【自己肯定感の高め方】chapter1 人間関係の不安を取り除く
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私の前職の上司はそれはそれは恐ろしい人でした。
上司の何か気に食わない事をしてしまうと、罵声にも似た口調で責め続けられ、それが1時間に1回は必ず起きるものだから、私たちのチームはすっかり疲弊していました。
私の同僚の1人なんて、上司からの叱責が激しすぎて頭が真っ白になり、気が付くとふらぁっと会社の外に出て、そのままタクシーを捕まえて家にかえってしまいました。(そしてその後、上司に呼び戻されていました)
こんな環境にいると、自分に自信が無くなっていきます。「なんでこんなに自分は仕事ができないんだ」と平日の日中はもとより、週末もうなされます。
私の自己肯定感はぺちゃんこでした。
自分はダメだダメだと思って日々暮らしていくのは辛いですよね。
実は、私もいつもこんな環境にいました。しょっちゅうパワハラにあっては、自分はダメなんだと思ってふさぎ込み、周りを見渡せば、そんな恐ろしい上司であっても上手くやっている同僚もちらほらと見かけます。そんな同僚と自分は何が違うんだ?と考えてはまた自信を無くしていました。
自己肯定感を無くさせる環境というものは確かに存在します。
一方で、そのような環境を何度も何度も繰り返し選んでしまうとしたら、それはもう自分の問題ではないでしょうか?
どんな環境でも、自分を奮い立たせ、何を言われても、へこんだとしても、すぐに立ち直れる自分になりたい。
と私はいつも考えていました。
昔、ベンチャーの社長に会った時、その方は何億円もの調達をしていました。社長は「うつ病、いつになったらなるのかな~って感じだよ!!」と明るく言っていました。その言葉を聞いて私は、
なんて陽の者…。
と恐れおののいたのを覚えています。
ベンチャー社長が陽の者だとしたら、私は陰の者…スターウォーズで例えるなら相手がライトサイドだとしたら私は完全なるダークサイドです。
ライトサイドの人間は、自己肯定感の塊のような人です。ダークサイドのシスの暗黒卿である私は、人の目を怯え、常に悪い事ばかり考えていました。
前述のベンチャー社長のような状況に自分がなったとしたら、「失敗するかもしれない」とプレッシャーで即死していたかと思います。
自分でした悪い想像で闇堕ちしてしまい、これでは自らを奮い立たせるどころの話ではありません。
どうしたらもっと自信が持てるんだろう?
と日々考えていました。
そんな中、コーチングを学び、自分自身がコーチングをするようになって、自信がない人、つまりは自己肯定感の低い人にはある一定の思考のクセがあることに気づきました。
「自己肯定感が低くなる癖」に気づけば、少しでも自分を軌道修正することができます。奮い立たせることまでは行かなくても、「自分が何をすべきか」が見えてくるはずです。
私たちはつい「相手が変わってくれれば」と考えてしまいます。
しかし、相手を変えることはできません。
私たちが相手に「変わってほしい」と思っている事は「自分の思い通りになってほしい」と思っている事と同じなのです。
相手の気持ちは相手のもので、自分が何かコントロールすることはできないのです。
相手は変えられませんが、自分を変えて現状を良くしていくことは可能です。
この記事では、そんな自己肯定感が低くなる理由とその改善方法を紹介していきます。
ここに書かれていることすべてがあなたに当てはまるとは限りません。
しかし、あなたの心の重荷が少しでも軽くする一助になればと願っています。
〇この記事の使い方〇
それぞれの記事には、章の終わりにワークがついています。
ワークはあなたの自分自身の理解を進める質問が載っています。
記事を読んだ後、ぜひやってみてください。
ワークが終わった後、誰かとシェアして話し合ってみるのも効果的です。
サロンに入会されると、ワークの回答例を読むことができます。
さらに内容が理解しやすくなるためおすすめです。
chapter1 人間関係の不安を取り除く
〇上司の目、同僚の目が気になるのはなぜか
自己肯定感の低い人が常にさいなまれているのは強い「不安感」ではないでしょうか?なんだか分からないけれどいつも不安で不安でしょうがない…でもその正体は良くわかっていません。
もしかしたら、その正体の一つは「他人の目」かもしれません。
上司や同僚が常に自分を見ているような気がする…そんな気持ちになってはいないでしょうか?大体の場合は、それは気のせいです。私も前の職場では上司が常に自分を監視しているような妄想にかられてしましたが、実際、上司は私のトイレにいく頻度も数えていたので、
それは妄想ではなかったかもしれません…。
さて、私の話は置いておいて、どうして私たちは人の目が気になってしまうのでしょうか?
上司も同僚も普通はそんなにあなたのことばかり気にとめていませんし、なんなら今日のランチは何にしようかな~ぐらいのことしか考えていないはずです。
それなのに、他人の目が気になってしまうというのは、誰かからの「評価」を常に気にしているかもしれません。
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