思考・脳内の話(思考の整理学・外山滋比古)
考え事をたくさんする。
最近は頭の中で色々思うことがあり過ぎて、iPhoneの中のメモや手帳に書き留めておくことを心がけているけど、それでもスマホを取り出せない時間とかに浮かんだものは記せなくて、あとから思い出せるわけでもなく消え去ってしまう。そういう時ってすごい喪失感がある。
高校3年生の頃に、思考の整理学という本を読んだ。
ためになるなと思ってずっと持ってたけど、今でも書店にいくとレジ前の目立つ場所にずらっと積まれていて、すごく評価の高い本なんだと改めて思った。
最近なんだか、頭をよく使うなーと思ってモヤモヤしていたので、この本を4年ぶりくらいにもう一度手にとって、読み始めた。
「手帳とノート」という小見出しで書かれた箇所があって、そこを一番に読んだ。
浮かんだアイデアは逃すまいと徹底的にメモすべきであり、さらにそのアイデアをどうやって自分で育てられるか。その術が書かれている。
簡単に言えば、浮かんだ思考は寝ぼけてでも、ミミズのはったような字でも良いから書き留めて、そのアイデアはしばらく寝かせておく。時間が経ってから「きちんとしたノート」に記し直して整理するのが良い。と書かれていた。
寝かせておく。というのは、時間が経ってから書き留めたものを見返すと、「ボツ案」のようなものが出てくるらしい。それらとは寝かせたのちにお別れ、ということ。
お買い物に行って衝動買いしたものに対して、少し時間が経つと魅力を感じられなくなる現象と似ているかもしれない。
そうしてネタのようなものを「きちんとしたノート」にためておくと、何かの話題に使えたり、発信材料にすることができるらしい。
書かれている概要はこんな感じ。
私もまさに、こうしてノートのネタを集めるために、このやり方は使えるなあと思った。「きちんとしたノート」にまとめ直すのは少々手間がかかってしまうけど、今ならデジタルでもう少し簡単に思考を整理することができるかもしれない。
・・・
この本を持ち歩き始めて数日、実家に帰ったら母親も同じ本を読んでた。
タイムリー過ぎて怖い笑
高校生の頃に実家にあって読んだ本を私が一人暮らしのアパートに持ってきた。
だから今実家にこの本は無いはずなのに、え???って思ってたら、
「もう一度読みたくなって最近買った」らしい。
タイムリー過ぎて、本当に怖い笑
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