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2021年7月の記事一覧
Ⅱ 低学年で覚えて欲しい対人スキル 29 「嬉しいときの表現」や「褒めること」ができる その3
1️⃣ 嬉しいとき、残念なときの表現や表情を覚える。 【育て方】
これは、言葉遊びとして練習してたらいいでしょう。
まず、セリフを決めます。例えば「ハンバーグを食べた」にしましょう。
それを、様々なシチュエーションで言ってみる遊びです。
Ⅱ 低学年で覚えて欲しい対人スキル 30 人に正しく親切にする方法 その1
この項目の補助項目は、次の4つです。
1️⃣ 注意するのは親切ではない 子ども同士注意し合わない。
注意するのは先生だけだと知る。
2️⃣ アドバイスはしてもいい。できるだけ小さな声で、やさしく。
3️⃣ 親切にする前には、相手に尋ねる。
「~して欲しい?」「~をしてもいい?」
4️⃣ 自分がして欲しいことを相手にしてあげる。自分がされて嫌なこと
はしない。
まず、1️⃣2️
Ⅱ 低学年で覚えて欲しい対人スキル 30 人に正しく親切にする方法 その2
3️⃣ 親切にする前には、相手に尋ねる。
「~して欲しい?」「~をしてもいい?」 【解説】
「親切」について、【解説】します。この補助項目を設けたのには、個人的経験と先生がよく行う支援の方法に理由があります
⑴ ある日、歩道の段差がなかなか登れない車椅子の人を見つけました。私は仕事柄車椅子の扱いに慣れていたので「上に行きたいんでか?上げてあげますね」と言いながら、歩道の上に車椅子をのせてあ
Ⅱ 低学年で覚えて欲しい対人スキル 30 人に正しく親切にする方法 その3
4️⃣ 自分がして欲しいことを相手にしてあげる。自分がされて嫌なこと
はしない。 【解説】
トラブルのときに、子どもに説明するのにこの4️⃣のルールを設けておくと便利です。「やるべき行動と、やってはいけない行動の基準」が分かりやすいからです。
「あなたがしたことを、あなたはされたいですか?」と問いかけることで、自分のしたことを考えやすくなるからです。放っておくと、凸凹タイプの子どもは「相
Ⅱ 低学年で覚えて欲しい対人スキル 30 人に正しく親切にする方法 その4
1️⃣ 注意するのは親切ではない 子ども同士注意し合わない。
注意するのは先生だけだと知る。
2️⃣ アドバイスはしてもいい。できるだけ小さな声で、やさしく。
【育て方】
大人になっても、「間違ったことを見つけ注意をする」とトラブルになることがあります。だから、しかたなく見て見ぬ振りをする場合も出てきます。その時、注意ではなくアドバイスなら、うまくコミュニケーションできるのではないで
Ⅱ 低学年で覚えて欲しい対人スキル 30 人に正しく親切にする方法 その5
3️⃣ 親切にする前には、相手に尋ねる。
「~して欲しい?」「~をしてもいい?」 【育て方】
これは、「頼まれない限り、親切にしない」と同じ意味です。つまり。「頼ませてから、親切にする」=「すみません」のことです。凸凹タイプの子どもは、頼まないで親切にすると王様気分になるので「すみません」を使います。そのためにこちらから「~して欲しい?」とわざと聞くのです。6歳までにしっかり「すみません
「元発達相談員の育て直し日記」の『4歳から6歳』編 終了です
「1年生になったら必要になる30のスキル」を説明しました。そして、それらのスキルを4歳から6歳までにどうやって育てるのかを、具体的に書いてきました。書いていて【育て方】としては結局、次の2つのことに集約されることが分かりました。
・体や手指を使って遊ばせること
・家のお手伝いをさせること
凸凹タイプの子どものために書きましたが、平均タイプの子どもで足らないところがあれば、3