孤独のすすめ

「孤独のすすめ」~自分は何をしたいのか

https://www.amazon.co.jp/孤独のすすめ-人生後半の生き方-中公新書ラクレ-五木-寛之/dp/4121505859


諦めとはネガティブな言葉ではない。                  その意味は、明らかに究めるということだと筆者は語っている。

私も気を付けなければならないことだが、日常の中であらゆることのために忙殺されていく中で、自分は何をしたいのかを見失ってしまう人は多い。   大学の面接や、エッセイを書く時には自分のことについて真剣に考えるにもかかわらず、継続して自分について考え続けるということはあまりないのではないだろうか?

この前私が高校生40人を対象に小規模のアンケートを取ってみた結果、自分の人生を楽しくする要素は何かという問いに対して、夢もしくは趣味と答えた人が群を抜いて多かった。                        この二つに共通することはまさしく、自分は何をしたいのかということではないだろうか。

自分は何をしたいのか

これまでの生活から、この問いに基づいた生活にするということは、時にリスクが伴うことがある。
現に自分のしたいことを犠牲にして日々生活している人が多くいることからもわかる。

「あなたは学生で時間もたくさんあるからそんなこと言ってられるんだ。働き出したらそんなことなんて言ってられなくなる。」という人もいるだろう。  けれども私はこの問いを自分に投げかけながら生活していくことで、振り返った時に、山あり谷ありだったけれども、人生全体としては幸せだったと感じたい。