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【DIY】長男と貯金箱づくり

おはようございます。
自立に向けてログハウスづくりをはじめたとっとです。

最近長男の勉強机に、円筒形のお菓子の空き箱がガムテープで固定されているのを見つけました。

これなに?と聞くと、

貯金箱

とのことで、よくみると硬貨が入る程度の切り込みがあけられていました。


竹の貯金箱

それを聞いて、わたしが小学生のころ親父に竹の貯金箱を作ってもらったことを思い出しました。

竹の節と節の間の空洞にお金を貯められるやつです。

たしか私がつくってもらったときには、10円以下、50円、100円・・と硬貨別に部屋を分けて、3段か4段分ぐらいの貯金箱を作ってもらった記憶があります。

ちなみにその貯金箱で貯めたお金を最後どうしたかは記憶がありません


そこで今度は、わたしが長男の貯金箱を作ろうと思い立ちます。

長男に、竹で貯金箱をつくってみようか?

と聞くと、

やるやる!

とその気になったので、先日の土曜日に竹を切りに行ってきました。


祖母の家で貯金箱づくり

近くにわたしの祖母(親父の母)の家があり、昔から裏山には竹が生い茂っています。

わたしが小学生のころに親父がやってくれたのと同様に、同じ場所で今度はわたしが竹を伐採します。


長男と二人で祖母の家に向かいます。

用意した道具は以下です。

・丸のこ
・手のこ
・ノミ
・かなづち
・コンベックス(メジャー)


長男と裏山に入り、どの竹にしようか物色します。

枯れているもの、青々としたもの、太いもの、細いもの、曲がったもの・・

いろいろあります。


かぐや姫が出るから気をつけろ・・


などと脅かしながら長男と決めた一本の根元に丸のこを入れ、最後手のこで切り離すと無事に倒れました。


何段の貯金箱にする?

と聞くと、

小銭と紙幣で分けたいから2段にする!

とのことで、段数は2段に決定。

あとは、竹のなかのどこらへんのサイズをつかうのかを決めます。


おそらくケンカになるので、急きょ長女の貯金箱も作ることにして、最終的に切る場所をきめたら、わたしが先に丸のこで切れ目をいれます。

手持ちの丸ノコは刃の直径が165mmのタイプなので、最大切断サイズは約60mmとなり、一回では竹を切断できません。

伐採した竹は枝葉がびっしり生えており、ひっくりかえすのも困難なので、最後は長男に手のこで引いてもらいました。


長男の分と長女の分、それぞれの竹を玉切りにしたら、庭に運び出します。

お金の入り口はどんなふうにする?

と聞くと、

こうやって斜めから切り口をいれて開ける

とイメージを返す長男。


それに従い、わたしが丸のこの刃を45度に傾けて切り込みを入れます。

できた穴が微妙に小さいので、長男にノミで削り落としてもらいます。


むかし親父に作ってもらったときの形をおもいだしながら、取っ手のような部分を切り残して、おおむね完成です。

左が長女の貯金箱、右が長男の貯金箱


親父がつくってくれたときのことを思い出すと、最後に表面を炙っていたような記憶があります。

炙ると竹の表面から油がでてくるので、使い古したタオルで拭きとっていきます。

ということで、一旦家にもちかえり、長男に炙ってもらい完成です!


できた貯金箱をじぃじに見せると、じぃじが栄養剤かなにかの瓶に溜めていた小銭をくれ、長男と長女は嬉々として貯金箱に小銭をいれていきました。



まとめ

今回はむかしの記憶を掘り起こしながら、長男と竹の貯金箱をつくってみたので、その様子をシェアさせていただきました。

おそらく、親父がわたしに貯金箱をつくってくれていなかったら、このような体験をさせてあげる発想はでてきませんでした。

そう考えると、親が子どもに提供してあげる環境って大事なのだと、改めて感じます。


竹林に入って竹を伐採すること、手のこやノミを使うことなどなど、しょうもないことかもしれませんが、これからもわが家の子どもたちに小さな影響を与え続けられたらなぁと思います。


またなにか田舎ならではの出来事があればシェアさせていただきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




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