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茨城百景巡り始めました

趣味のドライブやB級スポット探索や穴場探しをしてると一番行く頻度の高い地元チバラギ周辺で茨城百景の石碑をそこかしこで見かけるんですね。茨城百景とはなんぞやと調べてみると1950年に茨城県と茨城新聞が投票等を通じて選定した100の県内の景勝地や観光名所です。(詳しくはこの記事)

で、この茨城百景厄介なのが1950年に選定されたモノなので情報量が圧倒的に少ない上、景色が変化していたり消滅していたりするモノが多々あります。まさにB級スポットあるあるですがフィールドワークや調べ物、考察をしないとどれ・どこがソレなのかわからないだとか景色が失われてる場合は過去の写真を探さないといけないわけです。

そしてなによりもこの百景巡りの面白い所はあたかも過去にタイムトラベルしたかのような感覚を覚える所!
まずポイントとして日本の景色は1970年代を境に大きく違うという点です。過去の航空写真を見るとより分かりやすいですが60年代あたりから国土開発が進んだ影響で70年代を境にガラリと景色が変わります。生活様式も変化し山で食料や燃料・素材を調達していたスタイルもホムセンに行くようになり山も徐々に管理されない状態に変わり里山の景色もまた別世界になっています。
そしてもう一つのポイントとして茨城百景は大正頃から1970年代までに全盛期を迎えていた観光地が数多くあるという点も挙げられます。百景にはインフラ整備、モータリゼーションを経て衰退してしまった観光地を資料と照らし合わせてみるとより深く郷土の過去を知る事ができます。

まーそういうわけで暇があったらライフワーク(笑)(気が向いたら)として茨城百景を巡ってるんですが徹底的に調べ物しないと巡れないようになってるモノなので何も記録と成果を残さないのは勿体ないなーという気持ちが湧いてきます。なのでNoteに記録を残していこうと思います。
あまりにドマイナーなモノなので殆ど興味のある人はいないと思いますがこれからたまたま茨城百景に興味を持ってしまった変わった人の参考になれば幸いです。

茨城百景 Wikipedia

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