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コロナワクチンと自己免疫疾患

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コロナワクチンと自己免疫疾患
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記事一覧

シュードウリジン化mRNAワクチンはリボソームフレームシフトにより異常タンパクを生じ…

mRNAは遺伝子の「設計図」です。mRNAが遺伝暗号のルールに従って3塩基ずつアミノ酸に翻訳され…

コロナワクチンと肝炎 (2), T細胞依存性自己攻撃による新しいタイプの肝炎か: J Hepat…

前回に続いてコロナワクチンと肝炎のお話になります。コロナワクチン接種後の肝炎の発症につい…

コロナワクチンと肝炎 (1): J Hepatolに掲載された論文から

肝炎は、肝臓に炎症が起こり発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状を来たす疾患の総称です。コロナ…

コロナワクチンと眼の障害: Ocular Immunology and Inflammationに掲載された総説論文…

コロナワクチン接種後の眼の異常が報告されています。眼は光を感じるための神経系のセンサーで…

なぜワクチン接種が自己免疫疾患につながり得るのか

ワクチンによって作られる免疫はウイルスに対してのみ向けられるとは限りません。稀ではありま…

コロナワクチンから予測される自己免疫疾患

引き続きマサチューセッツ工科大学 (MIT) の総説論文も引用しつつ、コロナワクチンと自己免疫…

自己免疫疾患とワクチン

コロナワクチンと自己免疫疾患については、以前にも記事内で触れた事がありますが、ここでもう少し詳しく説明していきたいと思います。 遺伝子ワクチンはワクチンを接種した人間の細胞内でウイルスの遺伝子を発現させます。つまりワクチン接種後は体内の自分の細胞がウイルスの一部分を細胞表面に保有する事になります。体内の抗体が攻撃するのはウイルスだけではなく自分の細胞もであり、これは自己免疫疾患と同じ機構です。これは遺伝子ワクチンに特有な仕組みであり、抗体依存性自己攻撃 (ADAA、anti

遺伝子ワクチンと自己免疫

通常のワクチンでは不活化ウイルスやウイルスタンパクの一部が抗原として使われます。その場合…

遺伝子ワクチンというもの

現在普及しているコロナワクチンのほとんどはDNAワクチンまたはRNAワクチンで、コロナウイルス…