情報リテラシー論第8回まとめ

今回の講義では「位置情報に関するノウハウ」について横田先生に教えて頂きました。

位置情報と聞いて私が真っ先に思い浮かんだものは「GPS」です。今では当たり前にスマホにGPSが内蔵されているからか抵抗感はあまりありませんが、よくよく考えてみるとスマホを持ち歩いているだけで自分の居場所がリアルタイムで分かるって少しだけこわいですよね。。
今回はここを気をつければ大丈夫!ってなるポイントを教えていただきましたのでご紹介させていただきます♪

■GPSはなんで位置情報がわかるの?


「GPS」とは、地球の周回軌道を回る24個の衛星から発信される情報を利用して、受信者とGPSの衛星の位置関係を測定し、現在地の緯度・経度を計算するシステム。
元々は昔のアメリカで軍事用に使われていた。この衛星は米国国防総省が運営しており、その制度などは諸情報により予告なく変更されることがある。
位置情報は機内モードにしていても機能する。』
http://maya.phys.kyushu-u.ac.jp/~knomura/museum/GPS/node2.html

ちなみにiPhoneに搭載される位置情報システムはGPSだけではないって知っていましたか?私は知りませんでした!!
今ではGPSだけではなく「みちびき」「GLONASS」、「Dalileo」、「BeiDou」の衛星に対応し、今ではアメリカ以外の国も位置情報を知ることが可能になったらしいです。アメリカ敵に回したら位置情報系何もできなくなるなと怯えていたからちょっと安心…笑

WindowsやMacのpcはGPSには対応していないが、Wi-Fiで位置情報を把握できるようにできるようになったそう。

Wi-fi関連のお話ですが無料Wi-Fiサービスをしているお店が増えています。便利ではありますがハッキングや情報漏洩などのリスクも伴う、ということは、今では多くの人が知っているとは思いますが改めて気をつけていただきたいことです…(_ _)


■Google Chromeのシーレットウィンドウ使えば解決?

全国で人気のラーメンが知りたくて「ラーメン人気」とキーワード検索したりすると勝手に自分のいる地域のラーメンショップが検索結果の順位に上がってきてしまうことありますよね?これはどうすれば正確な順位が出てきてくれるのでしょうか。

これを解決しようとしてGoogle Chromeのシークレットウィンドウを使って検索しても実は正確な検索結果の順位が出ないらしいです。

これはIPアドレスが関係しているよう。IPアドレスとはインターネットの住所のようなものでシークレットウィンドウでもIPアドレスは把握されるようになっているためどうしてもアクセスしている地域がバレます。

⭐︎それでも位置情報を知られたくない!って方はIPアドレスを把握されないTorブラウザというブラウザがありますが、それでもGoogleを使っている限りはまだTorブラウザは完全には把握されないわけではないのだそう。そういう場合はDuck Duck Goという検索エンジンを使うのもアリ。

■写真に記録されたExif情報の確認方法

写真に記録されたExif情報は写真に位置情報(Google Map)が紐づけられたもので、それを確認する方法は主に2つあるようです。

⭐︎1つ目
・Windowsの場合は、画像を右クリック→プロパティを開く→詳細タブクリック
・Macの場合は、画像をダブルクリック→プレビューを表示→ツール→インスペクタを表示→ Exifタブを選択する

⭐︎2つ目
Google Chromeの「ExifViewer」という拡張機能をインストールすると写真にマウスを当てるだけでExif情報が表示され、GPSが入っている場合は地図に飛ぶことも可能。

■Facebook、Twitter、Instagramは投稿時にExif情報は消滅

Facebookは位置情報が投稿時に自動付加、TwitterとInstagramは位置情報が投稿時に参考表示される。

→「位置情報を追加しますか?」と出るということはすでにTwitterやInstagram側に把握されているということ!こわいですね〜(◎_◎;)

⭐︎心配ならスマホのカメラアプリで撮影する際に設定から位置情報をオフにすればOK。

※「このappの使用中のみ許可」はインスタグラムやLINEカメラなどのアプリからカメラを起動して撮った場合に位置情報が保存される場合があるので注意!!
↑この表示の意味がわからなかったので勉強になりました〜٩(^‿^)۶

■iPhoneの闇!「利用頻度の高い位置情報」に場所と滞在時間が表示される

設定→位置情報サービス→位置情報サービスをオン→システムサービス(ここで下にスクロール)→「利用頻度の高い場所」

と操作すると、なぜか勝手に「自宅」「職場」とiPhoneに認識されています!しかも同じ場所の滞在時間等が詳細に表示されています。。(O_O)

⭐︎非表示にしたい場合は、「利用頻度の高い位置情報」をオフ。履歴を非表示にしたい場合は「履歴を消去」をタップ。

■リアルタイムの位置情報共有サービスはうまく使えば便利!

例えば、
「Zenly」…位置情報を共有するSNS 。2018年より女子中学生を中心に流行
Googleマップ…位置情報を共有で地図に表示でき、スマホ内の電話帳と同期してユーザーを選択することも可能
Luna scope…位置情報をホームページなどで友達になっていない人にも表示でき、通知エリアで移動の動きを把握

Instagramでは地図検索の結果に位置情報付きのストーリーズと投稿が可能になります!


このように位置情報はうまく活用すればとっても便利でスマートな生活を送る手助けをしてくれるものなのです^^

今回の講義のお話はここまで。

位置情報サービスはプライバシーの危険もあるけれど気をつければとっても良いものだということがわかりました。

今回は気をつけるポイントなど詳しく教えていただいてとても勉強になりました♪

ありがとうございました!

















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