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#015 窮地のアップデート

こんにちは、松本和也です。
職業(肩書)はインハウスのデザイナーで、プロダクトデザインを軸にユーザーエクスペリエンスの最大化を図るべく、垣根なく様々なことをやっています。noteでは僕という人間に興味を持ってくれている人に向けて発信しています。

ここ数年の年末年始、なんやかんやで窮地に立たされることが続いています。その辺の整理をしたいと思います。

« 読了時間 2.0分 »

プロダクト(ハード)の開発に関わりの無い方はイメージしにくいかもしれませんが、新商品自体はローンチのかなり前にできているケースが多いと思います。

理由は、試験・検証、撮影、カタログ、サイト作り、etc.モノが無ければ進められないコンテンツがあるからです。最近はデジタルで代用できる部分も増えてリードタイムの短縮に繋がってはいますが、それでもまだまだ実物が重要視されています。僕も実物はやはり大事だと考えます。

実物がかなり前にできるということは、サプライヤーさんとの調整や試作制作は更に前からやっているのですが、、

一昨年から色々なサプライヤーさんとの準備中に窮地に立たされることが多い。

初めは、サプライヤーさんの倒産。

レスポンスも非常に早く、品質も非常に良く、ストレス無くコミュニケーション取れていたので、順調に量産承認までこぎ着けました。

ところが、ある日突然『会社をたたむ事にしました。申し訳ない。以上』と連絡取れなくなりました。

倒産は責めることではなく、むしろ何か力になりたいと思うくらいですが、事後連絡が取れないのは信用を無くす行為でした。

焦り、怒り、苛立ち、色んな感情が芽生えたのを思えています。

しかたが無いので、別のサプライヤーさんを探しますが、焦っている余り狭い視野で想像を働かせ、結果として無駄な行動が多かったなと。

それでも急ピッチで対処し、運もあり、間に合う見通しが立ちました。

見通し立ったところでコロナ来襲。ロックダウン。

人の移動、工場への入場、物流も制限され、当時は『おわったな、間に合わない』とメンタルが一瞬死にました。

コロナなんて初めてすぎて予測が立たないし、それでも予測し先に手を打たなければただただ爆死するだけです。

必死過ぎてあまり記憶にないのですが、当時の資料を見返すとたまに病んでて笑えます。

結果として、間に合わせることができましたが、きっとハゲたと思います。

そして、今、またロックダウン。

日本国内も緊急事態宣言、世界で見てもロックダウンしてる都市があります。

ここにまた引っ掛かりました。

時間はありません。

でも、まー何とかできるでしょう。

去年よりも多くの打ち手を持っていますし、経験があります。

まとめ

状況は変わらないのに、今回のコロナは僕にとって窮地ではありませんでした。

『ヒトの成長』です。

窮地に立たされて、乗り越えてこそ急激に成長できるのがヒトなんですね。

去年の僕が窮地と思っている局面で僕は窮地と思えていませんので、自分に更なる負荷をかける必要があります。

かかってこい!

何でも乗り越えてやる!

では、良い週末を!

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