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VUCA時代のサバイバル

メンタルヘルスを中心に産業保健活動を行っているずんだーれと申します。
メンタルヘルス疾患の発症を予防したいと常に考えています。

「日々の仕事でどうしてこんなに疲れるのだろう?」

「どんなにがんばっても仕事が終わらず、常に仕事に追われている」

と感じることはありませんか?一つの可能性として、そこまで求められていないのに、自分自身の中で

「中途半端で終わらせるのは納得いかない、気持ちが悪い」

と考えているということはないでしょうか。

その場合、ご自身で設定しているゴールが高すぎる可能性があります。必要以上にゴールが高いと、いつまでたってもゴールに到達することができず、なおかつゴールには到達しないため、

「こんな自分はダメだ」

と常に自己不全感を感じることになります。

今はVUCAの時代といわれています。VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭を取った用語で、先の見通せない状況のことを意味します。

VUCAの時代、私たちは既存の価値観や成功体験が通用しない世の中で生き延びていかなくてはなりません。このような状態でゴール設定が高いままですと、限りある心のエネルギーをますます消耗してしまいます。その結果、うつ病などメンタルヘルス疾患になるリスクも出てきます。

先の見通せない時代に心のエネルギーを枯渇しないコツなどを、このnoteで取り上げていけたらと考えています。

1.心のエネルギーの把握

心のエネルギーが枯渇してしまうとうつ病などのメンタルヘルス疾患になってしまいます。枯渇させないことが重要です。
体重は体重計で測れます。体温は体温計で測れます。しかし心のエネルギーを測定する機械は今のところ開発されていません。
したがって体に現れる症状で推定することになります。

エネルギー低下の一番の目安が、不眠と食欲低下です。この症状は、エネルギー低下の結果としても現れますし、この症状自体がさらなるエネルギー低下の原因になっていきます。
心のエネルギーを使い切らないためには、まず自分のエネルギーの状態がどのレベルにあるのか把握する必要があります。
以下のマガジンに心のエネルギーの把握法を4コママンガで紹介しています。

kindle unlimtiedに加入の方は、電子書籍版が無料でご覧いただけます。タイトルに「大学生の」とありますが、大学生のうちに身につけておいた方がいい知識という意味でつけており、社会人の方にも参考になると思います。


2.心のエネルギーのマネジメント

「あれもキッチリしなくては、これもキッチリしなくては」とやるべきことをすべてキッチリしようとする考え方は、心のエネルギーが有限であることを考えると、かなり危険です。自分のエネルギーを無視して、やるべきことを積み上げていく傾向があります。その結果、エネルギーが枯渇していくというケースを多く目にします。

「これはキッチリするけど、これはその分、スピード重視で仕上げる」というように自分のエネルギーが枯渇しない枠内で、エネルギーを分配する必要があります。
このエネルギーをどうマネジメントしていくかを以下のマガジンで取り上げています(現在も連載中)。大学生をテーマにしていますが、社会人の方にも参考になると思います。


3.AIとは?ー自分の仕事が自動化されないために-

私たちが行っている業務も将来的に自動化される可能性は否定できません。今のうちに、自分のやっている業務の内「この分野は自動化可能、この分野は自動化が難しいからまだまだ人手が必要」という見分けたうえで、今後も人手が必要な領域に力を入れた方が業務を続けていくことができると考えます。

そのためにもAIとは何か、ディープラーニングとは何か学ぶ必要があります。しかし、いきなりAIのプログラミングの勉強を始めるのは敷居が高すぎます。日本ディープラーニング協会(JDLA)が一般向けにG検定、エンジニア向けにE資格という試験を行っています。

以下のマガジンで、一般向けのG検定に合格しましたので、その合格体験記を記載しています。またエンジニア向けの資格であるE資格の勉強過程を記述していく予定です(すみません、E資格の勉強は現在お留守になっています)。


4.スキルアップ(4コママンガ学習法):衛生管理者

VUCAの時代、常にスキルアップが求められます。しかし通常業務の対応も忙しいですし、勉強しなくてはと思ってもなかなか難しいものがあります。


教育工学にインストラクショナルデザインという言葉があります。効果、効率、魅力的な学習デザインをどう組み立てるかという学問ですが、このインすラクショナルデザインの一つの解が4コママンガによる学習法ではないかと個人的に考えています。

いま衛生管理者の試験で問われる内容を4コマにしています。この4コマを読んだだけでどこまで試験問題が解けるかは保証できないのですが、有害業務など、見たことがないと文章だけでイメージできない内容のイメージ化には役立つのではないかと考えています。

衛生管理者の試験は、労働衛生(有害業務)、労働衛生(非有害業務)、関係法令(有害業務)、関係法令(非有害業務)、労働生理です。このうち、労働衛生(有害業務)、労働生理は4コマ化終了しています。ほかの項目は現在アップしている最中です。

 4.1 労働衛生(有害業務)

 4.2 労働衛生(非有害業務)

 4.3 関係法令(有害業務)

 4.4 関係法令(非有害業務)

 4.5 労働生理


5.やる気なしマン

どんどん技術が向上していき、個人のスキルアップが求められる時代です。ですのでディープラーニングなど、勉強しなくてはと理屈では思うのですが、感情がついてきません。

ぶっちゃけ、面倒です。常に面倒な気持ちが勝っています(つまりやらなくてはと思いつつ、やれていません)。

この状態が自分の忍耐力のなさのせいと考えるとやるせなくなってしまいます。やる気なしマンという悪者が足を引っ張るので、仕方がないのだと考えることにしています。

今のところ、週1回のペースで更新しています。


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