Zunkoの部屋管理人 zunko

ドール服を作っています。

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最近の記事

NO means no

とても嬉しいニュースが飛び込んできました。 強制性交罪が不同意性交罪に名称変更され、優越的な立場を悪用した性交に対する罪などが問えるようになったんです。 ニュースでなぜこれが無罪なのか、と怒りに震えながら読んでいた性犯罪がこれからはちゃんと罪に問えるようになる! これは本当に大きなことだと思います。 沢山の人が声を上げたことで刑法改正が出来たこと。 一人一人が動くことで世の中は変えられる。 嬉しさでいっぱいです。 性教育については、子供たちが幼稚園の頃から一生懸命伝えて

    • 同じ種類の変態

      同じものが好きな集まりでも、好みが重なる人と全く重ならない人がいると思います。 例えば、同じ歴史小説が好きな集まりでも司馬遼太郎が好きな人と塩野七生が好きな人のように。 同じように、ドール好きでもそうそうピッタリ重なることはないという訳です。 しかし、たまに(わかります。それ好きです)ってなる人がいます。 そういう人の投稿を見ているとわかりすぎてニヤニヤしてしまいますね。 ある時、その中の一人が私の作った服をあるドールに着せてくれたのですが、そのコンセプトがあまりにも…

      • いつだって不安

        新しいドール服のアイデアが浮かんで、作り出すと出来上がるまで全力疾走です。作り終わるまで止まらないので割とすぐ出来上がります。 大体月初に受注を受付して、それから受注品を作り始める前に新しい商品が作りたくなります。 いわゆる、テスト前にテストに関係ない本を読みたくなるアレと似てるような気もしますが。 受注した商品の型紙と生地をちょっと横に置いて、別の生地に手を伸ばし… 先月は買ってからしばらく寝かせていた生地で、このドレス。 出来上がるとカタルシスがすごいのですが、しば

        • 私に起こった小さな出来事

          何年前かもう忘れました。ある昼下がり、私は一人で歩道を歩いていました。結婚して数年たった頃のことです。 前方から男子高校生の集団が歩いてきました。そして私とすれ違いざまに1人の男子高校生が私に向かって「●●●」(女性器)と言ってきました。あまりに突然のことで何の反応もできないまま向こうは遠ざかり私も歩いて行きました。 なぜこんなことが起きたのか未だにわからないし、どうすればよかったのかも分かりません。ただ道を歩いていたら、いきなり見知らぬ男に侮辱されたわけです。 そして、相手

          いのちの輝き

          最近、10代後半の娘が輝いてみえることに気がつきました。 髪は柔らかくしっとりして、手も頬もみずみずしくつやがあります。 なんだろう、なんだろうと思っていたらNHKのラジオ番組ふんわりの金曜パーソナリティである黒川伊保子さんが「若い女性が美しくみえるのは、脳がその生命力を快いと思うから美しくみえるのだ」というような趣旨のことを言っておられました。 それを聞いて、なるほど!と思いました。 成長するにつれ、女性の胸が大きくなりウエストが細くヒップが大きくなるのはひとえに生殖に

          動くことの大切さ

          先々月久しぶり(4年ぶり⁉︎)に実家に帰り、高校や大学時代の友人と会い、映画を観、絵の展覧会に行きました。 そうそう、百貨店のフランスフェアにも足を運んでアンティークレースを買ったぞ⁉︎ 映画は、母親が「これおもろいから!」とインド映画のRRRとかいうのに連れていかれ(笑) 夜行バスで疲れてるのにほんま、やめてほしい。内容激しすぎた。 わずか2日の間に、600キロ以上移動して活発に動き回りました。 それは夫の協力無しではできないことで、本当に感謝しています。 子供二人

          動くことの大切さ

          ドール者あるある

          お出かけの際に、どのドールを連れて行くかめちゃくちゃ悩む。 自分の服装よりドールに何を着せるか考える。 なんなら、お出かけ用の新しい服を作り始める。 当日の朝まで、カバンにどのドールを入れるか、一体か二体か、靴はどうするか悩む。 結局、時間がなくなって慌ててカバンに入れて出かけた先でも(やっぱりあのドール連れてくるんだった)と後悔する。 ありがちですよね! なんでしょ、この迷走ぶり。

          子供に読ませたくて

          本を買っています。 図書館で借りることも多いですが、最近は書評を読んだり、聴いたりで、購入に至ります。 「彼の名はヤン」 イリーナ・コルシュノフ 高校生の娘に、これは読むべきだと思い購入しました。 作者であるコルシュノフは1925年、ロシア人の父親、ドイツ人の母親のもとにドイツで生まれたということで、どちらからも仲間に入れてもらいにくい相当に困難なアイデンティティを持っていたようです。 第二次世界大戦末期のドイツで、17歳の少女レギーネが、労働者として強制連行されてい

          子供に読ませたくて

          おすすめ映画

          夫が「面白そうだから観に行こう」と勧めてくるので観に行った映画は大体当たりです。なかなかやるね。 スリービルボード (2017年 もう6年前なんですか。ちょっと衝撃。) 舞台はアメリカの田舎町です。娘をレイプされ殺害された母親が、進まない警察の捜査に怒り娘の発見された現場の道路沿いに三枚の広告を出すところから始まります。警察と母親の対決の話なのかと思いきや、事態は全く想像しない展開を見せていきます。 あまりにも思わぬ展開すぎて終始振り回されっぱなしでラストまで行ってしまい

          リボンの作り方

          作り方、なんてたいそうなもんじゃないのですが。 簡単にできるリボンの作り方をご紹介します。 生地を幅1センチのバイアスにカットします。 その際、ロールカッターとカッターマットがあると便利です。 ①切った1センチ幅のバイアステープを10センチの長さでカットします。 ②真ん中をぐしぬいして、ギュッと絞って玉留めします。 ③絞っただけでもかわいいですが、ここでバイアステープを半分に折って中心を隠すとさらに綺麗に見えます。 ④最後にリボンの裏を決めて、そこに1センチのTピン

          やり出したらとまらない

          刺繍を始めました。 以前からやってみたいと思っていたのですが、本と材料だけ買って数年ほど寝かせてしまいました。 去年アップリケ付きのドールエプロンを作っていたら、ストックしていたアップリケが廃盤になってしまい買い足せなくなっていることに気がつきました。 しょうがないな。でも、この服すごく気に入ってるからまだまだ作りたいな。 ないなら作っちゃえ! こういう時出来ないかも、とかあまり思わないですね。 廃盤のアップリケを持って手芸屋さんで同じような色の刺繍糸を購入してきまし

          やり出したらとまらない

          子供のお悩み相談

          中学生の息子からよくお悩み相談を受けます。深刻な悩みから、笑っちゃうような悩みまで様々です。聞くことで少し気持ちが楽になる部分もあるのでがんばって聞いています。傾聴って疲れますよね。 高校生の娘からは相談されなくなりましたが、中学生の頃はやはり悩みを相談してきました。 友達に自分の本当の気持ちが言えない、本当の自分が出せない、といった悩みでした。 「こんな私っておかしいのかしら」と言うので、「むしろ非常に一般的な悩みだよ」と伝えると安心したようでした。世の中の揉め事の9割は

          簡単にかわいく

          ドレスを作ってドールに着せると、いろんな飾りをつけたくなります。 ドールの髪飾りなどがそれです。 たまたま買っていた既製品のリボンの結び目部分に9ピンを刺したら簡単な髪飾りができました。 簡単でかわいいです。 しかし、既製品のリボンを手芸店で買ってこなくてはなりません。家にある材料で似たようなものが作れないかな。 既製品のリボンをじっと見て観察しました。 つまりこういうふうに作ってあるのですね。 ①1センチ幅のリボンもしくはバイアステープを10センチ用意します。 ②図のよ

          自分が好き

          自分の作るドールドレスがめちゃくちゃ好きです。 インスタなぞやっていると、毎日毎日素晴らしい作品が目に飛び込んできます。 (すごい!天才!いや、神だろ?こんな服どうやって作るの?) 夢中でいいねを押し、(そりゃフォローするわ。ええ、させてくださいよ、フォロー!)と力強くフォローボタンを押します。 そして自分のアカウントに戻って自分の投稿を見ると(つまんない写真、普通の服やん)とガッカリします。 でも、自分の作ったものって自分の子供以上に自分なんですよね。そりゃ、あんなすご

          私にとってのチェリーちゃん

          季節外れの彼岸花ですが、なにかチェリーちゃんのイメージにしっくりきます。 彼岸花は美しいけれど、全ての部分に毒が含まれているそうです。 私にとってチェリーちゃんは、見つめ続けたら失明してしまう太陽のような存在です。例え目が潰れたとしても見つめるしかない。 初めてチェリーちゃんを見た時、なんだか怖い気がしました。Instagramのフォロワーさんのポストで見ました。それから忘れてしまったのですが、気がついたら朝昼晩チェリーちゃんのことばかり考えるようになっていました。夜もよく

          私にとってのチェリーちゃん

          神になりたい私

          ある方が自分のことについて語っているのを見て、(面白い)と思ったので私も少し何か語ってみたくなりました。 私には野望とかないです。 だからドール服についての思いを書いてみようと思います。 ドール服を作るようになったのは、スーパードルフィーにはまった友人の影響でいろんなサイトを見ている中でtonner社のタイニーベッツィーマッコールに出会ったのが始まりです。 大人になって初めて手に入れたドールに憧れの既製服を着せてあげたかったのですが、ベッツィーはコレクティブルドールで、既