ADHDの長男の高校受験が終わった。

私の家庭は私、嫁、長男(中3)、次男(小6)、末娘(小4)の五人家族。
末娘は長女と書くべきなのかもしれないが、末娘の方が一番下だとわかりやすいので末娘と書く。


今回、高校受験した長男はADHDである。
症状は集中力がない。持たない。
これは受験生にはなかなか厄介。
勉強に集中しない。
寝てしまう。など。
私や先生が怒っても怒っても集中できないのである。
本人は怒られるのが嫌だから頑張ろうとする。
といっても頑張れない。

やる気や気合いの問題ではないのだ。


最初は、好きなことに関しては集中できて、よく覚えてることから、ただの勉強嫌いと思っていた。
しかし、そこから一、二年の間に何度か違和感を感じ、遂に病院へ行くことに。

ここに気づくまで、長かったのか短かったのかはわからないが、長男が中1のときにADHDのカウンセリングを受けた。
結果はADHDの可能性があるというようなものだった。
そこから検査を受けるまでは半年待ち。
半年後に受けた検査の結果はADHD。
それからは集中力を持続する為の薬も飲んでいる。
塾や学校がない日は飲まない。


しかも長男は物忘れもひどい。
怒られたことすら忘れてたりする。

ただし、忘れることに関しては少しマシになった気がする。
成長と共に良くなっていく部分もあるんだな。


というわけで、集中力が持続しないので一人では勉強できない長男。
じゃあ、塾に入れよう。
善は急げ。

最初に入れたところは勉強界では有名な〇〇〇〇の系列の塾。
授業料も高い。

中学一年生の長男は今よりも遥かに集中力がなく、先生方は大変だったと思う。

…が‼️

先生方の教え方…というよりも人との接し方。失礼な言い方をすると人生経験の無さが目に見えて、長男からではなく私達から辞めようと提案して辞めた。


次に、私の大学の同級生が、学生のときから塾でバイトをし、卒業後、そのまま、その塾に就職し、今や塾長になっているとの情報を得る。
彼に長男を預けることにした。


塾長「うちも、いろんなタイプのお子さんを教えてきたんで、まあ大丈夫!お母さんもお父さんも大船に乗ったつもりでいてください♪(ニコッ)」

心強い塾長。

三ヶ月後。


塾長「初めてのタイプやったわ!」
私「だから言ったやんけ!笑」


頼りない塾長。笑


それでも、あんな方法、こんな方法、そんな褒め方、どんな怒り方…色々試しながら三年間長男と走ってくれた。
そして、どこも受からないだろうと思われてた長男も少しずつ大人になっていったように思う。
親が居てないところではサボりまくってたけど。笑

結果、滑り止めの私立は合格‼️

凄い!
よく頑張った!
まさか高校生になれるなんて!
あとは本人が行きたがってる公立!


こちらも受験は終わって、来週金曜日の合格発表を待つのみ。


これは、公立受験の前日の私のInstagramのストーリーズ。


「試験は始まったら放っておいても皆んな勝手に頑張るやろけど、それより試験前日まで頑張るのが大変。おまえはほんまによく頑張った!受かろうが受かるまいが試験終わったら遊びまくれ!」


公立受験前日の塾の帰り道で私が長男に言ったこと。


そして、一年間ゲームと携帯電話を禁止されてた長男と巻き添えを食ってゲームを禁止されてた次男坊と末娘は今ゲームをガンガンにやってる。笑


受かるのが目標だし、受からないと意味がないのかもしれないけれど、個人的にはここまで頑張ったことが大切だと思ってるし、それを自信に変えていって欲しい。
最後まで頑張れたって。



合格発表の結果を、またここに載せます。
もう一度、よく頑張ったって書きたいなぁ。



おわり。

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