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子供のお悩み相談

中学生の息子からよくお悩み相談を受けます。深刻な悩みから、笑っちゃうような悩みまで様々です。聞くことで少し気持ちが楽になる部分もあるのでがんばって聞いています。傾聴って疲れますよね。
高校生の娘からは相談されなくなりましたが、中学生の頃はやはり悩みを相談してきました。

友達に自分の本当の気持ちが言えない、本当の自分が出せない、といった悩みでした。
「こんな私っておかしいのかしら」と言うので、「むしろ非常に一般的な悩みだよ」と伝えると安心したようでした。世の中の揉め事の9割は人間関係なのではないかと思っています。
子供に繰り返し伝えている事は、人を簡単に信用しないこと。人に全て自分のことをわかってもらおうと思わないこと。信用すると言う事は、相手によりかかることだと思っています。あまり全身で寄りかかってこられても相手が重いですよね。また、自分も相手に乗っかってこられても困りますよね。お互いのため、程々の距離で付き合うように伝えています。
そして、わかってもらうという事は実際にはとても難しいことなのだと思っています。育った環境も違えば経験や感じ方も違うのですから、相手の言わんとしている事が100%わかるなんてことはあり得ない。10くらい話して1〜2くらい伝わればいい方だと思っておくと誤解があっても、まぁ許容できるのではないでしょうか。
私が言うことも、どれくらい伝わってるのか疑問ですが…

よく、子供を見れば親がわかる、なんて言いますが全く同じではないにせよ、衣食住を共にする相手の行動はこれから価値観を育てていく子供にとって大きな影響力を持っていると推測できます。
自分の日々の生活態度がなによりも子供の行動に現れる、と考えるとなかなか宿題を終わらせられない、なんて言うのも頭ごなしに叱れない私です。
でも、夏休みの宿題はギリギリまで残してましたが、受注品の締め切りはそれこそ死ぬ気で間に合わせてます(やはり余裕がないのは昔と変わらないか)
受注品を作る隙間に新しい服が作りたくなっちゃうので、余裕があるはずがギリギリになってしまうという。
お客様にまた欲しいと思っていただける商品になっていると自負しているので(いいの!なにより自分が楽しい!)と思ってやってます。

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