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【月報】2024年3月の振り返り。春を前に好転してきた
3月の振り返りです! noteも書けたし、発信軸が定まった気がするし、インプトットも増やせて、まあまあ好転してきた気がします。
今月のTopics
Real Soundアニメ記事執筆
Real Sound映画部で2024年春アニメおすすめ記事を、主題歌という観点で書きました! 仕事で執筆ができて嬉しい!
2回目のDJイベント出演
お誘いいただき、2度目のDJイベントに出演しました! このイベントからDJをするのが楽しくなって、その後、シェアハウスでも3回ほどDJをしました。
DJのメリットは何と言っても、音楽をディグるモチベーションが上がること。アウトプットは解像度が上がるというのはどんなジャンルでも共通していますね。
4月末にシェアハウスでバンド演奏を披露するのですが、ドラムを演奏するので、スタジオ通いを始めています。はっきり言ってめちゃめちゃ必死ですが、これを乗り越えれば、音楽への解像度がさらに上がることでしょう。
今月読まれたnote
今月は12本書きました!
しっかりとした映画評を2本書きましたが、どちらも読まれてとても嬉しいです。かなり本気で批評を書こうとして書いていて、この方向性が間違っていないんだな、と思えました。
今後は、できるだけ最新の映画評を書いていこうと思います。
あとは、個人的なテーマとして考え続けている愛について、友人の結婚式のエピソードをもとにエッセイを書きました。私小説的なエッセイを書きたいと思って書いた文章だったので、ちゃんとこれが読まれたことはやはり嬉しいですね。
また、日常でネタを見つけるために、 日常デッサンと称して日記を書き始めました。これを続けるかは不明ですが、私小説的なエッセイとして書いていく、というのは出していきたいと思っています。
今月のインプット
映画4本、本4冊でした。本は並行読書しすぎて、10冊ほど読み途中です。並行して読みすぎているので、もっと読み終えたい。
映画
『パリ、テキサス』ヴィム・ヴェンダース
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 2, 2024
鮮やかなテキサスの街並み、ブランドヘアとピンクニットの美しい元妻。画面から放たれる美に圧倒される。マジックミラー越しで男と元妻が会話をし、損なわれた愛を回復していくシーンの美しさには思わず息を呑んだ。愛のロードムービー。 pic.twitter.com/RCdBGzEUQz
『哀れなるものたち』
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 16, 2024
エマ・ストーン演じるベラは、目に映る世界や人、自分自身への好奇心で突き進んでいき、目まぐるしく舞台が変わっていく。
ベラが初めて目にする世界への衝撃を、美しすぎる舞台美術で表現していて素晴らしい。
物語は全体的にヨルゴス・ランティモス的な隠喩に満ちていた。 pic.twitter.com/nj0xAU2bGW
『それから』ホン・サンス
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 17, 2024
食卓で向かい合って会話するショット、それをカットを割らずに長回しで撮り切る。違和感のある奇妙な会話。これがホン・サンスの作家性なのかもしれない。リアリズムと虚構の境界を描く感じが絶妙。 pic.twitter.com/QSSIY2uW8f
『14歳の栞』
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 28, 2024
中2のあるクラスの、何でもない日常を撮ったドキュメンタリー。なのに、大人になった僕たちから見ると全てが特別な日々。エンドロールで河原沿いの桜並木を歩く生徒たち、上空からの超ロングショット。BGMはクリープハイプ「栞」。ずるい。
「簡単なあらすじなんかにまとまってたまるか」 pic.twitter.com/i111hL1GQq
本
『Schoolgirl』九段理江
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 12, 2024
表題の「Schoolgirl」は太宰治の『女生徒』への現代からのアンサー的作品。もう1作の「悪い音楽」は主人公の音楽教師がとにかく良い。ぎりぎり真っ当な教師を演じているが、内面は狂気的で皮肉屋の音楽家。魅力的すぎて、もはやキャラクター小説として読んでいた。 pic.twitter.com/mMV8Tlp4Oj
『沈黙』遠藤周作
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 21, 2024
先日、長崎の大浦天主堂に行ったばかりなので隠れキリシタンへの解像度が高い状態で読むことができた。日本は沼地、キリスト教は根付かず得体の知れない何かに変容すると話す奉行。弱者とともに苦しみを分つことがキリストの愛と悟った司祭。司祭の極限状態の思考が迫るものがある。 pic.twitter.com/PwSLZzJTpi
『ニッポンの文学』佐々木敦
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 14, 2024
芥川賞と直木賞の違いすらよくわかってなかったけど、この1冊で日本の文学が何を指すのか理解できた。文学がジャンル小説になったという指摘や、賞を受賞した作品の解説でその新規性ゆえに受賞したことがわかるとともに、文学というのは現代アートに近いのかもと思った。 pic.twitter.com/0UhA4E4qqk
こちらは読みかけの本。
DJ修行のために読み始めた『ブラック・マシン・ミュージック』。ダンスミュージックの歴史についての本だけど文章がクールすぎる。批評はやっぱこうでなくちゃな。
— イノウエツバサ|映画レビュー (@inotsuba_) March 13, 2024
「フランシスグラッソは二台のターンテーブルを駆使し、永遠のグルーヴを創出することのできた最初のDJだった」 pic.twitter.com/P0GORnnhtY
今月考えたこと
ことばの学校で学んでいること、書いていることをメインに発信していこうと思っています。批評と小説ですね。
批評については、手応えを感じたので、noteでもっと最新の映画評、音楽表、作品評を書きつつ、Xをより映画レビューメインのアカウントとして運用していこうと思います。
小説は、3月締め切りの新人賞に応募しようとしていましたが、さすがに間に合わず……。9月の文學界新人賞を目標に、中編を書こうと思います。
そのためには短編をnoteで書いていくのがいいかな、と思っています。noteで書くので、正面から短編小説というより、エッセイなのか、私小説なのか、わからないような文章を書いていこうと思います。
あとは、仕事につなげるために、企画案をもっと出していきたい。
今月のKPI進捗
・note:12/9本(25/100本)
・X:93/60投稿(157/720投稿)
・読書:4/5冊(8/60冊)
・映画・アニメ・ドラマ観る:4/9本(8/100本)
・メンタルケア心理士の勉強:0.5/20時間(5.5/120時間)
・新しい人と会う:10/2人(14/24人)
noteをたくさん書けた。読書と映画も、夜にインプットの時間を確保したので、ようやく摂取できるようになって嬉しい。ただ、その分、朝活を全くやらなくなってしまい、メンタルケア心理士の勉強が全くできていない……。バランスを取りたいところ。
新しい人と会うに関しては、DJイベントでたくさん会えたのが大きいですね。
4月の目標
映画レビューをメインにXを運用しようと思います。フォロワーを増やしにいきたい。
noteでも引き続き、映画含めたレビューと、私小説とエッセイを混在させた文章を書いていきたいです。
仕事のインタビューも入っているので、頑張ります。自主企画のインタビューも2本執筆途中なので、書き上げて出していきます。
3月もお疲れ様でした!
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