American Epic Sessions

つい最近になってこのドキュメント映画の事を知った。
1920,30年代の音楽がテーマ、見なくてどうする。
残念ながら近くで上映はなさそうなので、PCで英語版を見る。

お馴染みの、自分にはお馴染みで好きなミュージシャンや音楽が沢山取り上げられていて、4部のうち3部までは全く飽きずに普通の速度で飛ばさずに見入る。
そして4部ではレストアした20年代の録音機材を使っての録音セッション、これは期待も大きくなる。

いやはや実に素晴らしい!グレイト!アメージング!
と言いたい所だけど・・・。
一部を除く大半のミュージシャンが残念だった。もっとふさわしいミュージシャンがいるじゃないか?
助言や提案をしてくれる人物はいなかったのだろうか。
特に何度も出てくる面子の演奏は少し耐え難い。
緩さがなく楽しんでる感じも無くこちらも楽しめない。
貴重な機材を使って録音を残すほどの内容ではないじゃないか。

映像できける音楽とは別にサウンドトラックが発売されている。
ん?でもそれは78回転盤?レコードもあるようだけどさすがにLPだろう。
アマゾンのレビューではレコードを買った人が品質の悪さに驚いている。
CDやストリーミングできくのはちょっと違わないか?

また気になったのは、これみよがしに古い(高価そうな!)楽器を使いまわしているかと思うと、ごく最近のものが混ざっていたりとお粗末な事。
その程度でいいのか?ちゃんとこだわらないのか?

結局なんちゃってな感じでモヤモヤが残るものの、それも含めて楽しめたか。
Wikiで出演ミュージシャンの欄を見ると、ボーンをやっていたカロライナチョコレートドロップスにいた人の名前が無い事に気が付いたので書き足しておいた。おいおい。彼はとても良い演奏をしていたぞ!

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