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転職後、いよいよ新しい会社で仕事がスタート!最初にした事とは?

大手電機メーカーの通年採用に合格して、私は営業部門に配属になりました。今回の記事では、入社後にまず何をしたのか、また、初めて営業職を経験した時の気持ちなどを書いてみようと思います。

まずは、前の会社での「引き継ぎ」

通年採用に合格したあと、現在勤務している会社の引き継ぎを開始しました。大手企業に採用が決まった喜びと期待はありましたが、逆に慣れ親しんだ会社から去らねばならないという淋しさもありました。仲の良い同僚もたくさんいたので...

少し複雑な気持ちを抱えながら、約1カ月間で引き継ぎを終え、いよいよ新しい会社に入社することとなります。確か12月の寒い時期だったと思います。

前の会社を辞める時に、私のセクションのトップである役員から送別の品を頂きました。私は大事にされていたんだなぁと感じ、嬉しく思うと同時に、やはり一抹の淋しさを感じずにはいられませんでした。

入社までの準備期間

新しい会社から入社準備のために1週間の休暇をいただいていたので、前の会社を退職したあとは新会社から指定された事業所の人事部へ出社しました。そこで、会社の説明や自分の新しい職場についての説明など、1日かけてレクチャーを受けました。最後に、配属先の部署に挨拶に伺い、その日はそのまま帰宅しました。

新しい配属先には私の席もすでに用意されており、周りには先輩方もいて、「明日からこの人たちと働くのかぁ」といよいよ緊張感も高まってきました。

いよいよ新会社へ入社!

とうとう入社の日がやってきました。私は初日から他の人よりも30分早く出社し、年下の社員にも敬語を使って常に「はい!はい!」と返事をしていたことを思い出します。帰りの電車に乗るまでは緊張状態が解けることはありませんでした。しばらくそんな緊張の日々が続き、私はストレスでみるみる痩せて、1カ月で5kgも体重が減ってしまいました。

また、営業部門の特徴のひとつとして、何しろみんなお酒が好きでした。まず定時で帰れることがないほど毎日のように飲みに誘われ、断ることもできずに夜中まで連れ回される……そんな毎日が続きました。

意外とこれがボディブローのように効いてきて、体が休まらなかったことを思い出します。今日は飲みに行かずに真っ直ぐ帰りたいなぁ……と、そればっかり考えながら毎朝会社に通っていました。

人事部の研修を受ける

そんなこんなで1カ月があっという間に過ぎ、カレンダーは翌年の1月になっていました。ここからは、人事部の研修を1カ月間受けることになります。同じ試験に合格した通年採用者を集めた集合教育です。

研修センターに集合した時に感じたのは、これっぽっちの人数しかいないのか…?ということです。それだけ採用されるのが難しかったということだと思います。なぜ自分がこのメンバーの中に残れたのか、いまだに不思議な感じがしました。

教育自体は大したことはありませんでした。会社の沿革から各部署の説明、営業の役割などが教育のメインでした。ただ1カ月間も研修センターに缶詰になるというのは、思いのほか辛かったです。もっと人数が多ければ座学の時にちょっとくらい居眠りもできたかもしれませんが、人数が少なかったため、1日中ずっと集中力を維持していなければなりませんでした。

営業の仕事がスタート

研修センターで1カ月の研修を終えると、仕事の現場ではもう一人前の営業マンという扱いになります。先輩に同行して仕事を教わりつつ、徐々に一人でユーザー先に行く日が増えてきました。

と言っても、最初のうちはお客様にカタログの商品を説明して回るだけです。新人ですから、この程度が限界だったと思います。形だけですが、ようやく営業マンっぽい仕事ができるようになってきてうれしかったのを思い出します。

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今回はここまでとさせていただきます。次回は、仕事に少し慣れてきた頃にどんな変化が訪れたのか、くわしくお話ししたいとと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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