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バッグが好きで買ってしまう病について

長年、バッグが好きで色々な形、色、ブランドのものを買い続けてきてぶつかる壁は「持つ人はひとり」という当たり前の事でした。
手は2本だしね。

なんでこんなにも好きなんだろう……の答えが出たので書いてみようと思います。

結論から言うと「自分のお気に入りのものを、好きなバッグに入れてキャリーできるという事を愛しているから」という所へ落ち着きました。

外出先に、何をピックアップして持っていくのか。荷造りも楽しい訳です。取捨選択の妙があって楽しくなる事もしばしば。

                 *

好きな漫画で「かよちゃんの荷物」という作品がある。
雁 須磨子先生の作品です。
一巻目の帯が「女子は荷物が多いんです」
二巻目の帯が「女子は注文が多いです」
三巻目の帯が「女子はのんびり、いきませう」
最高じゃないですか?

かよちゃんが、満員電車で腹を壊して苦しんでいるハンサムを助けた時、彼女のかばんの中には「つごうよく薬と水筒」が入っていた。
「ハライタピタット」であらぬ事態を免れた彼。

な……治った…
助かりました!ありがとうございます!
恥ずかしいな でも良かった…あなたみたいな親切な人がとなりにいてくれて…
いやもうほんとに…あたたかい心づくしが…
ぼくの…
お母さんみたいな…………

お母さんかよっ!
ハンサムとは恋に発展する事はなかったかよちゃん。
お母さんと言われた影響か、後日小さくて可愛いバッグをかよちゃんは購入したのでした。

友達からも
「なにげに ほらこないだもあたし顔洗いたくて かよちゃんにクレンジング借りたりしたし」
「あたしもサンダルマメできたときバンソーコもらった!」
「あといっつもなんかあーまいもん食べさしてくれたり」
「ありがとーて思うことばっかっちゃ ばっかなんだけどさ」
頼りになるかよちゃんの荷物。

私はかよちゃんの様な事例はないものの、出先で痒い所へ手が届きたい想いはあります。
それと「こんなん必要ないでしょ」っていう物とか入っているバッグが好きだったりする。ウルトラ怪獣入っていたりとか、個人が好きでキャリーしている雑貨だったりする事が多いのですが。

人となりが垣間見えるバッグと、その中身。
見せてくださいとは言えず、雑誌やネットで覗いてふむふむと楽しんでいます。

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