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書くこと

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謎の文芸ZINEの正体が作っている本人にもよくわからないという話。

謎の文芸ZINEの正体が作っている本人にもよくわからないという話。

私はどういうわけだか謎の文芸ZINE『読みたい夜に』というのを作っております。去年の夏くらいから始めました。素敵な著者の皆様にご寄稿頂いて、これまでに四冊出しています。小説、エッセイ、お話と短歌、詩が集まっているA5サイズのちいさな白黒コピーZINEです。

今度の文学フリマに出す最新号はこんな感じです↓

https://note.com/ichiya_bunko/n/n1973cc8c212e

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未完成の文章に共通点。〝出来事オンリー〟に個性なし。

未完成の文章に共通点。〝出来事オンリー〟に個性なし。

僕の仕事には大きなメリットがあります。それは……、

〝未完成〟の原稿・映像を山ほど目にできること。

現在の僕だと週に3本の企画を担当しているので、単純計算で年に144本。途中経過を含めると、その数は何倍にも膨れ上がるでしょう。

長年、それだけの〝未完成〟に触れていると、自然と原因と対策も見えてくるというものです。

今回は、多くの〝未完成〟に共通する〝出来事オンリー〟の文章について書いていき

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エッセイ | 作品は投稿した瞬間に自分だけのものではなくなる。

エッセイ | 作品は投稿した瞬間に自分だけのものではなくなる。

 もう2年近く前のことになるが、「#作者がコントロールできること・できないこと」という記事を書いたことがある。

 なかなか作者が思ったとおりには作品は読まれることがない。もっと作者の作品に込めた思いに耳を傾けたらどうだろう?、という気持ちで書いた。

 だが、どんな作品であっても、それが古典的な地位を占めるような作品であればあるほど、誤読というか、換骨奪胎したような解釈をされるのはやむを得ないの

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書くこと・描くこと

書くこと・描くこと

 最近、「書くこと」と「描くこと」について考えている。
 「書く」も「描く」も同じ「かく」だから、何らかの共通点があるように思う。

 note記事のヘッダーとして使うために、自分でイラストを描いたり、写真を撮ったりしているが、一枚の絵(または写真)のどこを切り取ればいいのか?、と悩むことがある。

 いま、正方形の中に、パジャマ姿の女の子を1人描いてみた。
 この一枚の絵を使って、切り取ったり、

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大俵一平 自己紹介

大俵一平 自己紹介

長野県への移住が人気だという。
衝撃である。

宝島社発行の『田舎暮らしの本』によると、移住したい都道府県ランキングで、長野県が1位となったという。

2006年から以降、18年連続で1位だというのだ。

私からすれば狂気の沙汰である。
考え直したほうがいい。

長野県での生活は、そんないいものではない。
のんびりと生活などできない。

寒いし。
現代の田舎暮らしには、何気に金もかかる。

そのう

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今、このnoterが面白い!【最新号】

今、このnoterが面白い!【最新号】

はじめに「今、このnoterが面白い!」というマガジンを運営しながら、その中でも特に面白かった4〜5名を毎週紹介している山門文治です。

今週紹介するのは、この4名+1名です。

気になる項目がありますね。
新たなに「推薦枠」というものを設けました。
推薦枠とは、われこそはと思う自分のもしくは誰かの作品を推薦できる制度のことですが、これについてはのちほど紹介します。
「今、このnoterが面白い!

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言語化のプロになろう!

言語化のプロになろう!

こんにちは。Saka.先生です。

3月25日にnoteを始めたので、もうすぐ(私の)note1ヵ月記念日となります。
当日には、これまで記事を読んでくださった方・スキをしてくれた方・フォローをしてくれた方・記事を紹介してくださった方への感謝を綴るとともに、これからの決意も表明していきたいと思います。
いつも皆様には感謝しております。ありがとうございます。

感謝を言葉にするのは大切なことです。

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【小説にも使える】初心者でもできるnoteのSEO対策

【小説にも使える】初心者でもできるnoteのSEO対策

検索上位にかかるようにしたいけれど

好きなように記事を書きたい

こういった方は多いと思います。

そもそも文章のスタイルによってはSEO対策がやりにくいものもあります。

小説とか

そこで今回はジャンルを問わずnote内で初心者でも簡単にできる・手間も少しで済むSEO対策を紹介します。

それでは一つ一つ見ていきます。

関連性のある自分のnoteの記事にリンクさせる見出しの通りですが、とに

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文章にもルックスがある/イケメン・美女的な文章とは?

文章にもルックスがある/イケメン・美女的な文章とは?

街を歩いていると、
数多くのお店や人と遭遇します。

そんな中、
ついつい目を惹かれてしまうお店や人がいる。

華やかな雰囲気であったり、
荘厳で伝統を感じる雰囲気であったり、
最先端をいく奇抜な様相をしていたり・・・

そうやって第一印象によって、
お店や人を選んでいる部分が多いのが
人間の特性の1つ。

そう、筆者は考えています。

では、これをnoteに置き換えてみると
どうなるのか。

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エッセイ / 書くことで繋がる / やせたガールの日常[青ブラ文学部]

エッセイ / 書くことで繋がる / やせたガールの日常[青ブラ文学部]


(1) エッセイを書くこと

 私がnoteに書くことは創作も多いけれども、エッセイを書くときが素の自分にいちばん近い。
 楽しかったことを書く時もあるけれども、楽しいことは自分の胸に秘めておいたほうが楽しいから、noteにはあまり書かない。
 どちらかというと、矛盾を感じたり、頭にきたりしたときnoteを書く。

 だから、私の書くエッセイは、読む人にとっては、怒号が聞こえるかのように響くかも

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時々…

時々…

時々、なんでnoteを続けているのかって
わからなくなる時がある

私は何でnoteをしているのかな?って

あれ、私って
何がしたいんだっけ?

気が抜けていると
ふっと、そんな言葉が過ぎる

noteを始めて
交流を楽しくしていたnote友さんたちは

少しずつ減ってしまい

どうしているかな……と
時々、思い浮かべる

懐かしい
祈るように心で応援をする

コロナの頃と違って
普段の日常が戻

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悪文に学ぶ分かりやすい文章の書き方

悪文に学ぶ分かりやすい文章の書き方


(1) 典型的な悪文

 この記事では、いわゆる「悪文」を読むことにより、「良い文章とはなにか?」を考えてみようと思う。
 典型的な悪文の見本は、次の記事(↓)に書いてある。

 以上の記事(上の2つの記事)を読んで考えてみると、「文の構造」が悪いということに尽きる。ここで私が想起したのは、英文翻訳における「関係代名詞」の処理法のことである。

 たとえば、次のような英文をどう訳すだろうか?

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「有料コンテンツ」が嫌いなアナタへ。

「有料コンテンツ」が嫌いなアナタへ。

私は「有料コンテンツ」を持っていません。
皆さんは、それについてどう思いますか?

「誠実だ」
「信頼できる」

でしょうか?

それとも…

「なにをわざわざ」
「それが当然だ」

でしょうか。

今日はそんな意識を全て、打ち壊しに来ました。

「noteが好きで、有料コンテンツが嫌い」な貴方だけに、この記事を読んでほしいです。

noteが赤字だなんて私はnoteが好きです。

日記を書く人、

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