うつ病の自殺企図
私は、うつ病と診断されたことがあります。まさか自分が、うつ病だなんて思っていなくて、でもその時は、確かに辛くて。仕事なんて何のためにやっているのか、頑張って働く意味なんてない、って思っていました。
私がクリニックを受診するきっかけは、親でした。遠く離れた地元から両親が来てくれて、クリニックに行ってみたら?と提案してくれました。
最初は、行く気なんて全くなかったし、確かにつらいけど自分が精神的な病気だとは思わなかったです。でも、治療をしてる今、クリニックに行って良かったと思うし、提案してくれた両親には感謝しています。
「死にたいって思う?」
元々、相談していた上司から、ふいに聞かれた質問。え?なんでこんな事聞くの?と思うのと同時に、私ってうつ病なんだなと客観的に見れました。
うつ病の中には、自殺をしたいと思う気持ち(自殺企図)がある人もいます。
幸い(?)私は、死にたいとは思わなかったです。自殺企図は、その人が必死に生きようとしたから出てくる感情だと思います。
生きることから逃げてるのではなく、必死に、生きることに立ち向かった結果なのかな、と。
うつ病の人の苦しみは、周りが考えているよりも深く苦しいものです。些細なことかもしれないけど、その人にとっては深刻な問題です。
私には、家族がいて、心配してくれる人がいたから、今の自分があると思っています。辛くて家中の物を投げたりと冷静になれない日もあったけど、それでも支えてくれる人がいた事を幸せに思います。
人に優しく、自分にも優しく。肩の力を抜いて、毎日を過ごしたいです。
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