見出し画像

結婚をしたら幸せになれるというのは大間違いだ



結婚をしたら幸せになれるというのは大間違いだ。

私は結婚してもうすぐ3年経つけれどいつだってそう思う。
既婚者だと言うと必ず羨ましがられるし、「幸せだね」と勝手に幸せを決めつけられるのだ。
その度に私は、自分の幸せは自分で決める、勝手に決めつけるなと強く、心から思う。

確かに結婚はいいものだ。
帰ったら好きな人がいる家、何でもすぐに相談できる相手、人生を共に歩める人がいるということ。
男性だったら、仕事から疲れて帰ったら温かいご飯と可愛い妻がいる、
女性だったら、優しい夫のことを思いご飯を作って待っている時間、
というところだろうか。

ところで企業面接などでよく聞かれる「あなたの短所・長所を教えて下さい」。
私は、必ず短所を言い換えてそれを長所にするようにしていたのだが、「結婚はいいものだ。」にも、それはもちろん適応できると思っている。

結婚は悪いものだ。
1人の時間が少ない、人と話したくない時だってある、自分勝手に人生を歩めない。
男性だったら、疲れて帰っているのに小さなことで文句を言われる、
女性だったら、毎日家事を全てやっていてまるで家政婦のような気分、
というところだろうか。

ほら、良いこともあれば悪いことだってもちろんある。
ということは良いか悪いか感じているのは人それぞれなはず。

夫婦なんて所詮赤の他人。
人生を共に歩んでいくことはそんな簡単なことではない。
それぞれの主張があるし、妥協もあるし、隠し事だってあるかもしれない。
それでも2人で生きていくと決めたからお互いが努力をして出来上がった関係なのに。
それを「幸せでいいね」の一言で片付けられるのはどうなのか。
夫婦円満に欠かせないのはそれぞれの並ならぬ努力だと思うから。


幸せは自分で決めることだから、決められることだから、「結婚」が幸せなのではなくて誰と、どんな形で、どんな関係で、という内容がとても大事だと思うし、それは結婚だけでなく、自分が何を好きなのか、どんな時間が落ち着くのか、どんな人と一緒にいたいと思うのか、何を食べたら笑顔になるのか、何を頑張れるのかなど自分の中身を知ることで自分自身を幸せにできると信じている。

幸せとは、自分自身をよく知り、自分のために行動することだ。

だから、結婚したら幸せになれるというのは大間違いだ。



この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?