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社会人留学を決めた理由。

こんにちは。シドニーに来て130日程度経ちました。
今日は、なぜ社会人留学を決めたのか書いていきたいと思います。
僕は、高校の頃外国語学科に在籍していました。そのため、英語の授業が多く、周りには帰国子女がいたり、英語をペラペラ話せる友達が多かったです。当時の僕は部活に打ち込んでいたため、英語にほとんど興味がありませんでした。興味を持てなかったというか、逃げていました。周りの子たちの完璧なスピーチ、ほぼ満点のテストの回答。それに対して、僕はほとんど話せない、テストでもいつも下位。劣等感を感じ、いつしか部活を言い訳に逃げていました。ずっと「みんなのように、いつかは英語を話してみたいな〜。」とただ頭に浮かんでいました。高校受験の際、留学する人や、それに向けて英語以外の言語(中国語・スペイン語など)を同時に学んでいる友達を見て、本当に尊敬していました。自分は英語の受験勉強で精一杯でした。

そして、晴れて看護大学に入学できました。その大学を選んだ理由も、「海外看護研修があるところ。」でした。別の記事に書いていますが、センター試験の際に科目に関して大きな失敗をしておりますが。大学在学中、韓国・アメリカへの看護の研修に参加しました。僕にとってのターニングポイントだったと思います。初めての外国が韓国だったのですが、仁川空港に足を踏み入れた時、「すごい。知らない世界。すごい‼️」と感動したのを今でも覚えています。そこから大学在学中、東南アジア、北米を中心に何ヵ国か旅行・ボランティアに行きました。正直、英語の勉強はほとんどしていませんでしてた。海外に行く旅に、ただ漠然と「英語話せるようになりたいな〜。」と思うだけで行動はしませんでした。大学4年次、僕は海外留学を考えていましたが奨学金もらう試験に3度応募し、全て落選しました。少しづつ海外への気持ちが高まっているのは事実でした。

そして、社会人1年目。集中治療室への配属となり1年目は仕事・看護の勉強に必死でした。ちょうど新型コロナウイルスの流行に伴い、医療現場が混乱している時期で、精神状態も不安定で、他のことをする余裕がなかったです。2年目になり、少し慣れてきたのでオンライン英会話や、某英会話スクールに通いました。「この自粛期間に少しづつ英語やってみようかな。」と少しづつ行動に移していきました。2年目の冬、TOEICを受験しました。自信を持って受けたのですがなんと「490点」。僕の中では、600点くらい取れた感覚で、聞く・書く能力でさえこの程度の成績なのだと痛感しました。その後に英検準1級を申し込んでいたのですが、まさかの自分の勘違いにより受験できず。そして、看護師3年目を迎えました。新型コロナウイルスも徐々に落ち着いてきて、世界的にも規制緩和、そして日本と海外の人の流通も盛んになってきました。「ちょうど、3年経つ。海外で生活してみようかな。」と考えるようになりました。1年間、飲み会を減らし、徹底的にお金を管理し貯金しました。留学について調べていく中で、「帰国後にどうしたら良いかわからなくなる。」や、「外国に行くから英語を話せるようになるわけではない。」などネガティブな意見を聞き不安になることもありました。しかし、「大学4年生の時も行けなかった。どうなるかわからないけど、行って後悔しよう。」というのが僕の意思でした。海外で看護師として働くことや、海外の大学院に行くのもいいな、くらいの感覚で思い切ってエージェントに連絡しました。何社か説明会に参加し、金銭面・現地での生活をイメージした結果、オーストラリア行きを決めました。

特に社会人になると、自分の会社での立場・役職があったりで退職しづらかったり、動きづらいかったなと感じています。もちろん、僕も退職の際マイナスな言葉をたくさんかけられました。また、周りの友達はしっかりラダー通りに昇進・成長していっていくという事実と向き合わなければいけません。

しかし、結局は自分の人生なので自分の意思が大切なのかなと感じます。現に今の僕は、思い描いた華やかな留学生活ではありませんが、新たな目標ができたり、英語が少しづつ自分のペースで上達でき、自信がついてきています。「来て良かった。」と心から思っております。

もし悩んでいる方がいれば僕は迷わず、「行きたいと思ったらすぐに行動に移し、行ったほうがいい。」とアドバイスします( ◠‿◠ )

もし留学に関して悩んでいる方や、迷っている方、ぜひコメントいただければと思います( ◠‿◠ )

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