音楽の杜

音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~8…

音楽の杜

音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~80年代洋楽を中心に聴き漁ってます。よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。ここでは素敵なアルバム、素敵な楽曲をご紹介していきたいと思ってます。https://y240.exblog.jp/

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好きな音楽を綴る

はじめまして。 長年、金融機関に勤めていたのですが、数年前に少し人気の職種になりつつあるベンチャーキャピタリストに転身しました。でも元々は音楽愛好家が本業です(…

音楽の杜
3年前
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TOTO「The Seventh One」(1988)

個人的には「TOTOⅣ」以降のTOTOは殆ど熱心に聴いたことがありません。「TOTOⅣ」まで在籍していたボビー・キンボールが好きだったというわけではありませんが、あそこまで…

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細野晴臣「泰安洋行」(1976)

香港出張へ行ってきました~。1年3か月前に訪れた際はコロナ明け直後。まだ中国人も殆ど入港していなかったのですが、今回は通常モードの香港。ただ中国の景気が決して良い…

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Dillard & Clark「The Fantastic Expedition of Dillard & Clark」(1968)

昨日のブリトーズの記事、ジーン・クラークの流れからディラード&クラークに言及したので、そのアルバムもアップしておきます。 本作はジーンが1968年にブルーグラス・バン…

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10日前
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The Flying Burrito Brothers「The Flying Burrito Brothers」(1971)

来週、香港へ出張に行ってきます~。1年3か月前にも行っているので、さすがに大きな変化はないと思いますが、あの当時はコロナ明けで中国人も少なかったので、恐らく今は相…

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村田和人「Boy' Life」(1987)

また村田さんの季節がやって来ようとしております。 いつもこの季節になると聴きたくなるアーチストが村田和人。彼が亡くなられてもう8年以上経つんですね。 昔はサンルー…

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13日前
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Jo Mama「Jo Mama」(1970)

今日はシブい1枚をご紹介しておきます。ダニー・コーチマー率いるジョー・ママのデビューアルバム。 ダニーといえばジェームス・テイラーのバックバンド、ザ・セクションの…

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山下達郎「GO AHEAD!」(1978)

金曜日に休暇を取り、蓼科高原にゴルフ合宿に来ております。合宿といっても遠いので、単に前泊しただけなんですが。台風の影響が気になりましたが、特段問題なさそうです。…

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Bob Dylan 「Blonde On Blonde」 (1966)

本作はボブ・ディラン、7枚目のスタジオアルバム。当時ディランはThe Bandの前身、The HAWKSを次期ツアーのバック・バンドとして起用する事を決定し、1965年10月にNYで開始さ…

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3週間前
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Libby Titus「Libby Titus」(1977)

前回スティーリー・ダンをご紹介した流れから、この方、リビー・タイタスさんに繋げます。そう、ドナルド・フェイゲンの奥様ですね。 私は彼女のキュートな声を聴くと、なぜ…

音楽の杜
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Ginger Tokyoさんに初訪問

SkyBlue⚽️さんのお誘いにより、念願叶い、清澄白河の音楽カフェ「Ginger Tokyo」さんを初訪問致しました(よっしーさん、またの機会にお会いしましょう)。一応ご報告し…

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Average White Band「Shine」(1980)

今回は、往年のファンからは邪道な作品と云われている名盤をご紹介します。 アヴェレイジ・ホワイト・バンド…、白人の本格的なファンクバンドとして有名ですね。「AWB」と…

音楽の杜
4週間前
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Steely Dan「Gaucho」(1980)

大好きなスティーリー・ダンですが、なぜかこの「Gaucho」はあまりにも堅苦しい感じから、どうも馴染めないというのが率直な感想です。 その思いは今も同じで、「Aja」と同…

音楽の杜
1か月前
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TUBE「N・A・T・S・U」(1990)

もうこのアルバムが発表されて30年以上という歳月が経っているんですね。その、時の経過に驚きを覚えます。このアルバムこそ、私の大学生活に彩を添えてくれた重要なアルバ…

音楽の杜
1か月前
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松田聖子 「SEIKO JAZZ」 (2017)

ラジオから流れてきた「Don't Know Why」が心地よく、誰かなと思ったらなんと松田聖子⁉ ちょっとビックリでした。それで当時すぐに本作を購入した次第。 松田聖子の全盛…

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Jackson Browne「Running on Empty」(1977)

渡辺貞夫さんの新作「PEACE」が心地いい。飲み会の帰り、疲れた体に聴くにはピッタリのバラードアルバムですが、驚くべきことに貞夫さん、御年91歳! まだまだ現役…、凄い…

音楽の杜
1か月前
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好きな音楽を綴る

好きな音楽を綴る

はじめまして。
長年、金融機関に勤めていたのですが、数年前に少し人気の職種になりつつあるベンチャーキャピタリストに転身しました。でも元々は音楽愛好家が本業です(笑)。これからの残りの長い人生を踏まえ、軸足を趣味に移しつつあります。
音楽の嗜好はかなりの雑食です。モンキーズ、ビートルズからイーグルス、ボズ・スギャックス、ボビー・コールドウェル、TOTO、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ラズ

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TOTO「The Seventh One」(1988)

TOTO「The Seventh One」(1988)

個人的には「TOTOⅣ」以降のTOTOは殆ど熱心に聴いたことがありません。「TOTOⅣ」まで在籍していたボビー・キンボールが好きだったというわけではありませんが、あそこまで完璧なアルバムを発表されると、次の作品を聴いて少しでも胸に響かなかったら熱が冷めてしまうのかもしれません(実際次作「Isolation」にはそれほどの感動がなかった記憶があります)。

TOTOにはそういう思いがあるのですが、た

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細野晴臣「泰安洋行」(1976)

細野晴臣「泰安洋行」(1976)

香港出張へ行ってきました~。1年3か月前に訪れた際はコロナ明け直後。まだ中国人も殆ど入港していなかったのですが、今回は通常モードの香港。ただ中国の景気が決して良いとは言えず、その影響で香港の消費は落ち込んでいるようです。平日ということもあり、それほど人で溢れていたわけでもなく…。いくつか写真をアップしておきます…観光でいったわけではないですが(苦笑)。

ということで、ここはやはり細野晴臣のトロピ

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Dillard & Clark「The Fantastic Expedition of Dillard & Clark」(1968)

Dillard & Clark「The Fantastic Expedition of Dillard & Clark」(1968)

昨日のブリトーズの記事、ジーン・クラークの流れからディラード&クラークに言及したので、そのアルバムもアップしておきます。
本作はジーンが1968年にブルーグラス・バンドのディラーズのダグ・ディラーズと結成したバンドのデビューアルバムです。

ジーンといえば、バーズの創業メンバーですが、いち早く脱退し、ディラーズ&クラークを結成しました。一方のバーズも変わり身の早いバンドで、グラム・パーソンズを中心

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The Flying Burrito Brothers「The Flying Burrito Brothers」(1971)

The Flying Burrito Brothers「The Flying Burrito Brothers」(1971)

来週、香港へ出張に行ってきます~。1年3か月前にも行っているので、さすがに大きな変化はないと思いますが、あの当時はコロナ明けで中国人も少なかったので、恐らく今は相当な熱気なんだろうなあと推測しております。

さてさて、今回はフライング・ブリトー・ブラザーズを採り上げます。
バーズを脱退したグラム・パーソンズとクリス・ヒルマンが結成したバンドとして知られてますが、カントリーロックという日本では今一つ

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村田和人「Boy' Life」(1987)

村田和人「Boy' Life」(1987)

また村田さんの季節がやって来ようとしております。
いつもこの季節になると聴きたくなるアーチストが村田和人。彼が亡くなられてもう8年以上経つんですね。
昔はサンルーフを全開にして、村田さんの音楽をフルボリュームにして、意味もなく車を走らせていたものです。
そんなときに必ずかけていたのが、本作です。

本作は村田和人の5枚目のアルバムで、ムーン・レーベル時代の最後の作品。A面をロサンゼルスで、B面を東

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Jo Mama「Jo Mama」(1970)

Jo Mama「Jo Mama」(1970)

今日はシブい1枚をご紹介しておきます。ダニー・コーチマー率いるジョー・ママのデビューアルバム。
ダニーといえばジェームス・テイラーのバックバンド、ザ・セクションのギタリストとして有名ですし、またキャロル・キングとバンドを組んでいたことも有名ですね。
そのダニー、キャロル・キングとはザ・シティを結成して、1969年に素晴らしいアルバム「Now That Everything's Been Said」

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山下達郎「GO AHEAD!」(1978)

山下達郎「GO AHEAD!」(1978)

金曜日に休暇を取り、蓼科高原にゴルフ合宿に来ております。合宿といっても遠いので、単に前泊しただけなんですが。台風の影響が気になりましたが、特段問題なさそうです。避暑地だけあって涼しいですね。名古屋単身赴任時代は、木曽駒高原ゴルフが楽しかった記憶がありますが、同じようなイメージです。

さて達郎さんのライヴに初参戦したのが昨年の9月6日のNHKホールで、その圧倒的なステージに感動。これは絶対に再参戦

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Bob Dylan 「Blonde On Blonde」 (1966)

Bob Dylan 「Blonde On Blonde」 (1966)

本作はボブ・ディラン、7枚目のスタジオアルバム。当時ディランはThe Bandの前身、The HAWKSを次期ツアーのバック・バンドとして起用する事を決定し、1965年10月にNYで開始されたレコーディング・セッションに、THE HAWKSが参加。ただそのレコーディングは行き詰まりを見せてしまい、結局THE HAWKSからロビー・ロバートソンとリック・ダンコを残し、アル・クーパー等を呼び戻して、「

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Libby Titus「Libby Titus」(1977)

Libby Titus「Libby Titus」(1977)

前回スティーリー・ダンをご紹介した流れから、この方、リビー・タイタスさんに繋げます。そう、ドナルド・フェイゲンの奥様ですね。

私は彼女のキュートな声を聴くと、なぜかキャロル・ベイヤー・セイガーを思い出しちゃいます。もちろんカラーは違いますが、声質やキャラ(もちろん会ったことも無いんですが)とか作風とか…、近しいものを感じます。
ちなみにリビーは後にキャロルの旦那様となるバート・バカラックとも本作

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Ginger Tokyoさんに初訪問

Ginger Tokyoさんに初訪問

SkyBlue⚽️さんのお誘いにより、念願叶い、清澄白河の音楽カフェ「Ginger Tokyo」さんを初訪問致しました(よっしーさん、またの機会にお会いしましょう)。一応ご報告しておきます。

想像通りのレコードの枚数。そして大音響…。
Doobie Brothersの「Takin' It To The Streets」でお出迎え。ベースがイイ音してますね~。やっぱりシングル盤って、アルバムよりレ

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Average White Band「Shine」(1980)

Average White Band「Shine」(1980)

今回は、往年のファンからは邪道な作品と云われている名盤をご紹介します。

アヴェレイジ・ホワイト・バンド…、白人の本格的なファンクバンドとして有名ですね。「AWB」とか「Cut The Cake」とか、ソウルファンクの名盤の多いバンドです。そして今回ご紹介するアルバムは、AORの名盤としても紹介されることの多いアルバムです。ただし、プロデューサーにデヴィッド・フォスターを迎えたAOR色の濃いアルバ

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Steely Dan「Gaucho」(1980)

Steely Dan「Gaucho」(1980)

大好きなスティーリー・ダンですが、なぜかこの「Gaucho」はあまりにも堅苦しい感じから、どうも馴染めないというのが率直な感想です。
その思いは今も同じで、「Aja」と同じ空気感なのに「Gaucho」の方が聴く回数は少ないですね…。

スティーリー・ダン、7枚目のアルバム。相変わらずレコ―ディングには多大なお金と時間が注ぎ込まれ、多くのミュージシャンが参加しております。
ギタリストだけでもスティー

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TUBE「N・A・T・S・U」(1990)

TUBE「N・A・T・S・U」(1990)

もうこのアルバムが発表されて30年以上という歳月が経っているんですね。その、時の経過に驚きを覚えます。このアルバムこそ、私の大学生活に彩を添えてくれた重要なアルバムなのですから。

このアルバムが発表される直前の冬、私はボディーボードを堪能しに、オーストラリアへ1ヶ月放浪の旅へ出ました。そして夏を向かえ、毎日のように九十九里へ繰り出したものです。その時には必ずこのアルバムを持って行ったし、必ず海か

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松田聖子 「SEIKO JAZZ」 (2017)

松田聖子 「SEIKO JAZZ」 (2017)

ラジオから流れてきた「Don't Know Why」が心地よく、誰かなと思ったらなんと松田聖子⁉
ちょっとビックリでした。それで当時すぐに本作を購入した次第。

松田聖子の全盛期、当時のJ-POPシーンを代表するライター陣、ミュージシャン、アレンジャー達は彼女の作品に英知を振り絞り、それら期待に見事に応えきっていた松田聖子のヴォーカル力、才能が溢れ出ていた初期アルバム群。これらは未だに日本を代表

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Jackson Browne「Running on Empty」(1977)

Jackson Browne「Running on Empty」(1977)

渡辺貞夫さんの新作「PEACE」が心地いい。飲み会の帰り、疲れた体に聴くにはピッタリのバラードアルバムですが、驚くべきことに貞夫さん、御年91歳! まだまだ現役…、凄いですね。

さて、今回はあまりにも有名なライヴアルバムです。
以前、ヴァレリー・カーターの「The Way It Is」を採り上げた際に、彼女とジャクソン・ブラウン、ローウェル・ジョージの共作の「Love Needs A Heart

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