【第二の人生スタート!】
初めまして!私は現在9年目になる理学療法士です。臨床業務9年目を迎えた今、臨床をはなれ別の人生の道を選択しました!これから様々なことを情報発信していくにあたり、1回目ということで自己紹介を兼ねて少々私の話をさせていただきます。5スクロールほど☜お付き合い願います!
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臨床(医療介護機関)で働いていた20代後半のある日、自分の体の一部が急に使いにくくなった。もうかれこれ数年のお付き合い。徐々に症状の悪化?進行?により、特にここ半年くらいで明らかに動きにくくなってきている。
理学療法士としての臨床の業務は、直近では両側プラスチック短下肢装具(オルトップ)を使用し、同僚のサポートもお借りしながら継続して従事することができていた。外出時には1本杖を使用したり、屋内では伝え歩きをすることが増えている。臨床業務では患者様への治療をさせていただきながら、自分の体の使い方はどんどん悪化していく。臨床は私にとって一番の居場所、存在価値を感じる場所であるが、それは時に身体への負担を増やす場所となった。とてもやりがいがあり、大好きなことを仕事としながら、自分の体を酷使していたのは患者様のためなら無理をして当たり前と考えていたから。何より本当に楽しかった。しかしとあることをきっかけに臨床で患者様を少しでも良い方向にと支援するには、今の自分では患者様のためにも、更には自分のためにもならないと感じるようになった。ついに真剣に今後を考えるタイミングがやってきた。この1年くらいは心の奥底で、「いつまでこの体を保たせられるだろう」「流石にあと何年も保たない」と感じていた。いつか本気で考えないといけないことだと感じていながら、ずっとこの決断から逃げていた。
「臨床からはなれよう」
決断した途端、社会からの疎外感、セラピスト仲間からの孤立感(周囲の対応は何も変わらないのに自己否定)が襲いかかり本当に苦しかった。決断する時以上にその後が苦しかった。
理学療法士として臨床に従事して本当に良かったと声を大にして言えるし、臨床をはなれるなんて1%も考えたことがない。そもそも医療現場を志し始めたのも小学生の頃から。ご病気を患い障害を持たれている方のために、直接支援ができないかと。
「もし他の仕事ができるなら何がしたい?」 なんて冗談めいた話でも、
「理学療法士かつ臨床以外考えられない」 「他をするにしても医療現場にはいる」
と面白みもなく真面目に返していた私が・・・。
さすがに決断した時、メンタルはズタボロにやられた。なんせ今年以降の目標やすることが沢山あったから。
☑︎脳卒中認定理学療法士の受験 ☑︎日本ボバース研究会学術大会での初発表 ☑︎ボバース上級講習会参加 (去年は入院やリハビリ治療で受講できなかった) ☑︎KNERCのアシスタント活動 (上賀茂神経リハビリテーション教育研究センター) ☑︎県内研修会講師 ☑︎後進育成(職場も含めて) などなど
理学療法士としての臨床また後進育成としての立場などやりたいことも明確にあったのに・・・。そんな個人の目標より何より、患者様や利用者様にもっともっと直接触れて近いところで寄り添い支援したかった。
それでも悔やんでばかりいられないのが現実。
幸か不幸か、数年の間で色んな挫折や苦難とぶつかってきたからこそ、立ち直りは早かったかもしれない。
ただ自分一人では到底前向きにはなれなかった。こんな気持ちにさせてくれたのは、家族や友人をはじめ、今まで関わってきたセラピストの恩師、仲間、そして現在定期リハビリでお世話になっているBRiC(ボバースリハビリテーション教育センター)の先生方による心強いサポートがあったから。
私は理学療法士になると決めたきっかけから、これまでの理学療法士としての人生を振り返り今後どうしたいのか、譲れないものは何か、今の自分に何ができるのかなどたくさん考えた結果・・・
▶︎障害者支援に関わり続ける ▶︎ボバース概念の世界に関わる ▶︎理学療法士かつ障害を持つ者として両者に寄り添う
今自分が置かれている状況、立場だからこそできること、やるべきことがあるのではないかと考えています!
【第二の人生】のスタートです!
私のブログでは理学療法士である私×障害を持つ私の両者の視点で、両者にとって有益となる、情報発信をしていきたいと考えています。
どうぞ宜しくお願い致します!
▷▶︎▷Next... 【vol.1 保険外リハビリについて】
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