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一生モノの学力を身に付ける方法


◆なぜテスト勉強ばかりしているのですか?

塾に相談に来られる親御さんが抱いている勉強に対するイメージ。
そのほとんどが「テスト勉強」「宿題」の2語に集約されます。

確かに、将来のため、大人になってから役に立つといった表現も聞かれますが、結局のところテストで良い点数を残せなければ努力したことにならない、我が子は勉強が苦手でどうしようもない…といった感情に支配されているケースは多々あります。

しかしよく考えてください。

勉強ってテストのためにやってるのでしょうか?

◆ゴミくず同然の詰め込み学習

いまの親御さん方が学生時代だったころの学習法といえば「知識暗記」が中心になっていたのではないでしょうか。目先のテスト、先生に当てられて答えさせられる・・・そのために前日の夜に一生懸命詰め込んで、本番で吐き出して、せいせいしてその場をやり過ごす。そんな勉強をしてきた人も多いでしょう。

その習慣を我が子にも期待してしまう。

テストに向けて必死に取り組む、良い点数を取るために対策を立てて臨む。
たしかに重要なことです。しかしそれが目的なのでしょうか?

食事や運動が肉体を作り上げることであるように、学びは頭脳を作り上げるための手段です。得た知識が頭脳を活性化し、多様で柔軟な思考ができる頭脳を育てるのが勉強の本来の目的でしょう。

それなのに、一夜漬けの知識暗記やテスト直前の詰め込みで一時的に記憶しただけの勉強に持続性はありません。数日たてばスッカラカンでしょうね。
かけた時間も労力を、ゴミ箱に捨てているようなものです。

◆頭脳の持続性を保つ学習

私の教室では、週の時間限定でロボット教室を開催しています。ブロックで組み立てたバリエーション豊かなロボットたちを、たったひとつの歯車やプログラミングで自在に動かします。

ところがこれが予定外の動きをしたり、うんともすんとも動かなかったりと、生徒たちを強制的に試行錯誤の世界に導きます。
生徒たちは問題を解決するために動きを観察し。スタッフの助言をもらいながら、解決の道を探ります。

他のどんな学び、あるいは仕事においても、試行錯誤ができる力は普遍的に必要最小限のスペックです。
うまくいかなくて失敗しまくっても、そこから試行錯誤して得た学力や経験は一生モノです。どうせお金をかけて勉強するなら、子どもの頭脳に財産として残るようにしたいですよね!


名学館 庄内通校 おや塾オンライン
家庭学習問題研究会(いえもん)
塾長 白藤 和成
TEL 052(521)5519

X@名学館 庄内通校 おや塾オンライン


【名学館 庄内通校とは】

名古屋市西区の大学受験・高校受験専門 個別指導塾 名学館 庄内通校の塾長、白藤和成です。2005年9月に開校以来現在まで600名を超える若者たちと学習に励み、保護者の方からの学習・子育て相談を数えきれないくらい経験してきました。
そこから私が学んできた様々なノウハウ、知識などを皆様に還元できればと思っています。



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