見出し画像

現在30歳、何者にもなれてない話

"自分は人とは違う"
"特別な存在だ"

そう思い続けて生きてきた。

「個性的」「変わってる」

これらは褒め言葉で

「量産型」になるのだけは嫌だった。

まあでも
個性的でありたいと意識している時点で
ある種、量産型なのかもしれない。

"何者かになりたい"
"他の誰かではなく
私じゃなきゃいけない理由がほしい"
"その他大勢は嫌だ"

そう思い続けて生きてきた。

新卒で入社した職場を早々に辞め、
"何者"かになる為の"何か"を探して
色々なことに手を出しては辞めてを繰り返し
現在30歳。

好きだったお笑いに携わりたくて
スタッフの養成所に通い
ライブを主催していた時期もあれば、
自分のアイデンティティを形にしたくて
オリジナルグッズを販売したこと、
好きなものを発信する手段として
YouTuberを目指し、
苦手な人前に立ったこともあった。

どれも実行しては
何となく上手くいかず
フェードアウト。

今は
結局何がやりたいのか決まらず
目指す場所がわからないまま
淡々とアルバイトをしている。

いい大人なのに。

こんなはずじゃなかったのに。

いい加減
夢みたいなこと言ってないで
定職に就くべきなんだ本当は。

まともな貯金もないまま
歳だけ重ねて、
その日生きていくためだけの
お金を稼ぐ生活。

周りは
年下の知り合いすら
結婚して子供がいる。

かつて養成所の同期だった彼らは
売れに売れて
風の噂では月に100万以上稼いでいるとか。

私がお昼ごはんを
白米とインスタント味噌汁で
凌いでいる間に
みんな人生を進んでる。

「まともに働かなきゃ」

という気持ちと

「好きでもない仕事をして
 時間を奪われつづけるのは嫌だ」

という気持ちが
永遠に行ったり来たりしている。

今は
まともに働いてるわけでも、
好きな仕事をしているわけでもないのに。

まじで何やってんだ。

何だこの日々は。

やっぱり私は
特別な存在じゃなかったのか?

特別な存在になれるのは
特別な人たちだけなのか?

一生
何者かになりたいともがきつつ
何者にもなれないのか?


←To be continued…


※こちらは
何者かになりたいのに
何者にもなれずに大人になり、
もがきつつも
何やかんやで楽しく生きてる
アラサー女の
心情吐露スポットです。

何者でもない私の
日々思うたわいもない話
よかったら聞いていってください。

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,124件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?