子どもをほしいと思わないのは本能の衰えなのか?

EAPメンタルヘルスカウンセラー講座の中で、講師の発言に深く考えさせられています。

子どもは持った方がいい。子どもを持つのは動物としての本能だし、子どもを持つことで人間としても成長できる。子どもを持たない人の中には、親になる年になってもまだ自分のことや何の仕事をするのがいいのかなどの若い悩みにいつまでも悩んでいる人が多い。

動物と言っても人間は知能的な動物であるから、どう選択するかは個人の自由であるという前提のはなしですが、今まで子どもの話題を関係ないものとして遠ざけてきたわたしにとっては、初めて面と向かって(LIVE受講なのでカメラ越しだけど)言われたので鉄球で胸を叩かれたくらいの衝撃がありました。

わたしは今まで子どもを欲しいと思ったことがこれっぽっちもありません。若いときは大人になって結婚したら子どもを持つのかなと漠然と考えていたし、最初に結婚したときもそのうち子どもが生まれるんだろうかと思っていたけど、いざ真剣に考えると子どもを持つことがイヤだったのです。一度だけ妊娠したかもしれない騒動があったのですがイヤすぎて泣いたほどです。結局それはただの勘違いでしたが。結局は離婚して今にいたります。

晴れて子どもを持ちなさいという周囲からのプレッシャーからも解放されたわたしは、ひとりで生活していくために一生懸命勉強してなんとかひとりでも暮らしていけるだけの仕事にありつくことができました。そしてまさに講師の指摘どおり自分のことだけに今もうじうじと悩んでいます。

今までは考えもしなかったけれど、確かに親になれば自分のことにばかり悩んでなんていられなくなるんだろうと思います。講師の言葉を借りると

無理やり上に押し出される

ということでしょうか。だからと言って、自己成長のために子どもを持とうとは思わないし、やっぱり1ミリも子どもが欲しいとは思えないのです。カウンセリングの勉強をしている身としては、思い当たるふしはあるもののここいらで一度きちんとなぜ子どもが欲しいと思わないのか自分の気持ちと向き合った方がいいかなと考えています。心理カウンセリングでも受けてみようかな。おすすめのカウンセラーがいたら教えてください。

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