【コラム】働き方改革の本質
2003年ごろに初めて「働き方改革」という言葉が登場して以来、その言葉がもつ抽象性によって、都合のよい解釈がされているように思います。近年では、残業時間削減と同等の意味として使われることが多く、残業せざるを得ないくらい仕事が目の前にあるにも関わらず、単に労働時間を減らすよう上から指示がきて、現場の社員に大きな混乱をもたらしています。ここで改めて、働き方改革とは本質的にどういうことなのかを考えてみましょう。
働き方改革とは、「従業員が自身の望む働き方を選択できるようにすること