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【街登山】川崎最北の公園「黒川谷ツ公園」に行ったら驚いた

昨年、わたしは、麻生区のすべての公園を回るという企画をスタートさせた。

わたしが住む川崎市麻生区が、長寿日本一になったのを記念した企画だ。


でも、猛暑で、途中で挫折した。

挫折したが、麻生区の主な公園は、もうだいたい行った。


行ってないのは、いちばん北にある「黒川谷ツ公園」くらいであった。


「黒川谷ツ公園」って、なんて読むかわからない。

「やつ公園」と読むらしい。


連休は好天がつづく。

きのう(4日)も天気がよかったので、「いっちょ、行ってみるか」と思い立った。

また歩いて健康寿命を延ばし、麻生区の平均寿命を押し上げてやるか、と。


地図を見ると、柿生からは、要するに小田急多摩線沿いを歩けば着くようで、わかりやすい。

google map


公園名には「黒川」とあるが、駅としては「はるひ野」の近くになる。


グーグルマップによれば、最短コースで徒歩1時間17分。

約100メートルの登りだから、「街登山」としても最適だ。



昼間は気温が上がりそうなので、午前中に行こうと思い、朝9時に出発。

グーグルが示す最短距離とはちょっとちがい、多摩線の五月台駅経由で、多摩線沿いに歩くことにした。そのほうが分かりやすいから。


五月台駅北口には9時20分到着。


そのまま、線路沿いに進む。

小田急多摩線は、線路はフラットだが、線路沿いに歩く道は上り下りが激しい。それだけ運動になる。

で、また20分ほど歩くと、栗の形の栗平駅に到着。


ここまで柿生駅から45分くらい。

すでに気温が上がってきたので、熱中症予防のため、ここで水分をとって、駅前のベンチで15分休憩した。


で、10時ころに栗平駅から再び歩きはじめる。

「とんびいけ公園」の前に、街中華の「ラーメン信華」があり、いつ通っても鳥がらスープのいい匂いがする。

いつか入りたいと思いながら、いつも時間帯が合わない。


「とんびいけ公園」は、このあたりでいちばん大きな公園。何度か来たことがあり、noteにも探訪記を書いた。

このへんに住んだ河上徹太郎のエッセーにも登場する。



この公園にはトイレもあって便利。


だが、この日の目的地はまだ先だから、さくさく歩く。

黒川駅についたのは、10時20分くらい。



駅をとおり過ぎるとき、ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲が聞こえた。

駅前に読売日本交響楽団の練習場があるのにちなんだ、黒川駅接近メロディーだ。


読売日本交響楽団は、練習場を見学できるようにすると最初言ってたのに、わたしの知る限り実現していない。見学できるなら、わたしはぜひ行ってみたいのに。

読売新聞を信じていいですか、と思いつつ、ここでも先を急ぐ。


黒川駅を過ぎて、野菜直売の「セレサモス」の前をとおる。

野菜を買っていきたいところだが、荷物になるのでやめた。


やがて、「はるひ野」のエリアに入る。

このあたりは初めて来た。いかにも新開地だが、きれいな街並みになっている。


で、はるひ野駅前に着いたのは、10時45分であった。




柿生駅から、正味1時間半くらい。

運動にはちょうどいい距離だと思う。


で、「黒川谷ツ公園」は、このはるひ野駅の横にあるはずなのだが・・


が~ん




無情にも閉園中・・

連休中なのに、公園が休み・・

みどりの日なのに・・


公園に休みなんかあるか、ふざけんな、とフェンスを乗り越えようと思ったが・・


防犯カメラ設置中、不法侵入は見つけ次第通報、という脅し文句に負けて、すごすご引き返すことにした。




もはや歩いて戻る気力はなく、はるひ野駅から小田急に乗った。


「そうだ、シャトレーゼに寄ろう。スイーツ食べて、気分を上げよう」

と思い、栗平駅で下車。


栗平駅を降りると、わたしを慰めるかのように、富士山が見えた。



片平にオープンしたばかりのシャトレーゼは、あいかわらず混んでいた。


というわけで、はるひ野まで歩いて消費したわたしのカロリーは、シャトレーゼのスイーツで補われることとなったのでした。



(終わり)



<参考>


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