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昔からお世話になってきたバンドマンのKさんに会ってきた話:人に好かれ、影響力を持ち続けるための考え方

僕が高校生の頃にギターを手にしてから何度も行っているギターショップにKさんは働いていた

17歳からの出会いだからかれこれ10年くらいの付き合いになる

Kさんは当時からバンドマンで地元の顔とも言えるバンドを経験してきたり全国ツアーはもちろんのこと今でもバンドを続けている

僕が知っている限りでは10年以上はバンドをしているし、ライブハウスに通い始めてからもKさんのバンドと対バンをしたり、打ち上げだったり、様々なことでお世話になってきた

僕がバンドを辞めてから僕のことを音楽をしている人間とは周りは認めてくれないと感じていて自分から距離を取っていたのもあるし、実際、地元のバンドマンも僕から距離を取っていたと感じる

しかしKさんだけは僕に対する反応や接し方は何も変わらなかった

僕がバンドを辞めてからもいつも通りだったし弾き語りで活動をしている時期なんかはライブに誘うと

「水臭いよ!わざわざ言わなくても見にいくに決まってるじゃんか!」

そう言ってもらえたことを振り返ってみても鮮明に覚えている

しかし、勝手に自分自身でここは今の僕が来るべき場所ではないと判断してライブハウスから姿を消してDTMにのめり込む生活になる

ライブハウスから身を消すということはKさんとも連絡を取ることも会う機会も当然減っていった

↑そこからDTMで奮闘してきた話はこちら

それから3年後、僕はひたすらにDTMにのめり込んだ結果、DTM講師になるという目標を果たすことができた

自分なりに目に見える形で音楽で成果を出すことができたのだ

僕の師匠に「君はバンドサウンドに特化しているから地元バンドマンの何かサポートができるような活動だったり、バンドマンがDTMをやる上で同じ目線で見れるようにレッスンをしていけるといいね」

っとアドバイスをもらうことができたからこのタイミングでKさんに思い切って連絡をして久しぶりに会って3年間で感じたことや今の僕がこれからしたいと考えていること、今の地元シーンはどうなっているのか話をさせてもらうことができた

するとやはりいつも通りのKさんだった。何も変わらず音楽に対する熱い話をしてくれた。

Kさんの周りにはいつも地元バンドマンがいてまさに人気者だ

特に高校生や大学生に人気でこれからバンドを始めようと考えている子達のためのイベントを主催したりもしている

この人には敵わないなとどの面から見ても感じるけれど特に周りに人が集まってくる力や影響力はハンパじゃないものを持っていると僕は昔から感じていた

僕が一番知りたかったのはそのKさんの強みである人を集める力や影響力だった

どうしてKさんの周りには人がたくさん集まってくるのですか?と聞くと答えは「なぜかわからない」というものだった

おそらく無意識なのかもしれない。僕はKさんほど純粋に音楽に向き合っていて本心から音楽やライブが好きだと感じて見える人を他に見たことがないくらいだ

だからこそそれくらい純粋に打ち込んでいる姿に集まって来る人たちも信頼するのかもしれない

逆に僕はそれだけ人が集まって来ると当然裏切られることもないのかと思った

僕の良い癖なのか悪い癖なのかよくわからない部分の一つに人のことを簡単に信じてしまったり、心を許してしまうところがある

だから僕は何度も色々な人に裏切られるということを経験してきた

その経験があるからこそ僕は簡単に人に熱くなることはできない

どうせ都合が悪くなれば裏切るのだろう。その発想は心の片隅に付きまとってくる

だからこそKさんの周りに集まってきた人たちも今まで裏切る人はいたんじゃないかと気になった

すると何度もあったようで前のバンドをしていた時の自分と今の自分と接する態度が明らかに違う人がいたり、目付きですぐにわかるくらいだっと言っていた

僕の場合だとおそらく精神的に滅入ってしまうのが想像しただけでもわかる

昨日仲が良かったと思っていた人が急に連絡が取れなくなり数日後には僕のことをネガキャンしていた人もいたからそれが何度も繰り返されていくのは流石に精神的にダメージがくる

それでは自分が本心で楽しんでいる音楽や仕事にも影響が出る。本末転倒だ

人と多く関わってその上に立つというのはそういった面ではリスクの方が高いことも十分にあり得るということになる

僕だったらそう考えるのになぜKさんはその経験がありながらも今まで多くの人から好かれ、そして影響力を持ち続けることができているのか。僕は不思議に思ってしまった。その時にKさんはこう答えてくれた

10人に集まったらそのうちの2人はアンチになると最初から受け入れてしまうことも必要

僕とKさんが決定的に違うところがこの発想なのだとすぐにわかった

僕も10人いたらそのうちの何人かはアンチになるとは思っていたがそれを最初から受け入れてしまって動くということはできていない

そしてもう一つ教えてくれた

アンチに対して自分の行動や言動が萎縮してしまったり小さくなってしまってはうまくいかない。最初から受け入れてしまった上で相手を好きでい続けることも強さの一つになる

なのだと。何度も音楽でターニングポイントを潜ってきた人だからこその強さなのかもしれない

実際のところ僕にはまだその強さは無い。どうしても精神的に滅入ってしまうと予想がつく、予想が付くのであればこのままでは裏切られることから逃げ続けることになる

なのでここから変わらなくてはKさんのような人にはなれない

僕が今、最も手に入れる強さは人を好きでい続けるということなのかもしれない

正直めちゃめちゃ難しいものだと思う。大抵の人ならば都合が悪くなれば自分が傷つくことから逃げてしまう

どれだけ裏切られようが陰口を叩かれようがそこに真っ向から勝負していくそれこそが魅力的に見えて影響力となるのだろう

だから人から好かれ周りにたくさんの人が集まってくると整理がつく

僕はまだまだKさんには敵わないなと思える瞬間でもあった

そして最後にKさんと駐車場から別れる際にこう言ってくれた

音楽だけのことじゃなくて他にも何か僕が力になれることがあったら言ってくれよ

Kさんはどこまでも音楽人としてのかっこよさもあるけれど人としてもかっこいいと改めて思う瞬間でもあった

僕もいつかKさんのような人間になりたいと本心から思った

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