サラリーマンをやめて半年で得られた財産

こんにちは。
自立に向けてログハウスづくりの仕事をはじめたとっとです。

2023年3月、神奈川のとある大企業を退職して地元宮崎に移住し、半年以上が経過しました。

いまは老舗のログハウス建築事業を引き継いで、初めて受注したログハウスづくりも終わりがみえてきています。

現場作業が落ち着いたこのタイミングで、なぜかサラリーマンをしていた頃を思い出し、ふと考えます。

もしあのまま辞めずにつづけていたら・・

移住してから毎月の決まった収入はなくなりましたが、得られたものがたくさんありますので、少し整理してみようとおもいます。

人とのつながり

まずはこちらをご覧ください。

大した数ではないかもしれませんが、ログハウスビルダーに転身したことでこの半年に交換した名刺です。

数えてみたら33枚ありました。

正確には、わたしが配った名刺はもっとあるのですが、相手からいただいた名刺の数が33枚です。

前代表が昔建てたログハウスの施主さん、運送業者さん、大工さん、水道屋さん、電気屋さん、銀行の担当者・・　

などなど、あのままサラリーマンをつづけていたら出会えなかったであろう人たちの名刺は、わたしにとって財産です。

これからも、もっともっと増やしていこうとおもいます。

地元各所の散策と発見

つぎはこちらをご覧ください。

いまわたしのアカウントのGoogle Map上で「保存済み」に登録されている各地のアイコンたちです。

青いアイコンは、主に過去に建てたログハウスの施主さん宅で、わたしがこれまでに定期点検でお邪魔した場所です。

ピンクのハートアイコンは「お気に入り」として登録している場所で、主には車中泊によさそうだった公園や河川敷などです。

大学進学と就職のために宮崎を離れてから２０年後、いまこうして地元のいろいろなところを巡りながら仕事をできる生活は、とても充実しています。

神奈川にいる頃は家でテレワークするのも好きだったのですが、それは毎日人の会社に通わないといけないという不自由から一時的に開放されていたに過ぎなかったのだと思い知らされました。

車中泊を伴ういまの現場仕事はたのしいですし、現場以外の事務仕事は車のなかでテレワーク（？）できています。

子どもたち家族がいなければ、もはや家にも帰っていないかもしれません。（笑）

親父との時間

わたしの母親はすでに他界しており、高校から大学まで親父がお金の工面をして育ててくれました。

そんなわたしの父親は地元で製材所を営んでいます。

製材所とは、山で切った丸太を角材や板材などの建築資材に加工する工場のことです。

家の建築と製材はとても密な関係にあります。

いまではDIYなど、ホームセンターで木材を手にいれる方も多いかもしれませんが、それらの木材は市場から卸されています。

その市場に、加工した木材を納めるのが製材所なのです。

製材所は大工さんともつながりが強く、建築現場で材料が不足すると直接製材所に注文がくることもよくあります。

わたしの親父は若いころに大工や測量など、土木・建築の経験があったこともあり、ログハウスづくりには少なからず興味をもってくれています。

わたしがサラリーマンのころは、たまに帰省をしてもそこまで深く建築業界や親父の仕事の昔話などを聞くことはありませんでした。

しかし、はからずしも親父と似たような業種になったわたしは、最近家で親父と呑みながら仕事の話をよくしています。

わたしも今年の春までそうでしたが、親とは全く畑違いの仕事をされている方も多くいらっしゃるとおもいます。

しかし同じ業界の仕事をすることで、また違った親の一面や凄さがわかることもしばしばです。

年に数回の帰省をしても孫の世話（と言っても抱っこするだけ）でいそがしいだけだった親父でしたが、親子として、また同じ業種の先輩後輩として話をすることができる時間は、それがまたわたしにとって財産だと思えます。

そういった会話の中から、自然と親父と実家の今後のことなども無理なく話していければ、なお良いなぁと思う次第です。

まとめ

今年の春にログハウスづくりの仕事をはじめてから半年以上が経ち、わたしなりに得られてよかったと思っていることをまとめてみました。

もしサラリーマンをつづけていたら・・・・

というタイトルでこの記事を書いていたら、おそらく「毎月の給料」以外に得られたと感じるものはほとんど書けなかったとおもいます。

これからも、いろんな人とつながり、いろんな場所を巡り、親父とたくさん話しながら、あとは子どもたち家族との時間をどう楽しく実現するか、を考えながら過ごしていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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ログハウス・ビルド23年の軌跡をYouTubeでも配信しています。もしよろしければ、こちらもぜひ覗いてやってください！

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