後ろ向きな人間による、少しだけ前向きな振り返り/#アートとコピー 前半戦
2023年3月に開講した宣伝会議さんの講座「アートとコピー」3期に通っています。
あっという間に3ヶ月が経ち、早くも折り返し。 まだ半分なんだ?と驚くほど充実しているので、前半の振り返りをするべく初noteをしたためます。
後ろ向きなアート生、出席番号23番の人です。よろしくお願いします。
きっかけ
ARTsの同期の方が1期生で受講すると聞いて、初めて知ったこの講座。
twitterで流れてくる#アートとコピー のつぶやきはいつも熱く盛り上がっていて、惹かれつつも「レベルが鬼高そうだし、参加はできないだろうな…」と諦めの心境で眺めていた。
コンビを組む人に迷惑かけそう。らコピーのこともよくわからないし。とにかく自信がなかった。
そんな後ろ向きな人間の受講意欲が湧き出てきたのは、オンラインで開催されていたデザイナー座談会で実体験をお聞きしたのがきっかけ。
「アートとコピーは短期間で7回もトライ&エラーを体験できる」
失敗して、作業工程を見直して、トライを続けた、全部が次に繋がった…というお話がとてつもなく魅力的だった。
失敗から学べる環境
実務で失敗したら、なかなか信頼を取り戻せないし何より自分が立ち直れない。
でも、講座内だったら失敗しても大丈夫だったのかも。むしろ思うままにトライして大失敗する方が、良い経験になるのかもしれない。
それに、本当はこのまま1人で作り続けるのではなくて、誰かと一緒に作ることも体験してみたい。意欲のある人の中に入ってみたい。
…そう思いつつ、飛び込もう!と思えるまでにはだいぶ時間がかった。いつだって進むスピードが人よりだいぶ遅いんです。自信がないから決断を先延ばしにしがちすぎる。
悩みながら迷いながらもなんとか申し込みをして、3期受講確定のメールを受け取った時は本当に嬉しかった。
枠を超えると企画になっていく
事前課題のポートフォリオは何とかまとめられたけど、それは先輩方のnoteで予習させて頂いたから。
講師の阿部さんがチョイスした3つの推しは、どれもポートフォリオの枠を飛び超えていて、めちゃくちゃ魅力的だった。面白いアイデアを組み込むとポートフォリオは企画になるんだ!こんなに面白く作れるんだ!ここまでやっていいんだ!と、衝撃的な気づきがあった。
自分が良いと思うものはどれ?その基準は何?
この講座では受講生の作品の中から自分でも3つの推しを選んで、理由を添えて共有するんです。
選ぶのも、理由を言語化するのも難しい。悩みながらポートフォリオをチョイスした時、自分の推しポイントは「構成の緻密さ・ギャップ・心をつき動かされる熱量」だった。自分の心の琴線に触れる事柄に自覚的になれたのは面白かったけど、これらの要素が自分のポートフォリオにあるかというと正直皆無だった。
そう気付いた時、学生時代から抱えていた「制作するのは大好きだけど、自分の作品は
好きになれない問題」を解決する糸口を見つけた気がした。
自分の作品を愛せなくて、つくるのが負担になることが多々あった。
でも自分の推しポイントをおさえられたら?作品を好きになれて、そうしたら制作することがもっと楽しくなるかも?
…あたりまえ体操みたいなことを書いていますが。これは自分にとって大発見でした。
課題の解釈が課題
【前半戦でのトライ&エラーからの学び】
1回目の講義では「枠を超えること」「自分の琴線」を知れた。
2回目では「2人で作ること」「伝わるとはどういうことか」を学んだ。
3回目では「伝えたいなら全力で」「実現させたいと熱くなれるアイデアは最高!」を実感した。
クリエイティブ迷子になりつつも、部分的には成長できている気もする。コンビの方々のおかげで前向きに取り組めていたこともあって、全力で打ち込めるの楽しい!ずっとこれやっていたい!と思ってしまっていた。
……それじゃダメなんだなって突きつけられた4回目。
かなり自由度の高いお題で、課題の解釈をそれぞれのコンビに任されていた。
その中で自分は「課題として評価されるものはなんだろう?」としか考えられていなかった…。
「自分たちが作りたいものを作る」と腹を据えていたコンビの作品は輝いていて、眩しく見えた。課題を、課題としてだけ取り組んでいたら、いつまでも受講生から逸脱できない。
阿部さんの仰る「選べる人にならないといつまでたっても誰かの庇護のもと」ってこういうことなんだと、身をもって痛いくらいに実感した。「自主制作の先に今の自分があるから」という言葉にも、目が覚めるような思いだった。
講座に慣れて、こなすモードに入ってしまっていた。ちょっと軌道修正が必要だ。そう思いつつも進行したい方向はまだよくわかっていないままなのだけど。
「きっと、ここも通過点にしてやる。」 と「どんな火がおこせるか」
先輩方が制作されたこの講座の広告コピー2つ、受講前は期待が高まって、受講中の今はとても励みになっています。
早くも早くも折り返しで、残る課題はあと4つだけ。 全部、課題という枠を超えていきたいと意気込みだけは大きく持つ。
この講座を終えた時、どんな心境でいるんだろう。
できればドーーンと構えていてほしい。
そんな未来を実現するためには、少しづつでも自分にとっての前っぽい方向を進むしかない。がんばるぞ〜〜〜
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