妄想はいつでもどこでもできるもの。倫理に反しても、こんな恋愛もいいかなという妄想を詩に託してみました。妄想も自分の大切な一部ですね。短編小説、詩、イラストを収録しています。
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短編 | 永遠のふたり
「もしもし、優奈さんでしょうか?」
金曜の夜、電話が鳴った。聞き覚えのある声だったが誰だか思い出せない。しかし、懐かしい。
「はい、優奈ですが、あの…」
「突然の電話をしてしまって。わたしはヒロキの母ですが」
「あぁ、ヒロキ君って、私が小さい頃によく遊んでくれたヒロキ君でしょうか?」