GUCCIの財布と人づきあい

　

グッチの財布事件－こんなの話題になるのか－

概要と批判

　昨日、Ｔｗｉｔｔｅｒで話題になったグッチの財布事件、ご存じですか？

　高校一年生の娘が
「友達もグッチの財布をもっているから、自分も欲しい」といって、衆目を集めました。

　これに対してネット上では

　「高校生でブランドはまだはやい！」
　「バイトして買え！」
　「皆が欲しいから欲しいと思うのは人に依存した考えだ！」
　「ブランド品でしか自身を誇示できないのは哀れ」
　「そんな質の悪い友達が周りにいるのがかわいそう」

　といった様々な意見が散見されました。

　私からすると

「かわいそうなのって親のツィートのネタにされ、知らない人たちから好き勝手言われている娘だよな。というか、こんな話、どうでもよくない？」

　なのですが、Tweetした親もここまで騒ぎになるとは思っていなかったのでしょう。

子供にかかる金－ゲームも高い－

　子供が親に何かを強請る（【ねだる】を漢字にすると迫力がありますね）などというのはどこの家庭でもみられることで、休日にデパートやヨドバシなどの玩具売り場へ行けば、珍しくもありません。

　そもそも、その娘が今までどんなものをほしがってきたのか、どんなお金の使い方をしてきたのか私たちは知りません。

　たとえば、私ズンダはyoutubeでゲーム配信をしています。

　特に『Splatoon2』という任天堂SWITCHのゲームを中心にやっております。

　このゲームの値段は約６０００円です。

　加えて、ゲーム機本体が３３０００円です。　
　更にこのゲームを上手くやるために「プロコン」といわれるコントローラーが必要になります。

　こちらの値段が６５００円ほどです。

　更に、任天堂Onlineというネットサービスに入らないとオンライン対戦ができません。

　そちらが月々３００円です。

　合計すると、約４6０００円です。

　ここにインターネットの通信料や電気代なども入ってきます。

　

　また、ゲームソフトなどは1、2ヶ月もすれば飽きるでしょうから、子供でも数ヶ月に一本は新作を買っていると思われます。

　すると、もう簡単に６００００円は超えてしまいます。
　※ただし、ゲームはコスパはいい。しかし、このコスパは将来高く付く。ゲームができていいことがあるだろうか？

　財布と変わりません。

　財布で６万なんて馬鹿馬鹿しい！と思われるでしょうが、男性と異なり、女性はファッションが好きです。化粧もします。

　こういうものにお金を使うのは自然なことです。

　その娘は「友達ももってるから」といっています。

　要するに、これは、付き合いなのです。

　

周囲に自分を合わせるために同じものを買う