驚異の旅シリーズを読もう②『地底旅行』

どうも、草村です。

今回はついったのフォロワーさんのオススメで『地底旅行』を読みました!

ディズニーシーにあるセンターオブジアースの原作ですね!

あらすじは主人公のアクセル君と地理学者の叔父さんと超有能なアイスランド人のハンスが地球の中心を目指して地底を旅するというお話です。
ヴェルヌ作品のキャラクターは大体漫画並にキャラが濃いんですが、この本も例に漏れずめちゃくちゃ個性的なキャラクターで読んでてとても楽しかったです。
まず、叔父さんはすごく変人で探究心の為ならばどんな危険も顧みない、猪突猛進な人です。訳者の人はあとがきでドン・キホーテみたいな人だと称していました。まあ私はドン・キホーテを読んだことは無いんですけどね😅
次に、アイスランド人のハンスは、地底への出発地点がアイスランドの火山なので現地で叔父さんが雇った案内役なのですが、寡黙でほとんど感情を表に出さないキャラクターです。しかし、一行がピンチになる度にいつも助けてくれる、めちゃくちゃ頼もしくてカッコイイ人です。
そしてこのお話の語り手であるアクセル君はこの物語の中で唯一の常識人です。アクセル君は変人の叔父さんに振り回されまくり、ハンスを味方に付けようとしてもハンスは常に雇い主である叔父さんに忠実なので上手くゆきません。つまり、アクセル君は苦労人ポジションでもあるという訳ですね。
このように、主要となるキャラが三人なので読みやすい上にキャラ立ちが本当に漫画っぽいのでとても楽しく読めました^^

また、センターオブジアースと言えばなんか怪物みたいなのが出てきたイメージがありますが、なんと実際に原作でも出てきます。地底の中に古代生物が生きたまま存在しているなど、ものすごくファンタジーな感じですが、読んでいてとてもドキドキワクワクしました☺️

イヤ〜、やっぱりヴェルヌ作品はどれも面白くてハズレが無いですね^^映画版も見たいナア。フォロワーさんが教えてくれたんですけど、映画版はセンターオブジアース以外に『地底探検』というのもあるみたいなのでそちらも見てみたいですね。あと漫画版もあるみたいです。フォロワーさん達が色々情報提供して下さるのでめちゃくちゃ助かってます☺️
次はチャンセラー号読もうかな〜。それではまた!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?