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ウルトラマンは、うつくしい。

映画『シン・ウルトラマン』を観た。

わたしは、この作品が、はじめてまともに『ウルトラマン』を観た機会になった。「ウルトラマンってうつくしいんだなあ」と生まれてはじめて思った。

外星人と人間の狭間に位置するウルトラマン。小さな命を守ろうとした人間に興味を持ったウルトラマン。自身を利用しようとする自分勝手な人類を「まだまだ幼く、未熟な小さな命」と捉え、守ることを決めたウルトラマン。終始その姿勢が一貫していて、全くぶれなかった(ように見えた)ウルトラマン。

映画を観終わった後、公式サイトで、ウルトラマンをデザインした成田亨さんの油彩画『真実と正義と美の化身』を見つけた。その題名と画像が自分の中でじわじわと広がっている。

予告動画や、米津玄師さんによる主題歌の『M八七』を事前にリピート再生しただけという状態で観に行った『シン・ウルトラマン』。

ウルトラマンとは何かとか、この作品が初代ウルトラマンを蘇らせようとしていたこととか、そういったことをまともに知らず、のこのこと映画館へ足を運んでしまった。けど、置いていかれることはまったくなかったです。

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