Mayu Migita

18歳の道産子です!趣味は自分がまだ見ていない場所に行くこと。400字以内の読書ブログ…

Mayu Migita

18歳の道産子です!趣味は自分がまだ見ていない場所に行くこと。400字以内の読書ブログ更新中。

最近の記事

「NO LIMIT」を読んで

「生きている」という実感を持てないまま生きている人がいる。       それは何かに満たされてしまっているのかもしれない。         おなかがすいてもコンビニに行けばご飯もある。                               お金がなくても携帯電話を持っている人たちはたくさんいる。                     この国はそんなに頑張らなくても生きていけるほど豊かな国になってしまった。                                

    • 「本を読む人だけが手にするもの」を読んで

      忙しいを言い訳にして、最近できていなかった読書を再開するにふさわしい一冊になった。 著者は、蓄積された知識が想いや考えとなるまでの過程を4段階で表している。 ①蓄積した知識・技術・経験は脳の中に沈殿している            ②「読書」「遊び(旅)」「芸術」が①を結びつける糸となる       ③意識が高まることにより、①+②がかき混ぜられて浮かび上がってくる     ④脳内で回路のようにつながり、思いや考えとして結晶すると、発信機の役割を果たす           

      • 「20歳の時に知っておきたかったこと」を読んで

        人間には二つのタイプがある。                     1.自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人       2.自分自身で許可する人 最近の自分の課題は、自分が本当にやりたいことと、他人が自分に期待することを混同しないこと。1のタイプは混同する人が多いようにも感じる。 普段気を付けているつもりなのに、ふと「何で自分これやってるんだっけ?」となる時がある。だから、毎日の中で10分でも時間を取って自分の状況をチェックすることが大切なんだと思う。

        • 「ためらいの倫理学」を読んで

          この本のタイトルにある「ためらい」について書かれている部分よりも、別の言葉に興味を持ったので引用してみる。 記憶というのは、その出来事「そのもの」の強度によって記憶されるのではない。その出来事が、「そのあとの」時間の中で持つことになる「意味」の強度によって選択されるのである。 例えばある強烈な出来事があったとする。しかしその影響が長期にわたって及んだり、自分にとって意味のあるものでなかった場合、その記憶は葬り去られてしまうということだ。 自分に当てはめてみると、辛い経験

        「NO LIMIT」を読んで

          「代表的日本人」を読んで

          真の日本人とは、まさにこの本に紹介されている人たちのことだと思う。 経済と道徳を分けずに考える思想。藩を立てなおす際にも資金を投じるのでなく、まず民の道徳の腐敗をただすことを徹底させた。 道と法とは別である。法は、時により、中国の聖賢によっても変わる。しかし道は、永遠の初めから生じたものである。人が消滅し、天地がたとえ無に帰した後でも、それは残り続ける。しかし法は、時代の必要にかなうように作られたものである。時と所が変わり、聖人の方も世に合わなくなると、道のもとを損なう。

          「代表的日本人」を読んで

          「世界一やさしい右脳型問題解決の授業」を読んで

          丁度ワークショップを開催したい!と思い、計画している最中だったが、なんかパッとしないなと感じていた。そんな中、この本に忠実に実行してみたら、どんどん面白くなってきた!!! 全部カラーで、絵本のよう。それでいて一生役立つスキルが身につくとてもおすすめの本!!! 0の状態からカタチにしていくプロセスは ①ペインポイントをつかみ、解決すべき問いを立てる          ②アイデアを出しまくり、選択する                  ③カタチにし、テストする ①に関して

          「世界一やさしい右脳型問題解決の授業」を読んで

          「君たちはどう生きるか」を読んで

          本屋さんで最近目に入るので、ついに読んでみた。 1937年にこの本が発行されたことにまず驚き。「自分らしい生き方」「ライフスタイル」などの言葉が多く見受けられるからこそ、書かれた本だと思っていた。 そして読みやすい。物語だから頭にすらすら入ってくる。それでいて、この言葉はメモしておきたい!!!というようなグッとくる言葉にも多く出会う本だった。 そんな中で私が一番心に残った言葉は、 「今のコペル君はご飯を食べて、買いたい物を買って、消費者にしかなっていない。けれど、今勉

          「君たちはどう生きるか」を読んで

          「本田宗一郎」を読んで

          高校を卒業してから初めて、高校に用事があって行った。 最初に感じたのは、改めて「もう高校生じゃないんだ」ということ。依頼の仕方や、依頼内容に対する考えの浅さに対する指摘をいただいた。 高校生だったときは、行動を起こした!という意欲だけで承諾してくれたものが、卒業してからはそうはいかない。内容を重視される。 卒業してみて気づいた、高校時代はなんて居心地がよかったんだ。何でも受け入れてくれる高校生の時にもっといろいろなことにチャレンジしていればよかった、とも思った。 けれ

          「本田宗一郎」を読んで

          「ジョン万次郎」を読んで

          やっぱり、日本を変える人ってすごい。        ものすごく強い好奇心と、新しいものに順応していく力が備わっている。 万次郎は、すべての感覚で、たくさんの新しいことにふれ、新しいやり方を学んできた。それどころか、これまでとちがったふうに世界をとらえるようになっていた。おそれではなく、好奇心をもって世界を見るようになっていったのだ。 鎖国下の日本人は、外国人=異国の鬼と思っていた。同じようにアメリカ人は、日本人は人を食うと思っていた。 万次郎の世界は、船上での生活、ア

          「ジョン万次郎」を読んで

          「風の歌を聴け」を読んで

          お恥ずかしながら、今日初めて村上春樹さんの本を読んだ。この本の内容が著者自身の体験なのか?それともフィクションなのか?私は調べていないのでわからない。なにはともあれ、私は読み終えてからずっと一つの文章について考え続けている。 文章を書くという作業はとりもなおさず、自分と自分を取り巻く事物との距離を確認することだからである。必要なものは感性ではなく、ものさしである。 私はよく、頭の中がぐちゃぐちゃになった時に、紙に書き出してみる。それによって、自分と対象の間に何の問題がある

          「風の歌を聴け」を読んで

          「アルケミスト」を読んで

          傷つくのを恐れるのは、実際に傷つくよりもつらいもの。        夢を追及しているときは心は決して傷つかない。 夢を追い続ける人にとってこれ以上に励みになる小説に、私は今まで出会ったことがない。 私の夢は「子供が自分の夢に向かって、勇気をもって挑戦する社会」にすること。このことをある人に伝えたところ、「挑戦して失敗して、子どもが挫折した時にどう担保するの。それは押しつけがましい」とおっしゃられた。 確かに、彼らにとってショックな経験にはなると思う。けれども夢をかなえた

          「アルケミスト」を読んで

          「いま、君たちに一番伝えたいこと」を読んで

          生きがいを求め甘える日本人、真剣に生きようとするカンボジア人 2014年10月に北海道大学の学生がイスラム国に参加しようとして警視庁の取り調べを受けたというニュースを受けての言葉。 筆者がカンボジアへ取材に行った際にこのニュースを現地の方に伝えると、 「国立大学の学生ということは、日本国民の税金によって勉強させてもらっているのに何をやっているんだ」                    「生きがいを見出せないのなら、人々が生きるのに必死なカンボジアにきたらどうだ」と怒っ

          「いま、君たちに一番伝えたいこと」を読んで

          「ビルマの竪琴」を読んで

          https://www.amazon.co.jp/ビルマの竪琴-本/s?ie=UTF8&page=1&rh=n%3A465392%2Ck%3A%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%81%AE%E7%AB%AA%E7%90%B4 高校生の時に世界史の先生に勧められ、ようやく今日読んだ。 水島安彦が終戦後、降参せずに死ぬまで戦う日本軍に降参しろと言いに行き、彼らが意思を変えないのを目撃した場面にて。 なかには、本当にここで死ぬまで戦おうと決心している

          「ビルマの竪琴」を読んで

          「発達障害の子どもたち、”みんなと同じ”にならなくていい。」を読んで

          今の社会には眼鏡やコンタクトレンズがあるから、視力が悪いからと言ってすぐに障害だとは誰も言いません。同じように、社会の側に、人にある困難を解決するサービスや技術があれば、障害はなくしていける。 この本は、障害あるなしにかかわらず、すべての子どもたちに届けたいメッセージが詰まっていると思う。 僕自身、子どもの頃は学校が世界のすべてで、学校で評価されないと社会では評価されないと思い込んでいましたが、全くそんなことはなかった。  僕が考えていた以上に世界はずっと広く、多様性に満

          「発達障害の子どもたち、”みんなと同じ”にならなくていい。」を読んで

          「SHOE DOG」を読んで

          この本に、NIKE創業者の20年間が詰まっている。 ”天職を追い求めることによって、疲労にも耐えられ、失意をも燃料とし、これまで感じられなかった高揚感を得られる”彼のブルーリボンへの熱意は病的なほどだったことが、この本を読むだけで伝わる。                              彼は「他人がより充実した人生を送る手助けをする」という理想から目を離さなかった。 改めて、今成功者と呼ばれているような人でも、そこに至るまでの道のりは厳しく、辛く、ギリギリのもの

          「SHOE DOG」を読んで

          「リーダーの現場力」を読んで

          現場は上から見れば「末端」ですが、支店をずらせば組織の「最先端」 様々なインタビュー記事や、この本を見て感じるのは、迫さんが現場をとても大切にしているということ。 それは「100%の敬意を100%形にする」という言葉からもわかる。 最近では起業ムードが高まっているように感じられるが、        「新しいベンチャー企業が生まれることと同じくらい大切なのが、今あるふつうの会社が生まれ変わり、光り輝くことなのだ」と言われていて、なるほどと思った。 適材適所という言葉があ

          「リーダーの現場力」を読んで