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日本画と時空 (山口晃「ようこそ先輩」より)

山口 晃氏

日本画の技法を今現在の物と混ぜながら、現代アートとして描いている方

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正直、見る前は
「あぁ、日本画かぁ~…あんまり好きじゃないんだよな…」
なんて思ってた。

でも、数分後
「日本画面白いかも!日本画ちゃんと見に行きたい!」
と考え方が変わって、ワクワクしながら画面を見てしまった。

日本画の技法を研究しているけど、日本画を現代アートにしてる方だから、きっと日本画の面白さを今の人に伝えられるんだな~


面白いと思った日本画の技法↓

異時同図法

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赤い服の人が壁に落書きをしようとしている

黒い服の用心棒に見つかる

やっつけられちゃう

別の時間の出来事を自由に混ぜて描く技法


面白いーー!
日本画ってストーリーになってるんだなぁ

日本画って堅いイメージだったけど、意外と自由で遊び心あるんだな



山口さんの発言で素敵だなと思ったこと↓

「描き方がわからない時、調べた方が面白い時と、想像した方が面白い時がある。」


「脇役とか舞台設定は、調べて描きこむとしっかりしてくる」


空間を絵にする面白さを、北斗七星で例えたのが面白かった

「北斗七星は横から見ると、位置がバラバラで、北斗七星ってわからない。」

…見上げた夜空を平面としてとらえた時に北斗七星になる
…別の時空のものを絵の中で同じ空間に描いてもいい


時空を混ぜこぜにする題材って面白いなと思った。
絵でしかできない、絵の特権だものね。

あと、日本画で「異時同図法」探ししてみたい!

きっとまだまだ知らないだけで、面白い技法があるはず!

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