もうすぐ試用期間が終わる

久々に煙草を吸いたくなったが、吸うわけにいかないので外食をした。

「言ってることわかる?」嗚呼、なんて屈辱的な言葉。読んで字の如しなら引っかからないが、上手くいってない時に言われると「こんな事も出来ないの?」に聞こえてしまう。

プログラムがグダグダだったのは明らかに私の準備不足だった。勝手に完璧なマニュアルが用意されてるからと、流れも確認せずに、準備もこれくらい前に始めておけばいいだろうと鷹を括っていた。しかし、全部私のせいなのだ。と言っている私と、急に「次は一人でやって」と言って不完全なマニュアル渡しやがってと毒付いている私がいる。。。後者の負けだな。

どこかで私の馬鹿がバレてしまう、と不安に慄きながら毎日働いている。そういう自分に、自信なさすぎ、卑下しすぎとツッコミを入れる私もいる。

こういう時に占いを確認してしまうと、案の定今日は最悪な日で明日は最高な日だと知って自分を慰める。

そして安月給なのに早速外食をすることにした。いや、つい最近も耐えられなくなり外食をしたんだけどね。長年止めている煙草を復活させるのは……とグッと堪えて1000円以下の外食。お目当てのメニューはまだ残っていた。雨のせいか店は空いていて、生姜焼きを食べた。美味かった。私が食べた後で売り切れたみたいだった。ラッキー。本当にささやかな幸せ。だけどこれくらいの、ほんの小さな幸せでこれからずっとやっていけるのだろうか。

久しぶりに観た映画「a  human position」と「ぼくのお日さま」、一瞬の幸せ。これがあるから、この思い出があるから、生きていけるんだって思えるようなその瞬間がどちらも描かれていた。私も過去にはそういう一瞬があったよなって思いつつ、その過去がどんどん離れていって、本当に遠い昔のことに思ってしまう今日この頃。

特に「ぼくのお日さま」は何度も観たいって思った。観た人と話したい。映画のオフ会なぞいつ復活できるかしら。そしてその頃には今日の出来事が思い出せないくらいどうでもいい出来事になっていますように。あ、いや反省して同じ失敗をしないように覚えておいた方がいいのか。

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