのデメリットだってもちろんある。
それは、自分を評価する人がいないために時には暴走してしまうかもしれないことだ。暴走といっても常識の範囲内の話である。お客様の存在があるため、お客様の評価を常に受けている状態と言っても良い。
自分はいい意味で暴走しながら、ときどき自身の方向性を確認するために、
✓ 後輩(独立したて・キャリアに迷っている人等)
✓ 先輩(経営者・同業者で先に独立していた成功者と思われる人等)
と定期的に会って仕事の話をすることが多い。
独立してからというもの、自分の持ちネタは仕事が全てになってしまった。
先日同業の知り合いが新たにでき、こちらが余りに仕事の話ばかりするためか「そんな色気のない話は置いといて」と話を逸らされてしまった。経営者か少なくとも自身で事業をしている人との会話が普段から多いため、自然と経営談義の話に花が咲くことが多いからだろう。
それは余談だが、まだキャリアの浅い後輩と話すと、褒めてもらったり、経験談を面白く聞いてくれたりするため、自信を失いがちなときには大変効用が高い。
ただそればかりに頼っていると危険だ。少し調子に乗りそうなときは、かなり活躍している先輩方との会話の機会を持ち、「自分はまだまだだ」と認識すると同時に「どうすればこの人のようになれるだろう?」と思える、『少しだけ雲の上の人』を追いかけていかねばと思っている。これも相手を誤ると、あまりに遠い存在過ぎて自身との差を目の当たりにし絶望を抱えることになる。

自分はまだまだ、頑張れる。
一人だって、ベンチマークの持ちようで成長はできるのだ。

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