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テレビ東京が語る「いま読みたい作品」──創作大賞RADIOレポート⑩ #創作大賞2023

7月17日(月)まで募集中の投稿コンテスト「創作大賞」。第2回となる今回は15の編集部とテレビ局1社に協賛いただき、優秀作品は書籍化や連載など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。

「参加しているのはどんな編集部?」「どんな作品を応募すればいいの?」というみなさんの疑問や悩みにお答えするため、協賛編集部をお招きしたTwitterスペースを配信してきました。今回は、テレビ東京の阿部真士あべまさしさんにご出演いただいた7月2日回のレポートをお届けします。

▼ 配信のアーカイブは下記よりお聴きいただけます。


テレビ東京の特色は?

民放テレビ局で、最もドラマの放送枠が多い局

——テレビ東京のドラマの特色を教えてください。

阿部さん(以下、阿部) 私が2007年に中途で入社した当初、テレビ東京がドラマの制作をしていることは世の中に広く知られていませんでしたが、現在では民放テレビ局で、最も多くのドラマの放送枠を持つようになりました。

単発の枠も含めて、ドラマの枠は約10枠。これは配信ビジネスが活発になったことや、配信ではバラエティよりもドラマのほうが再生回数が上回ることにも起因しています。

またテレビ東京は他局に比べて予算が少ないため、他局と差別化する方法や、話題になる方法を常に模索しています。これはドラマに限らず、バラエティ番組なども同様です。

——テレビ東京のドラマの制作体制を教えてください。

阿部 大きく分けて、2つの体制があります。1つは「制作局ドラマ室」で、編成部から予算を割り振られてドラマを制作する部隊。もう1つは、私が在籍する「配信ビジネス局」で、ここでは外資のプラットフォームや特定のスポンサー企業、自治体などと組んだり、DVDやグッズなどを制作したり、放送外収入を目指して自分たちでマネタイズをしながら、ドラマを制作します。

——配信ビジネス局に在籍されているとのことですが、配信では目標再生回数などはあるのでしょうか?

阿部 市場では配信100万回再生を達成すると「ヒットした」という感覚になります。ただ実際のところ、100万回再生まで伸びる作品はなかなかありません。特にテレビ東京では。

——最近話題になったドラマ、再生回数が伸びたドラマを教えてください。

阿部 ここ数年だと、チェリまほと呼ばれる「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」や「夫を社会的に抹殺する5つの方法」ですね。

加えてビジネス的な側面で低予算ながら利益をあげているのは、江口のりこさん主演の「ソロ活女子のすすめ」。最近だと地方の自治体と組んで、ロケ地をその自治体関連の場所にしたり、特産品を映したりすることもあるんですよね。「絶メシロード」なども自治体からPR金をお預かりして一部を制作した作品で、話題となりました。

——阿部さんは「孤独のグルメ」や「きのう何食べた?」などのヒット作をご担当されていたと思いますが、もともと「グルメドラマ」がお好きなので
しょうか?

阿部 「グルメドラマ」が好きというよりも、食べること、つくることが好きで、結果的にグルメドラマを手掛けることは多いです。渋川清彦さん主演の「ザ・タクシー飯店」は町中華が好きで、手掛けました。

ハリウッドでは「このプロデューサーはこのジャンル」と、ある程度特化しているようですが、日本のプロデューサーは、幅広いジャンルを制作する傾向にあると思います。

私はこれまでミステリーサスペンスや、お色気系のドラマなど、ジャンルを問わず制作してきましたが、実は人間をしっかりと描くドラマが好きです。自分たちと変わらない日常を生きているひとたちの話が好きなんですよね。

——配信の視聴者層は、ここ数年で変化しましたか?

阿部 従来は若者のみが配信を視聴していましたが、徐々に層も広がりつつあると思います。自分の両親も70代ですが、その年代もだいぶTVerやNetflixなどの配信に対するハードルが下がっていますよね。

テレビ東京はこれまで視聴者の年齢層が高かったので、その下の世代の視聴者層を増やすことは大命題なんです。20〜30代から積極的に観られるコンテンツを開発したいですね。

企画の需要よりも、「好き」を追求していく

——そもそも、ドラマはどういう流れでつくられるのでしょうか?

阿部 大きくは3つの流れがあります。1つは外部から企画を持ち込まれるパターン。制作会社のプロデューサーや、監督、脚本家から原作やオリジナル企画を持ち込まれて、一緒に開発していきます。

2つめは、自分が書店などで手にとった原作に感動し、映像化に至るパターン。

3つめは、プロデューサーがオリジナル企画を立ち上げるパターン。以前テクノポップユニット「Perfume」主演の「パンセ」というドラマを、脚本家・木皿泉さんのオリジナル脚本で制作したことがあります。そのときは、どうしても木皿さんと仕事がしたくて、何度も木皿さんのもとへ通いました。

おもに3パターンを挙げましたが、最近のテレビ東京の傾向としては、局のプロデューサーが自ら手掛けたい企画を立てることが多い気がしますね。

——外部から企画を持ち込まれる場合は、プロデューサーの琴線に触れるかどうかが「映像化する・しない」の判断材料になるのでしょうか?

阿部 端的にいうと、そうですね。ただプロデューサーが興味を持っても、地上波の放送は相当コンプライアンスが強まっているので、なかなか映像化できない作品もあります。あとは似たような企画が他局で続いたり、テレ東の予算では到底できないような場合も「映像化しない、できない」という判断をすることもあります。

——ドラマ化が決まったら、まずは何から着手されますか?

阿部 まずは脚本家決めでしょうか。脚本家にも得意不得意があるので、その作品を一番うまく書けそうな方に依頼しますね。制作期間が短い場合は、可能な限り無理を聞いてくれる仲のいい脚本家にお願いすることもあります。

次にキャストやスタッフ、同時並行で主演、監督、制作会社を決めていくのがオーソドックスな流れでしょうか。

——ドラマ制作におけるプロデューサーの立ち位置は、総指揮官のような役割でしょうか?

阿部 そうですね。プロデューサーって、意外と何でもやるんですよ。企画の立ち上げから、宣伝、最終話放送後のクレーム対応までの、出発から出口の全工程に携わっていますね。

——1つのドラマができるまで、制作期間はどのくらいかかりますか?

阿部 作品にもよりますが、大体1クール10〜12話ものだとしたら、2年ほど前から取りかかることもあります。ただ一般的に企画が決まるのは初回放送日の7〜8ヶ月前ですね。

——初回放送の約1年前に企画を立ち上げるとなると、1年後の企画の需要も見極めているのでしょうか?

阿部 考えることもありますが、正直よくわからないんですよね。たとえばサウナやキャンプも、5年前は全然ブームではなかった。むしろ「サ道」のプロデューサーはもともとサウナが好きで、原作に出会ったときに絶対ドラマ化したいと思って進めていったら、結果的にカルチャーをつくる側になった。何かブームをつくりたくてドラマにするより、「好き」を追求していったら自然にブームになっていくパターンが多いのかもしれません。

昨年の受賞作はドラマ化へ。再び創作大賞で新たな才能に出会いたい

——実はテレビ東京は昨年度の創作大賞にも参加いただいており、受賞作「好感度上昇サプリ」がこの春に三浦貴大さん主演の連続ドラマとして放送されました。今回も同じように、ドラマ化を目指せる作品という観点で審査に参加いただき、いい作品には「テレビ東京映像化賞」を進呈いたします。テレビ東京は部門を特定せず、幅広いジャンルの作品を審査いただきますが、選考は阿部さんが行ってくださるのでしょうか?

阿部 はい、私が選考させていただきます。

——なぜ今年もご参加いただけることになったのでしょうか?

阿部 今年も創作大賞に参加する一番の理由は、新しい才能に出会える可能性があるからだと思います。noteは気軽に表現できる場なのに、作品の質も高い。そんな作品の中から好きなものを映像化できるなんて、こんなに楽しいことはないですよね。

——創作大賞に参加いただくにあたって、「これまでの書籍の映像化の常識に囚われず、『テレビ東京しかこんなのドラマ化しない!』と言われるような作品を選びたい」とコメントをいただいていますが、最近阿部さんがご覧になった作品の中で参考になる作品はありますか?

阿部 映画「aftersun/アフターサン」は、すばらしい映画だと思いました。何かメッセージを訴えるわけでもなく、状況だけを描いて何かを感じ取ってほしいと促すような作品でした。こんなふうに作品をつくるのも一つの方法ですよね。

物語のつくり方

キャラクターとストーリーは一心同体で動かす

——創作大賞で選ばれた作品を映像化する際、単発ドラマ、連ドラなどの枠や本数は作品次第で決まりますか?

阿部 はい、作品次第ですね。もちろん予算はあるので、作品に魅力があれば予算の増額や、本数も含めて、会社には掛け合っていきたいと思います。

——では、連ドラを例にお聞きします。連続ドラマ化を想定したとき、物語を構成するにあたって、押さえておくべきポイントはありますか?

阿部 昔ほどではないですが、一応地上波で放送するいう前提だと、放送から次の放送まで1週間空くので、視聴者が翌週も続きを観たいと思うような「引っ張り」、つまり驚くような展開や事件はあったほうがいいと思います。

——登場人物のキャラクター性よりも、ストーリー展開を伝えるほうが重要でしょうか?

阿部 ストーリーを動かすのは登場人物なので、もちろんキャラクターも大切です。登場人物にも葛藤があり、その葛藤を克服するために物語が展開していくので、キャラクターとストーリーは一心同体でもあります。

——登場人物はユニークなキャラクターにしたほうがおもしろくなりますか?

阿部 私はおもしろいと思いますが、はたして視聴者がそういう人物を見たいと望んでいるかは考えるべきだと思います。つくり手が常に「視聴者はどんな人物を推したくなるのか」という意識を持つことは大切。登場人物の中に、推したくなるような人物がいるかどうかを考えて、つくることをおすすめします。

求める作品は「孤独のグルメ」「サ道」ように何か1つに絞ったもの

——映像化しやすい作品の共通点はありますか?

阿部 テーマや登場人物、ジャンルなど、何か1つに絞って描ける作品は、ドラマにしやすいです。たとえば「孤独のグルメ」は、中年のおじさんが食を楽しむだけですし、「サ道」はサウナに入るだけです。余分な要素を削ぎ落とさないと、深夜ドラマは予算上なかなか成立しません。今回もその視点で、原作をセレクトしていくと思います。

——「〜するだけ」というような作品の場合、文字だけではおもしろさが伝
えにくい気がします。どうすれば、おもしろく伝えられるでしょうか?

阿部 あらすじとは別に「こういう作品です」という作品の狙いを書いてもらえると、わかりやすくなる気はします。全体を読んでニュアンスを汲みとってくださいと言われると、実は選ぶ側としては困るので。

参考作品を挙げるのでもいいと思います。「この作品のこういう部分を変えました」と。パクリはよくないですが、参考作品に加えた何かが新鮮に映れば、これを映像化してみようという気になります。

——冒頭で視聴者の心をつかむには、やたら派手な事件を起こすなどしてしまいがちかと思いますが、1話のヒキはどうつくればいいでしょうか?

阿部 事件を起こすだけでなく、世の中の常識とはまったく違う「価値観」を提示するのもよいと思います。私が若い頃に見た作品だと「女王の教室」という作品では、日本の教育や先生に対するイメージとまったく異なる先生像を天海祐希さんが演じられていましたね。こういう提示があると、続きが見たくなります。

——最近の作品で、新たな価値観や考え方を提示していると感じた作品はありますか?また新しい価値観の表現に長けている方はいますか?

阿部 坂元裕二さんの「大豆田とわ子と三人の元夫」やバカリズムさんの「ブラッシュアップライフ」は、これまでのドラマのつくり方と違ったチャレンジをされていると感じました。

脚本家でいうと、木皿泉さんは本当にすごい書き手だと思います。原稿が上がってきたときに、必ず「これは木皿さんにしか書けない」と思わせられるんです。時々プロデューサーが原稿に手を入れることはありますが、木皿さんの原稿は1ミリも手を入れられない。倉本聰さんや山田太一さんもそうだと思います。

ドラマから離れると、滝沢カレンさんの言語観もすごいと思います。滝沢さんが独特なナレーションを当てる番組があると思いますが、言葉の感覚がものすごくおもしろい。そういう才能にぜひ触れてみたいですね。

——自分の強みを突きつめることが、大切になってくるのでしょうか。

阿部 そうですね。あとは常識にとらわれないことも大切かと。人間は同じものを見ていても、まったく見方が違いますよね。自分なりの見方、つまり価値観によって、だれかを救うこともあれば、怒りを買うこともある。ですが、新しい価値観を提示していくことも我々の仕事だと思っているので、みなさんも思い切って書いてもらえたらと思います。

人間観察をすると、見える世界が広がる

——自分の常識を超えて作品を書きたいとき、何かアドバイスはありますか?

阿部 以前若い役者向けにワークショップを開催し、人間観察をしてもらったことがあります。60分間一ヶ所にとどまって、その後レポートを書いてもらいましたが、本当にみんな見ているところが違うんですよね。

たとえば渋谷のハチ公前には、いろんなひとがいます。ティッシュ配りでも、「このひとはティッシュ配りがうまい、ヘタ」といったことも見えてくる。役者や作家は人間を観察することで、自分の常識の範囲を広げられると思います。

——最近阿部さんが気になるテーマはありますか?

阿部 先日46歳になりましたが、食事をするときに箸を口に近づけると、食べ物にピントが合わないんです。これは「老い」だと思いますが、なかなか食べづらい。

まだ自分は元気ですが、腎機能の問題なども健康診断で言われるので、「生と死」については、いま一番身近に感じているテーマだと思います。

ただ私も、興味がどんどん変わっていくので、近いうちにまた別のテーマを見つけるかもしれません。創作大賞に応募されるみなさんは、私の興味に引っ張られず、ご自身の気になるテーマで自由に書いてみてください。

——テーマをおもしろく伝えるには、どうしたらいいでしょうか?

阿部 若い脚本家が書いたシナリオを読むと、テーマが先行しすぎていて、物語がおもしろくないことがあります。私もテーマから考える場合もありますが、物語や登場人物、葛藤を乗り越える様子、つまり“お話”自体に魅力がないと、視聴者にテーマが行きとどかないと思うんです。

最終的に台本が完成してから、「実はこういう裏テーマが潜んでいたよね」と気づいたり、視聴者の感想から気づかされることもあります。なので、最初からテーマを意識しすぎなくてもよいのではないでしょうか。

——最後に創作大賞の応募者にメッセージをお願いします。

阿部 書き手は、絶対に訴えたいことがあると思うんです。その訴えたいことを、明確に伝えてもらえるとうれしいです。

基本的に人間は、何を考えているかわからない。みなさんもだれにも言えないことがあると思うし、悩みも全員違いますよね。その言えないことを作品で、思いっきり表現してほしいです。そこの魂が我々と共鳴すると、作品を選ぶ決め手になると思います。私も頑張ってたくさんの作品を読むので、みなさんも頑張ってください。

質疑応答

Q1.ドラマを含めメディアミックスを展開するとき、プロデューサーは何を見ますか?

阿部 ドラマの枠ごとにジャンル、ターゲット層が決まっているので、原作を読むときは、どの枠で提案できるか、コンプライアンス面で問題がないかを確認します。

さらに物語や登場人物の魅力、予算の範囲内で制作ができるかなど、いろんな面から分析をしています。

Q2.ストーリー、キャラクター、ジャンル、テーマの中で、優先順位をつけるとしたら、どれが一番大切でしょうか?

阿部 ストーリーが一番かもしれないですね。そこに新しさを感じないと、なかなか映像化する意味が出てこないです。数年前に、中井貴一さん主演の「娘の結婚」というドラマを制作したのですが、タイトルを見た瞬間にいいなと思いました。小説を読んでみると、いまどきな作品で、父と娘のコミュニケーションに関する話なんです。

ストーリーは新しく、さらにホームドラマだと思ったらサスペンス要素も入ってくる。物語にそういった「引っかかり」が1つでもあれば、映像化する意義があると思っています。

Q3.創作大賞に応募したい作品があるのですが、そのお話が昭和をテーマにしているもので、昔の名曲をイメージさせる部分も多く含まれています。そのような場合、さまざまな著作権が絡んでくると思うのですが、テレビ東京ではつくりにくいなどありますか?

阿部 楽曲や歌詞の内容によりますが、日常的に私たちはそのような仕事をたくさん行っているので、ダメということはありません。ただし、触れないほうがいい点があれば、その部分だけお断りするかもしれません。

登壇者プロフィール

阿部真士あべまさし
制作会社勤務を経て2007年にテレビ東京入社、ドラマ部門に配属。「モテキ」「みんな!エスパーだよ!」「孤独のグルメ」「鈴木先生」「三匹のおっさん」「娘の結婚」「永遠の0」「駐在刑事シリーズ」「パンセ」「シェフは名探偵」「きのう何食べた?」「ザ・タクシー飯店」「すべて忘れてしまうから」などをプロデュース。2022年4月より配信ビジネス局配信ビジネスセンターに異動。

創作大賞のスケジュール

  • 応募期間     :4月25日(火)〜7月17日(月) 23:59

  • 読者応援期間:4月25日(火)〜7月24日(月)23:59

  • 中間結果発表:9月中旬(予定)

  • 最終結果発表:10月下旬(予定)

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詳しくは、創作大賞 特設サイトをご覧ください。

text by 須賀原優希

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