379杯目:【PTA】人前で話すという事
PTA会長を受けるか受けないかを考えた時に悩む理由に、会長という役職の仕事を具体的に理解しているわけではないけど、そういう見えないものに対して、自分には重荷だからと断ったりしますが、逆によく見えるものとしては、人前で話す事が嫌だから苦手だからというのがあります。
人前で話す・・・何でもない人には何でもない事かもしれませんが、嫌な人にとっては身が切られるくらい嫌な事だったりします。
人前で話すという行為を、苦手だからという理由を言う人がいますが、そもそも苦手というほど人前で話しているのかな?って思います。
PTAではないけど議員の方などで、いろいろな場所であの人の挨拶たくさん見るけど、いつも緊張していて辿々しいよねー。っていう人もいるので、そういう人は確かに人前で話すのは苦手という事だとは思います。
しかし、PTA会長をお願いした時に言われる苦手だからという理由は、ほとんどやってもいないものに対しての逃げの言葉なのではないかと自分は思っています。
人前で話すのが嫌と言う理由なら分かりますけど。
そう偉そうに言っている自分も、人前で話すことは負担でした。
でも、人前で話す事って慣れる事によって、どうにでもなるのではないかと思います。
もちろん慣れるまでが負担だったりはしますが。
自分がPTA副会長だった時、PTA運営委員会に会長が別件で欠席のため、会長代行をやらなくちゃならない時がありました。
副会長の時は、開会の言葉か閉会の言葉をやれば良いって気楽に考えていたPTA運営委委員会が一変しましたf^_^;
まず最初に考えるのは、代行とはいえ会長挨拶。
とても不安で、前の日も会議の直前も考えてしまうほどのプレッシャーでした。
会長代行挨拶が終わった時、あまりの安堵感に自分の中ではその時にPTA運営委員会も終わりました(笑)
PTA会長になると、会議以前に挨拶だけでもこんなにプレッシャーが掛かるなんて、やっぱり自分には無理だわ。なんて思っていました。
しかし、いざ会長になって、PTA運営委員会に臨むようになると、会長挨拶って会議の流れの中では大した役割をしていない事に気が付きました。
そんな事に気を遣っているより、もっとやらなくちゃならない事が会議中にも会長にはあるし。
だから自分の中では、人前で話すプレッシャーを克服したと言うより、他にやる事があるから、それに気を遣わなくなったらプレッシャーにならなくなりました。
人前で話す事はもちろん少なからず緊張はしますが、全体の流れから見れば、自分が思っているほど、会長挨拶って大した役割ではないし、聴く人もそれほど見てないし覚えていない(笑笑)
勝手に自分が思っている幻想なんですよねf^_^;
卒業式なんかは特に、静かな厳かでいかにも式という雰囲気の中で、来賓代表として挨拶をしますが、初めから終わりまでの卒業式会場の空気の流れを見ると、時間が後に行けば行くほど感動が増していって、卒業生が会場を去る最後が最高潮になったりします。
もうその時には、卒業式会場にいるすべての人が会長挨拶なんて覚えていません。当の会長以外は(笑笑)
そう考えたら気楽なものですよ、会長挨拶って。
話逸れますが、これって会長挨拶だけでなく、自分の思考法にも活用できます。
生きていく中で、世間体を必要以上に気にする人っていますが、あなたが思っているほど、周りの人はあなたに興味がないし気にもなっていない。あなたが勝手に抱いている幻想なんですよ!って(苦笑)
#コラム #PTA #PTA会長 #人前での挨拶 #自分が思っているほど周りはあなたに興味がない
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。