ナンバー2育成/平原孝之/株式会社コナトゥスマネジメント代表

1972年生|明治大卒|3社の中小企業でNO.2として15年従事|NO.2の矜持を体系…

ナンバー2育成/平原孝之/株式会社コナトゥスマネジメント代表

1972年生|明治大卒|3社の中小企業でNO.2として15年従事|NO.2の矜持を体系化|100人超の組織でのNO.2|社長とNO.2の伴走|元参謀が伝えるNO.2育成術|NO.2育成ガイドブックの無料DL→https://conatus.hp.peraichi.com/

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SmartNewsで41度目の記事紹介をして頂きました!

おかげさまで、SmartNewsで通算41度目となる記事紹介をして頂きました。 4月は投稿回数も少なく、目標としていた24ヶ月連続掲載は達成することができず個人的には残念な部分もありますが、取り上げて頂けるだけでも感謝しないとです。

    • 2024年6月度リベラルアーツ勉強会のお知らせ

      ビジネスマンとして、経営者として、専門家として一流の人は自分の専門的な知識や能力だけでなく、リベラルアーツ(教養)を持っている人が多いのではないでしょうか? リベラルアーツ(教養)を学ぶのは大人として偏りのない知識を持ち、探求の精神を持ち続けるためとされています。仕事には役に立たないと思われがちなリベラルアーツですが、社会人が備えるべき素養として欠かせない側面もあります。 また、多様な背景を持った人たちと交流できるかどうかもビジネスリーダーの条件の1つになっていると言って

      • 会社の成長を支えるナンバー2の育て方 vol.95 権限なくして責任なし/伸びる組織は権限移譲する

        「権限なくして責任なし」と言います。与えられた職責を全うするためにはその職責に相応しい権限が与えられなければならないという意味です。ところが、世の中の多くの管理職は「権限なくして責任あり」というのが現実です。 どうしてそのような状態に陥るのかを簡潔に言うと、組織図もなく、役割分担が不明確なうえに、トップがいつまでも権限移譲をせず、思いつき又はマイクロマネジメントを好んで管理職のやることにいちいち口を挟むからです。 そして、上手くいかなかった場合だけ責任追及し、人によっては

        • 論語に学ぶ部下との接し方

          リーダーの立場にある皆さんは部下の方に対して日頃どんな態度で接しているでしょうか。今回は論語を紐解きながら部下との接し方について考えてみて頂きたいと思います。 ・優しくニコニコしながら話を聞くようにしている ・威厳を保ちたいためにあえて威圧的に話すようにしている ・デキる上司と思われたくて、ロジカルな会話を心がけている ・自分の言うことが正解だと信じて、部下の話も聞かずに結論だけ言うようにしている ・部下はどうせ下らないことしか言わないと思ってぞんざいな態度で接している

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        • リーダーの人間力
          10本
        • 雑記帳
          63本
        • 会社の成長を支えるナンバー2の育て方
          106本
        • 最高のナンバー2になる方法
          12本
        • 知性と人間力を養う中国古典への招待
          27本
        • 君主に仕え百官を率いる|ナンバー2人物史
          6本

        記事

          会社の成長を支えるナンバー2の育て方 vol.94 小さな違和感を感じとる察知力

          事業をしている日常において、ふと小さな違和感を感じることはないでしょうか。もしそう感じることがあるとしたら経営者としてアンテナが立っている証拠です。 物事には予兆というものが必ずあり、日々の仕事の中にも些細な変化が大きな危機の前兆を示していることがあります。ただ、経営者は多忙を極め、現場の全てを把握することは物理的に難しいですから、理想を言えば自分の目となり、耳となってくれるナンバー2の存在が欠かせません。 今回はナンバー2に必ず身につけさせたい視点のひとつである危機管理

          会社の成長を支えるナンバー2の育て方 vol.94 小さな違和感を感じとる察知力

          部下の中にある星座を見つけよう

          職場で接する部下について、わかっているようでわからないというのが上司、リーダーである人の感想ではないでしょうか。 部下との関わりは基本的に職場での仕事の中ですから、部下であるその人を構成している「一部の点」を垣間見るに留まります。 リーダーとしては夜空に浮かぶ星という点を眺めるがごとく、部下の「一部の点」を眺めて、自分の知識や経験に照らし合わせて「こういう人間なのだろう」と推測するのが現実だと思います。 ただ、夜空を見上げてみると星座には同じものがないように、人もまた全

          リーダーの仕事は部下に気づきを与えること

          部下の成長に必要なのは自らの気づき 部下の成長を願って熱心に教えようとするリーダーは部下思いの素晴らしいリーダーではあるのですが、その結果は期待以上になることはあまりないよう気がします。 新卒のように仕事のイロハを教えないといけない部下は別ですが、一定の仕事ができるようになった部下にまで細かい指示を出したり、手取り足取り教え込もうとすると逆効果になってしまう場合もあります。 部下に対して仕事を教えるだけでは、その場限りの解決策や情報を与えるだけになります。もう一歩進んで

          会社の成長を支えるナンバー2の育て方 vol.93 ナンバー2人材の必要性が認知されてきた

          ナンバー2人材への注目ニュースサイトを読んでいると参謀、補佐役といったワードを目にする機会が増えたような印象があります。 中小企業白書でも後継者の補佐役の必要性についてそれなりにページを割いて解説しているなど、特にここ数年、ナンバー2人材に対する捉え方が変わってきた感じがします。 ナンバー2人材に対する考え方が変わってきている背景には、組織運営の複雑化や市場の変動速度の加速など、外部環境の変化が大きく影響していると考えられます。社長自身の能力向上や組織開発だけではなく、社

          会社の成長を支えるナンバー2の育て方 vol.93 ナンバー2人材の必要性が認知されてきた

          セミナー資料制作中…

          先日告知しましたセミナーのレジュメを現在コツコツ制作中です。 特に歴史を題材にしていると間違ったことを言えないので、都度確認しながらレジュメ作りしていると時間ばかりかかってます。まして今回は新作なので尚更です…。でも楽しいです。 リーダーとしての大切な考え方がわかる  貞観政要から学ぶリーダーとしての在り方 【開催日時】 3月29日(金)20時~21時30分 【参加費用】 無料 【開催場所】 Zoomオンライン 【申込み】  参加申込フォーム 貞観政要はやっぱりいいなあ

          note始めてから10万PVを達成しました

          note始めてから約2年ほどが経ちましたが、やっと全期間通じて10万PVを達成することができました。 人気ユーザーの方に比べたら、全く大したことないPV数ではあるものの、コツコツと記事を書いてきて、一区切りついたような気がしますし、我ながら頑張ったと褒めてあげたいと思います。 この一年はChatGPTの力も借りつつ、多少は筆が進むようになりましたが、相変わらずひとつの記事を書き上げるのにそれなりの時間を要しているので質の高い記事をできる限り多く書けたらというのが当面の課題

          SmartNewsで17ヶ月連続、40度目の記事紹介をして頂きました!

          おかげさまで、SmartNewsで17ヶ月連続、通算40度目となる記事紹介をして頂きました。 同時に他のニュースアプリでも取り上げて頂きました。 ・グノシーで4ヶ月連続、10度目 ・ニュースパスで2ヶ月連続、3度目 リーダーになりたての人を対象にしたリーダーシップの新コンテンツとして 書いている記事を取り上げて頂けたのがとても嬉しいです。

          SmartNewsで17ヶ月連続、40度目の記事紹介をして頂きました!

          部下が求めていることはそこではない

          部下が求めていることは実は小さなことばかり 社員や部下の気持ちがわからなくて困っているという上司の方の悩みをよく伺いますが、ズレてるなと感じることが多いです。 部下の働きに報いてあげようと思い、 ・昇格させて役職をつけてあげた ・昇給をした といったことはよくある話です。 部下本人もそれらが決して嬉しくない訳ではないものの、求めているのはそこではないというミスマッチをよく見聞します。 実際に、昇給した翌月に退職されてしまったという経験を持つ経営者の方も多いのではな

          【セミナー告知】貞観政要から学ぶ「リーダーとしての在り方」無料セミナー

          懇意にさせて頂いている経営コンサルタントの河村さんが主催されている「幹部塾」でゲスト講師としてお話させて頂く機会を頂きました。 数ある中国古典の名著の中から貞観政要を題材にリーダーシップについてお伝えする予定です。 貞観政要って聞いたことあるけど読んだことないなと思う方も気軽にご参加ください。 本セミナーはこんな方にお勧め ・経営者・経営幹部 ・経営者・経営幹部を目指している人 ・部下の育成に悩む管理職 ・リーダーシップ力・マネジメント力を上げたい人 ・魅力的なリーダー

          【セミナー告知】貞観政要から学ぶ「リーダーとしての在り方」無料セミナー

          ナンバー2人物史 凡庸なトップを覇者にさせた名宰相 管仲

          管仲(かんちゅう)は、中国の春秋時代に斉の国の宰相として活躍した政治家で、今から2600年以上も前の人です。凡庸な君主に過ぎなかった桓公を覇者に押し上げた中国の歴史上屈指の名宰相と評価されている人物です。 管仲自身のことは知らなくても、「管鮑の交わり」や「衣食足りて礼節を知る」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。 管仲の実績を簡潔に解説すると、弱小だった斉の国の宰相として、内政改革や外交戦略を展開し、斉を強国にし、君主である桓公を中原の覇者にしたとい

          ナンバー2人物史 凡庸なトップを覇者にさせた名宰相 管仲

          リーダーの影響力を意識してみる

          朝のリーダーの態度でその日一日が決まる 年度末や決算期で心の余裕もない時期かもしれませんが、週の始まり月曜日を迎えて、憂鬱な気分で足取りが重たかったでしょうか。それとも、よし今週も頑張るぞという気持ちで過ごせたでしょうか。 忙しい時期は文字通り心を亡くしそうになりますが、リーダーの立場にある人は、自分のことだけでなく、部下の気持ちにも想像を働かせたいものです。 部下が自分と同じように憂鬱な気分なのか、仕方なく淡々と仕事をこなすだけの週の始まりと感じているかを考えてみる価

          大事を済すには必ず人を以て本となす(三国志)

          三国志に登場する劉備の言葉です。 三国志好きであればよくご存じの場面かと思います。 208年、曹操が荊州牧の劉表を討ち荊州の地を手に入れようと15万もの大軍を差し向けました。劉表は突然の病に倒れ、劉琮が家督を継承するも曹操に降伏してしまいます。 劉表の客将であった劉備は諸葛亮から劉琮を攻撃すれば荊州を支配できると進言されますが、劉表から生前に受けた恩義からこの提案を却下し、劉琮に降伏を翻意するよう面会を望むも叶わず、やむなく曹操軍から逃げる選択をします。 その逃亡に際し

          大事を済すには必ず人を以て本となす(三国志)