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ここにいていいのかな?わたし
1400文字
会社は、心理的安全性と帰属意識を高めないとねって話。
まず「心理的安全性」が高いとは、
チームや会社において、他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰をあたえたりしない、という確信を持っている状態のこと。
また、メンバーがお互いに臆することなく発言、行動ができ、安心感を共有できている状態であることを指します。
とてもこれは大事なことだと思っていて、
普段から、「もしこんなことを言ったら否定されるのでは?」とか「もしかしたら自分の能力が低いと思われるかも?」とか「これをしたら怒られるんじゃないか?」といった不安や恐怖を感じながら、それを気にして仕事をしていたら、効率的な仕事は全く臨めませんよね。
そして、もし社内において「何も発信・発言できないような風土・風潮」ができてしまっていたら、当然、あちこちで「機能不全」が起こってきてしまいます。
例えば、ミスを恐れて誰も思い切ったことをしなくなったりとか、ミスの報告がどんどん遅れていったりとか、問題が起きても隠蔽体質になっていったりとか、いいことはひとつもないです。
また「新たなアイデアや前向きな意見が出る機会」を逃してしまうといったことにもなります。
そして最終、会社から人がどんどん離れていく、という結末。
なので、会社としては、この心理的安全性をなるべく高めておく、つまり何でも言い合える状態を保っておく、ということがとても重要になってくると思います。
じゃあ、そのために何をしなければいけないのか?
・他者の意見を頭ごなしに否定をしない。
・普段から何でも言い合えるコミュニケーションを取っておく。
・違った意見や行動(多様性)があることを当たり前だと全員が認識する。
・自分の意見がいつも決して完ぺきでないことを肝に銘じておく。
・一人一人がフォローし合えるような関係性と環境を築いておく。
・チーム(会社)の透明性を上げておく。
こんなところでしょうか。
次。
帰属意識とは、特定の組織や集団に属しているという意識のことを指します。
会社においては、帰属意識が高ければ高いほど組織における問題を自分ゴトとして捉えたり、会社や社員に対して興味や愛着を持つことに繋がります。
帰属意識が高いと、
・会社で起きていることを自分ゴトと感じて取り組める。
・チームの仲間や他のメンバーを積極的に手伝うことができる。
・様々なことに主体的に取り組むことができる。
・モチベーションを高く維持しながら働ける
・定着率が上がる
といった感じで、とてもいい循環を生みます。
そのために会社は、「私はここにいていいんだ」「この会社で頑張ろう」と思ってもらえるような環境づくりをしなければなりません。
そのために、
・社員と会社の成長が一致する仕組みづくり
・会社からの教育や働く上での支援を充実させる
・社員の仲間意識と細やかな両方向のコミュニケーションを充実させる
・生活と仕事のバランスをしっかり調和させる
・自分たちの仕事の目的をはっきりさせ、使命感を得る
・結果に対してしっかりとした評価をする
といった感じでしょうか。
仕事をする上で大事な環境づくりは、すぐにできるものではありませんが、肝に銘じながら進んでいかなければいけません。
自分を戒めながら、そして何かに恐れながら共有いたします。
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