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#65 私は字を書くことが嫌い

小1のときからずっと言われていたのが、「字をきれいに書きなさい。」です。国語だけじゃなく、算数の数字でも言われていました。学校でも家でもです。特に算数の方がひどかったかもしれません。何度注意しても直らないので、母は私に習字を習わせました。私も体験で行ってみて楽しかったので、結果として2年くらい通いました。

母は、習字をやっても改善しないんじゃないかと思っていたようです。しかし、私はどんどん上達しました。習字の先生にも褒められていました。1年くらいで段まで到達しました。けれど、かんじんの勉強のときの字は汚いままでした。たまに気分がのって習字のように書くと、学校の先生にびっくりされました。

お手本を見て書くのは得意な私に、母はすごく悩んだそうです。ある時、「頭の回転に手がついてこれないのかも。」と思ったそうです。習字には思考が伴わない、算数は頭をフル回転するから、その違いかなと考えたそうです。それなら、算数できれいな字を求めると、頭の回転が止まってしまうから、字のきれいさを求めるのはよくないんじゃないかと。そして、それが知能検査にあらわれていました。それがわかってから、字の汚さは何も言われなくなりました。学校では漢字テストでよくバツになりましたが、家では「読めるからよし!」と母は怒ったりしませんでした。それでだいぶ楽にはなりましたが、それでも学校や塾の板書は苦手でした。

今は、数学塾の板書も書いたり書かなかったりします。母から、「自分が必要と思ったところだけ書けばいいんじゃない?」と言われ、そうしています。だから、全然書かないときもあります。日記も苦手で、伝えたいことがまとまらないし、おまけに手がついてきません。私が家でかんしゃくをよく起こしていたみたいで、学校の日記は、パソコンで作って印刷してノートに貼ってオッケーになりました。今は日記も免除になりましたが…。

パソコンは早めに習得しておいた方が、ストレス減ります!


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