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【マンガの研究】いいネームはきっと文章でも伝わる

よく、マンガを描いていると
わかったと思っていたことが
わかっていなかった、
ということに気がつくことがある。


昨日、「猫のおふくちゃん」
のネームを書いていて
第一稿目が、少しわかりづらく
直すことになった。

夜だったので眠くて、
今朝起きてから奥さんと雑談して、
文章で整理し直してから、
編集者の佐渡島さんに送った。

すると一発でオーケーが出た。

いいネームが書けると、
それは文章でも伝わるね、と言う。

さらに佐渡島さんは

言葉だけで伝わるエピソードに、
絵でしか伝わらない感情がのって、
マンガだけの表現になれる

とも言った。

これは、本当にそうだと思った。
だって、絵だけで伝わるものなら
イラストや絵画を描いたほうがよいし、
文だけで伝わるのなら
エッセイや小説を書いたほうがいい。

「ネームを一回、文章にしたほうがいいよ」

これは、散々アドバイスとして
もらっていたことだった。

だけれども、絵でしか描けない
ことがあるだろう、言葉に出来ないから
マンガを描いてるんだ、とも
少し思うこともあった。

だが、文にするのは、
表現そのもののためではなくて、
自分でその表現しようとしているものを
自分が理解しているかどうか、
話して相手に伝わるかどうか、
のためなのだ。

こうして、
「一度文で書いたほうがいい」
の意味がアップデートされた。

たぶん、こうやって自分の中にある、
空っぽの概念に、中身を少しずつ
詰めて、アップデートしていくのだろう。

※この話を、佐渡島さんとしていたら
「観察」という本の引用が送られてきた。
まさにこれの話だった。

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予定:
銀座蔦屋さんにサイン本を作りに行く。
ぴろしさんと西岡さんに相談食事。
おふくちゃんの作画。
コッペのネーム。
マンガ専科。
明日の往来堂のイベントの著者さんのゲラ読む。
帰宅後友人のイラストの手伝い、塗下地仕事。

2/12の日記:

朝は何を食べたか忘れてしまった。
コーヒーは飲んだ気がする。
気圧が低いせいか、1日中、頭の働きが悪い気がし、重たかった。

昼頃よりコルクに。
おふくちゃんのネーム、コッペ君8話分の全体感、などの確認。

夕方に奥さんの作ってくれた味噌汁と、玄米のおにぎりを食べる。

ピラさんが作った角煮を1切れ分けてもらう。

おふくのネーム、コッペのネームをあげる。

21時頃、コルクを出る。

帰りに地元駅で奥さんとラーメン花月のフェアのラーメンを食べる。

帰宅後、佐渡島さんからおふくへのフィードバック。
推敲する。

筋トレして、風呂に入り、寝る。

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