見出し画像

ズムメシの裏側で。

ズムメシ企画運営その1野口です。

ズムメシ企画、立ち上がったのは2020年3月13日です。ちょうど一ヶ月前。厳密にいえば3月12日に企画運営その2のみきてぃとメッセで会話し始めたことがきっかけでした。みきてぃはサラリーマンでありながら、旦那さんがうどん屋さんを経営していて、飲食店について話をしていました。

3月13日はWHOがパンデミック宣言をするも、まだオリンピック延期は決まっておらず、東京の満員電車はまだまだフルボリュームの状況でした。それでもお店には人が来なくなり、商店街には人の気配が薄くなり、コロナの影響が色濃く出始めた飲食店という話をしていました。

わたしもみきてぃもしがないサラリーマンですが、食と食が生み出す人とのつながりが大好きでよく旅をしています。そして旅の先々で新たな感動や豊かな体験へのコネクトを提供してくれる飲食店さん、生産者さん、シェフのみなさんをリスペクトしまくっています。

その食のプロの皆さんにユーザー側から何かできることはないか。様々会話をしていきました。それで出てきたアイデアがズムメシでした。

お店の味をおうちで食べる。単なるお取り寄せではなくて、オンラインでお店の人から素材や作り方へのこだわりなどを聞いたり、他のお客さんとも交流したり。リアルに体験する以上のお店の価値をオンラインで感じることはできないだろうか?

「お気に入りのあのお店にズームで集まろう」というお客さん目線でのコンセプトで、活動してみようと決めました。お店のごはんをおうちで食べる、しかも、お店の人や、他のお客さんとつながって。

そこで、同じように飲食店さんに何かできないかと考え立ち上がり「みらいの食券」を開発した古庄さんや、生きることは食べることを2度の生死体験から体感しているともちゃん、食を何より愛しているフードコーディネーターふじこさん、この時期にSAKEICEというブランドを立ち上げることになった成田くんなどなどに相談を行い、3月30日に1回目のプロトタイピングをやってみよう!と活動を始めました。そんなこんなでの活動は、みきてぃのレポートを読んでいただけたら嬉しいです。

そんなズムメシですが、第2回をインドからの料理レッスンで、第3回を4月10日に鹿児島ラーメン「みよし家」さんで開催させていただきました。

実は、4月10日にみよし家さんでやろう!と決めたのは、4月1日で、実質7営業日で開催までこぎつけました。当日は画面の奥の方も含めれば60名近くの方が100キロ以上離れた鹿児島県霧島市の「みよし家」さんに集まりました。

この企画が開催できたのは、「肉の寺師」の寺師さん、「みよし家」の西社長が即断即決で実施を決めてくれたことが最大の起点であり、毎日メッセンジャーであれこれ話しながら、新しいモデルをつくろう!という熱意をガソリンに変えて毎日一緒に全力疾走してくださったことが最大の要因です。こちらは、終わってからの振り返りMTGの様子。最後まで熱血!

画像1

そして、参加してくださった方々も企画内容に不明瞭なことがありながらも「おもしろそう!体験してみたい!」と明るい方をみて時間とお金をつくってくださったことで実現ができました。

お店側の方も、参加者の方も画面を通じてフラットにつながり、一緒になってプレミアムな時間を紡ぎ合う。一緒に同じものをみて、一緒に同じ味を楽しみ合う。食を通じてつながり合う。それこそがズムメシの魅力であり、かけがえのない唯一無二の体験になるのではないかと信じています。

ズムメシでは、「開催してみたい!」という飲食店さんや、「このお店で開催手伝ってみたい!」というサポーターの方、また、なによりも参加者さんを絶賛募集しています。これからも広島、富山、奄美大島、福岡と開催が続々決定しています。ぜひこちらのnoteをチェックしてみていただけたらうれしいですし、なにかあればお気軽にzumumeshi@gmail.comまでご連絡いただければ幸いです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?