マガジンのカバー画像

じっくりコトコトnote

13
(ほぼ)毎日更新している『毎日note』から、じっくりコトコト丁寧に書いたnoteをまとめたマガジンです! どこから読めばいいのかわからないときもこちらから読んでもらえたら。
運営しているクリエイター

#GR3

「自分を許す」ことのむずかしさをほどいてくれた、2冊の読書体験

「ひとりで生きていけるようにならなくてはならない」と心の底でずっと思っていました。人に頼れず、なんでも自分でできるようにならなくてはならないと。そしてそれゆえに、人と比べて落ち込んで、劣等感に苛まれる。 そんな自分に気づいて、受け止めて、少しは生きやすくなったと思っていたけれど、その奥にはまだ違う思いがありました。 それは、「今の自分をずっと許せないでいる」ということ。 それに気づくきっかけになったのが、土門蘭さんの『死ぬまで生きる日記』。そして、「許すためにどうしてい

毎月変わり続ける自分を肯定できた、パーソナル編集者・みずのさんとの1年を振り返ってみる

「パーソナル編集者」というサービスを、ご存じですか? みずのけいすけさんによる、個人の情報発信を支援するサービスです。わたしは2022年12月~2023年11月の間、まるっと1年利用させてもらいました。 このnoteでは、その1年を振り返ろうと思います。 締め切りを共有すれば、何かできるかもエントリーシート(ES)ってあるじゃないですか。わたしは大学生のとき、このシートの存在にすごく苦しめられました。 今思うと、ただの分析不足としか言えないのですが、自分の強みとか、わ

あたたかなホームパーティーに参加して、満たされている今の自分を許せた話

コーチングに出会って、オンラインスクール『THE COACH Academy』の基礎コースを受講したのが2021年2月。学びはじめてから、気づくともう2年半ほどが経った。コーチングが好きだということ。それはずっと変わらない。 けどいま、「コーチ」をいったん手放そうとしている。 しばらく、そうしようとしている(したい)自分に気づきつつも、なかなか認められなかった。けどやっと、「いいんじゃないかな」と思える、腹落ちする瞬間があった。 それは8月に参加したコミュニティ(THE

noteが500本になったので、続けられた理由を振り返ってみた

今日で、毎日更新しているnoteが500本目になりました! 期間にすると約1年5ヶ月。長いような短いような……。 というわけでこのnoteでは、「なぜnoteを500本書けたのか?」について振り返ってみようと思います。 500本書けた理由 やっぱり毎日書いても、文章がうまくなったなあなんてとても思えないし、むしろ書けないことに唸ることのほうがずっと多い。 それでも、どうして続けてこられたんだろう。考えてみると、色々と理由はあるように思います。 たとえば、ルールをゆる

自分の好きが、伝播する写真を撮っていきたい

「思わず、見てしまうものを撮りましょう。それが“好き”ってことです」 「嫌いなものは、そもそも見ようとすらしないでしょう」 「自分の好きを、くだらないなんて思わないでくださいね」 それらの言葉に、マスクの下、鼻の奥がほんの少しだけツンとした。 2023年2月5日、写真家の幡野広志さんによる『いい写真は誰でも撮れる』ワークショップに参加してきました。 本当はイベント終了後、すぐnoteを書いた方が良かったのかもしれませんが、丁寧に書きたいなあと思っていたら、もう3週間ほど